アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「風夏 ヤっちゃう!?ヒロインとの妄想初体験」を語る

この記事は

「風夏 ヤっちゃう!?ヒロインとの妄想初体験」についてです。

始まりは如月

それは2018年2月中旬の事でした。
いつものように「講談社コミックプラス」の発売予定表を見ていた時です。
「週刊少年マガジン」の項で一種異様な文字列が目に飛び込んできました。
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なんだこれは…。
動揺する僕。

講談社始まったな。

そう思った瞬間でした。

本編未読だ!!

「涼風」はTVアニメを見てましたね。
それもあってか、「風夏」が始まった時には、懐かしさから「マガジン公式サイト」で1話を試読。
明るくて可愛らしい子だなと好印象を抱いたまま、しかしながら、作品に触れる事無く時が経ち、ある日ネットニュースで愕然としました。
そうです。
風夏の死が大々的に報じられたニュースです。
読んでなかったのに、それは無いわといっきに興味が失せてしまいました。
だから、アニメも見ませんでしたし、もちろん漫画も「Hな袋とじ」しか読んでません。
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そんな人間がこのコミックスを買うでしょうか?
勿論買いました。
発売の第一報の時点で購入を硬く決意してました。


やっほーぅ。
遂に発売日を迎えたぜ~!!

中身について語るよ

先程書いたように、アニメ見てませんでしたので、自然BDの特典についても知りませんでした。
裏表紙に書かれてますが、本書はBD初回特典のオールカラー漫画6篇と「Hな袋とじ」3篇、描き下ろし1篇で構成されています。

仕様としては、「SPECIAL EDITION」を謳うに相応しいものになっております。
コミックスでは大変珍しいハードカバーを採用。(お陰で読みにくいったらなかったw)
オールカラー漫画6篇はそのまんまカラーで収録されており、920円という価格に見合っています。

それでは1作品ずつ詳細を見ていきましょう。

BD初回特典のオールカラー漫画

1話16ページで構成されたえっちな漫画。
「究極の二択」を除き、優とヒロインが付き合ってる設定で話が始まります。
大体
「ヒロインが半裸の状態」
  ↓
「優が部屋に来て驚く」
  ↓
「えっち」
という「ストーリー」を全力で投げ捨てた構成。
ここまでくると、本当に潔いと思うw

そういうコト(秋月風夏)

「講談社コミックプラス」で全ページ読めます。
akm.md-dc.jp

本編で死んでしまったヒロイン・秋月風夏との初夜を描いています。
とはいえ、本番シーンはありません。
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告白の返事(氷無小雪)

ここからはサブヒロイン達との読切が続きます。
氷無小雪。
本番はカットですが、尺八はあります。

男らしく!(石見沙羅)

「3つの山頂の偉大な薬」が女の体に見出され、それは次の3つの汁、もしくは精からなる――1つは女の口から、もう1つは胸から、そして3つ目の、最も強力なものは「緋色の茸の頂」にある「白虎の洞窟」からのものである。

こんなことしてます。
すごいですぅぅぅ。

ドヘンタイ!(日野上青葉)

タイトル通りド変態なお話。
笑ってしまった(笑
ギターシールドを青葉の体に巻き付け、ギターに見立てて演奏するというプレイ。

保健の授業(吉野友美)

エロマンガ。完全なエロマンガ。
一連の行為を完全に見せちゃってます。

究極の二択((秋月風夏 氷無小雪)

美少女2人に迫られてしまったら…。
下着姿で追い込まれ、衣服を脱がされ、バナナを貪られる。
そういうお話。

Hな袋とじ(1)

「週刊少年マガジン」20017年41号に収録された作品。
モノクロです。
メインヒロインなので「史実」と捉えても良いのかもしれませんが、繰り返すようですが本編未読なので分かりません。

最高のユニゾン(碧井風夏)

キスして尺八してもらって、本番へ。
何度読んでもこれが少年誌に掲載されていたという事実が信じられません。

描き下ろし

本書の描き下ろしがここで登場してます。

お侍サマ(シェリー・ホーネット)

優の日本刀でシェリーをメッタ刺しにして成敗しちゃうお話。
なにこのプレイというか、なにこの話w
ギャグと紙一重ですね。

Hな袋とじ(2)

もう1つのエピローグと捉えても間違いでは無いのかなと。
「もし秋月風夏が生きていたら」というifストーリー。
秋月風夏が好きなファンへの最高のプレゼントだと個人的には思います。

誕生日(秋月風夏)

前後編の前編。
えっちえっちえっち。
本番の準備段階。
風夏の女の子な部分が優に蹂躙されます。

風夏(秋月風夏)

尺八から本番。
そしてもう1つのエンディングへ。

少年誌でこういう本を出す意義

描写的には、青年誌のそれと同等か上回ってしまっています。
本当に過激です。
ここまで少年漫画でやっていいのだろうか?
疑問はあります。

今の規制規制の世の中からすれば、完全アウトでしょう。
しかし、個人的にはこういう作品こそ少年漫画で描きべきなのかなとも考えるのです。

性行為というのは、いきものにとっては大事な行為です。
特に女性にとっては大切です。
それは一歩間違えれば、女性の心にも身体にも大きな傷を残す恐れがあるからです。

強姦や痴漢など直接的な性犯罪はもちろんのこと、間接的なことだって傷を負わせかねません。
ましてや妊娠してしまったらオオゴトです。

責任感の無い男ほど簡単に堕胎させろとか言いますが、僕はそんな考え方を嫌悪します。
宿った時点で大切な命です。
殺人に等しい行為。
そんなの認めたくありません。
(女性から望んでとか「性犯罪で身籠ってしまった」とか色々とやむを得ない事情はあるでしょうが、それは横に置かせて下さい。)

ともかく女性を傷つける恐れのある行為。
それなのに、世の中は男子に対して性教育を避けています。
とにかく「教育に悪いから」という理由で、えっちなものは彼らの視界から排除します。
それは本当に正しいのでしょうか。

精通したら、男はみな狼になります。
特に若ければ若いほどオスになります。
すると、女性を傷つけることを知らずに、本能のままに行動します。
性行為の「危険性」を知らないから、歯止めが利かない。
なにかあってからでは遅いのに、その対処をしないんです。

何故、女子同様学校で教えないのでしょうか。
今の教育現場では変わったかもしれませんが、少なくとも僕はそういう教育を受けてきませんでした。


女子の場合、少女漫画でも学びます。
少年誌に比べて規制が緩いのか、それとも教育の為なのか。
後者と考えると納得出来るのですが、少女漫画は性描写に対して結構緩いです。
以前見た画像だと、「正しい尺八のやり方」なんて図解も見ました。
やりすぎな気もしますが、女子に正しい知識を与えることは大事ですし、少女漫画がそれに貢献してるのでしたら「正しい」のでしょう。

少年漫画もかくあるべきなんじゃないでしょうか。
「正しい知識」を覚えさせる。
規制はある側面に対しては正しい対処なのかもしれませんが、やりすぎると逆効果なのかなと。
漫画を通して、少年達に正しい知識を与える。
そういうことがあっても良いんではないかなと思うのですね。


まぁ、「風夏 ヤっちゃう!?ヒロインとの妄想初体験」はただのエロマンガなので、そういう教育的な側面を見出せない為少年にほいほい与えていい本では無いですけれど。

終わりに

規制だけの少年漫画に良い意味で一石を投じる作品になれば良いなと思いました。