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「名探偵コナン」 第96巻 感想

この記事は

「名探偵コナン」96巻の感想です。
ネタバレあります。

コナン祭だ!!

毎年映画の公開にタイミングを合わせて発売していたコミックスも、昨年は残念ながら無し。
今年は2年振りに合せてきましたよ!!
「ゼロの日常」など関連コミックス3冊と併せて同時発売。

しかも日付変わって遂に明日には映画が公開!!
滾りますね。

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©青山剛昌
ではでは、久々に感想行きます。

File.293「狙われた女性警察官」

血がべったりの現場に躊躇なく頭を付けて寝転がる女。
徹夜明けとはいえ、近くでおっさんが叫び声を挙げてても気付かない程、殺人現場で熟睡しちゃう女。

赤井もどっかでこの由美の堂々たる雄姿を見てたんだろうなぁ。
そりゃ「警護が必要な女性」には見えないでしょうねw
(分かってますよ。酔っぱらったガサツな男2人組を前にたじろがなかったからだっていうのは、はい。)

さてさて、やはりというかなんというか。
千葉がくっつきやがった~~~~~~、ちくしょ~~~~。
良いなぁ、千葉君。
苗子みたいなカワイイ彼女が出来て。
羨ましい。


見苦しくてすんません。
モテないオッサンの僻みが爆発しちゃいました。


それにしても原作でも黒田が安室をバーボンと呼びましたね。
「ゼロの執行人」では、黒田と安室が会話してるように見せかけて、実は別の人物とそれぞれ通話してるのではないかとも思ってたのですが…。
これは確定かな。

ただ、それでも「黒田」=「ラム」とは限らない訳で。
寧ろ「推理漫画の鉄則」から言えば黒田はラム候補から完全に外れたと見做す方がセオリー。
だって、探偵役が犯人(ここではラムの正体)を暴く前に、読者にだけネタバラシする訳無いもの。

そうならば、黒田は警察の人間で間違いなく、かつ、組織のことを知っている立ち位置にいることもほぼ確定。
黒田自身公安の可能性が高い。
しかも、安室に命令できる立場なので、かなり上の役職なのかな。

なら、何故安室をわざわざ組織のコードネームで呼んでいるのか…。
分からない。
すっきりとした考えが浮かばないんですが、組織に盗聴されてるとかかな…。
だとしても、黒田が組織に狙われるしなぁ…。


実は黒田がやっぱりラムで、ラムも「組織の裏切り者」だったりして(笑
組織のNo.2まで裏切り者で構成されている世界的犯罪組織。それが黒の組織だ!!(ドーン)


…流石にそれやられると組織が哀れすぎるw

File.294「唇を狙う男」

キッド編。
しかも平次まで出てくるという豪華仕様。
更には、諸伏警部が登場。
組織編の伏線まで張ってあるというてんこ盛りのエピソード。

キッドの方は、「コナン」のキッドではなくて「まじっく快斗」のキッド。
つまりは、ギャグ的な要素強めのお話でした。

「コナン」で描かれるキッドは、クールで二枚目的な印象が強く、それはコナンの目線を通しているからというのは、青山先生が語っているところですが。
いつからだか、本来のちょっとドジな面も描かれるようになりましたよね。
コナンから見ても、キッドの「実像」がばれたからなのかもしれません。
で、今回はまさに「まじっく快斗」での本来のキッドに近い描かれ方で、これは結末を見るに「キッドに華を持たせる為のお話」だからなのでしょうね。

故に「常に膝を曲げて背を低く見せていた」とか「和葉の一人称を間違える」(キッドはちゃんと「あたし」と呼んでる和葉を見てるにも関わらず)とかドジな部分にも納得でした。
それでも気付けない平次がどれだけ恋愛脳になるとダメ探偵になるかも強調されていたので、凄く良い組み合わせでした。


で、諸伏警部の弟がスコッチだと分かった訳ですけれど。
諸伏警部は組織編に絡んでくるんでしょうか。
流石に意味も無く、こんな設定ぶっこんでこない…ですよね。

黒田絡みなのかな…。
長野県警が絡ませるには、黒田がラムだったというルートを取らざるを得ない気がするし。


やはり組織のNo.2も裏切り者だったか…。
残念過ぎるだろ、ジン。

File.295「死を呼ぶドラマ撮影」

「アゼンジャーズ」に笑った(笑
日本の観客動員数を増やしたいからってwww
話題がタイムリーすぎるw
つい先日「紺青の拳」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」のコラボが発表されたばかりなので、余計に笑えました。


事件の方は、久々登場・蹴撃の貴公子。
転落トリックと毒殺トリックという、2つの大きな謎を詰め込んだ長編の連続殺人事件。
いざ謎解き!!とはりきったのですが、全く分かりません…。

キャップ=帽子
という感じで、AD君を疑ったのですが、怪しい描写が見つからず。
なんだろ。
静電気のボールペンを使ったのかなとも最初思ってたのですが、これも無関係だろうか…。
毒殺トリックも全く分からないので、お手上げ。
素直に秋を待ちます。


それにしても、この監督大丈夫でしょうか。
眼鏡を掛けてたとはいえ、京極に気づかなかったり。
長年撮影を共にしてるのであろう女優のアクションシーンを自ら撮ってたにも関わらず、それが本人だと気付いてなかったり。
かなりボケ入ってるんですがw

いや、待てよ。
これ伏線じゃないか。
実は犯人は監督で、神明の撮影シーンには居なかったとか。
居ないからなんだと言われても分からないですがw

ただ、監督が怪しいとすると、転落シーンのカメラアングルもなんかおかしい気が。
少しずつ左にずれてるのは何故なのだろう?
右側に映したくないものが映ってたとか???
無関係かな???

結論

黒の組織は、No,2も裏切り者。
違っててくれぇ。