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「君のいる町 妄想200話 SPECIAL EDITION」の感想のようなもの

この記事は

「君のいる町 妄想200話 SPECIAL EDITION」の感想になります。

はじめに

瀬尾先生渾身のシリーズ第2弾は予告通り「君のいる町」となりました。
やはり本編を全く読んだことも無いのに、当然のように買ってしまいましたので、感想を書いてみます。
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感想

今回も「風夏」の時と同様にアニメ版ディスク特典漫画を中心に編纂されていますので、アニメ版のディスクを全巻持ってるぜって方にはほぼほぼ既出のものになっています。
総括的なことを言えば、正直ウリのエロ戦闘力に関してはパワーダウンしてます。
時系列を考えれば、パワーアップなんですけれど、このシリーズの出版順からするとね。
だから、「君のいる町」のファンって訳ではなくて、瀬尾先生の描くヒロインのえっちい漫画を読みたいという人にはあまりお勧めできない本になっています。

だもんで、若干ガッカリしてる訳ですが、でもまぁ、こういうのは良いよね。
ヒロインそれぞれには固定ファンが付いてるし、でも、全員が全員本編で報われることはなくて。
「妄想」とはいえ、公式でifエンドを作ってくれるのは有り難いことだと思う。

当然「報われる」=「えっちする」というのを望んでない人もいるでしょうけれど、そこは表現手法の1つというか。
付き合ってれば必ずする行為ではあるので、目を瞑ってもらうしかない訳ですけれど。
個人的には、そこが意義ある事だと思うのです。
と、ここでその意義についてダラダラと書いてたのですが、「風夏」の時の感想で似たような事をダラダラ書いてたので全部消しましたw

じゃあ、何を書きましょう。
名案を思いついたんですよ。
まどろみの中、「ああして、こうして、こういうこと書こう!!よし完璧だ」と頭の中で構築して、目を開けた瞬間に全てを忘れてました。
あれれ~?
それから、半日一生懸命考えたのですが、思い出せませんでした。

取り敢えず、こういったシリーズは今後も作者の枠を超えて出して欲しいなと思うんですよね。
「ドメカノ」とか「ドメカノ」とか「ドメカノ」とか。
あと「ドメカノ」。
ならば売り上げも多くあって欲しい。

2冊読んできましたけれど、現状だと本編のファンの一部と僕のような変態しか買わないんですよね。
理由としては明確で、「ファンブック」の域を出てないから。

初出を考えれば当然なのですけれど、本編を読んでる(アニメを見てる)前提で描かれてるんですよ。
ページ数も短いから基本的なお話の流れも一緒。
主人公とヒロインがいちゃいちゃするだけ。
今回はそのイチャイチャもほぼ無し。
行為に至るまでの会話⇒服脱いで裸になる⇒朝チュン⇒ピロートーク
という構成。
(描き下ろしはもう少しだけイチャイチャあります。)

何が言いたいのかと言うと、物語が無いので、キャラが分からない。
関係性が分からない、背景も分からない。
結果扇情的な気分にならない。
このシリーズを続ければ続ける程、売り上げは落ちていく気がします。
(本編を知らない変態の購入者が減る)

流石に加筆してとは言いません。(多分やると加筆レベルでは済まなくなるので)
せめてキャラ紹介ページ的なのは欲しいかな。
それでどこまでキャラに感情移入できるかは分かりませんけれど、無いよりマシだと思うの。


とはいえ、「本編のファンの一部と僕のような変態」が購入した分だけで、続刊が可能なだけ売れてるのなら問題ないんですけれどね。

終わりに

書影探してたら、kindle版のページに辿りついたのですが。
紙版よりkindleの方が高いケース初めて見た。
そんなことあるんだ(汗