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「くノ一ツバキの胸の内」 第1巻の感想なんだけどー

この記事は

「くノ一ツバキの胸の内」の感想です。
ネタバレあります。

はじめに

「くノ一」って、なんでこう書くかご存知ですか?
「く」が平仮名で「ノ」がカタカナ。「一」が漢字。
組み合わせると「女」になるからですね。
小学生の時に初めて知った時は、メッチャ感心しちゃいました。

てなわけで、「くノ一ツバキの胸の内」第1巻を購入しました。
山本先生関連コミックス4冊同時発売です!!
全部購入。
あ。「からかい上手の高木さん」は勿論OVA付き限定版の方です。

くノ一ツバキの胸の内 1 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

くノ一ツバキの胸の内 1 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

今回は本書を取り上げて、感想を書かせて頂きます。

1話で既に面白い。

山里で修行して暮らすくノ一の集団・あかね組。
彼女達は2つの学年に別れて、座学や実技で忍者としての腕を磨いています。
女だけの里で育った彼女達は、男を噂でしか知りません。
曰く、臭い。
曰く、頭が悪い。
曰く、口汚い。
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残虐で力が強く、油断ならない男。
まるで仇敵のような感覚で男のイメージを植え付ける先生。
近くに男の忍者の里・あおい組があるようで、両者の間にはなんらかの因縁がありそうです。

そんな狭い世界でのお話。
この漫画のメインは3人のくノ一ガール。
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左の子がアサガオ。
寝ることと食べることが大好きな褐色天然少女。
筆頭アホの子。
可愛いです。

サザンカは悪い子。
と云っても、ツバキをお姉さまと慕い、「ツバキの為」という思い込みから暴走しちゃうという意味で悪い子。
褒められたいとか会いたいとかいう理由で授業を抜け出しては厄介を招くトラブルメーカー。

そして主人公がツバキ。
真ん中の子です。
戌班班長で実力はあかね組でも筆頭。
その見事な手練れは、年下で班員の2人を追走している時にしっかりと描かれています。

そんな彼女は、あかね組の中で唯一男に興味を持ってしまいました。
未だ見たことの無い男という存在。
その存在に何故だかときめきを隠せません。
つい後輩2人の前で本音がポロっと出てしまいます。
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なんという破壊力でしょう。
こういうのなんて表現するのが的確なのかな。
恋…じゃないですよね。
相手がいないので。
憧れというのもなんだが違う。

ならば、「乙女心」とでもいうのでしょうか。
最早本能ですよね。
自然と女が男に惹かれるという生物のDNAに刻まれた気持ち。
悪い噂に惑わされず、高鳴る鼓動に従って、ひと目見てみたいという純な気持ちなんです。
とこまでもどこまでも純粋な乙女心で、故に、尊い。
故に可愛い。

1話はこのコマの破壊力を最大限に高めるように構成されています。
悪い子を嫌うツバキが、一番悪い子になろうとしている。
そのギャップに萌えるんです。
結局悪い子になりきれなかいツバキは、男を見れる最大のチャンスで逃げてしまうのですが、そこがまた愛嬌があって可愛いです。

3人の基本的なキャラクター。
特に主人公ツバキがしっかりと描かれていて、だからこそ第1話から面白いのです。

男が出てくるのではないか?

ところで、今後物語はどのような方向性に進むのでしょうか。
今作は「高木さん」とは異なり、話が繋がっています。
「高木さん」もちゃんと時系列通りに追えば繋がってるのですが、繋がりが希薄で、1話完結の要素が強いです。
簡単に言えば停滞してるんです。
対して今作は、1話完結方式を採用しつつも、話が進行しているように感じます。
あかね組の全容を少しずつ出しているのが現状。
くノ一のメンバーの紹介のターンなのでしょう。
一通り出揃ったら、じゃあどうなるのか。

あおい組が出てくるのかもしれません。
いよいよ作中に男が登場し、ツバキがどう行動するのかが中心になってくる…のかも。
2つの里の本当の関係も明かされるでしょうし、本格的なラブコメに転じるのかもしれない。
可能性の1つとしては有り得ますよね。

が、そうならない可能性もあります。
お話が停滞するのかも。
兎に角1つのシチュエーションで多彩なお話を作るのが上手い山本先生のこと。
「見たことの無い男に興味津々のツバキ」という定まったシチュエーションに拘って、色々なお話が展開されるかもしれませんね。


1巻の時点では、まだまだどう転ぶのか不明なのです。
が、僕としては、前者を希望したいです。
というか、そうなるんじゃないかと勝手に思いこんでいます。

既に「見たことの無い男に興味津々のツバキ」を無視したお話があるからです。
第5話「仲良し対決」と第6話「努力と天才」です。
5話ではツバキが殆ど登場せずに、アサガオとサザンカを主役に据えています。
より深く2人のキャラを掘り下げて来てるのです。

6話ではベニスモモがメイン。
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2話の初登場時には、ツバキの一喝でビビってる感じでしたが、実力者だったのですね。
可愛いです。
一瞬で好きになりましたw


僕の説の後者で展開させるならば、もっとガッツリと「見たことの無い男に興味津々のツバキ」というシチュエーションを見せてくれる気がするんです。
脇目も振らずに、そちらに集中していくというか。
でも実際は、ツバキよりも他のキャラクターの掘り下げを中心にしつつあります。
あかね組をしっかりと描いているのは、後々大きく話を動かしたいからなのかなと想像したのですね。

男忍者対くノ一みたいなバトル方面には行かないでしょうけれど、忍者を出しつつも新しい展開を見せてくれるんじゃないかなと期待しています。

終わりに

ツバキちゃんは定期的に幼女バージョンに変化してくれると嬉しいなw
アサガオと一緒になって「かわいー」って言ってましたもの。
そこにも期待しつつ…。

男を知らなかったツバキが男を知って(って書くと卑猥な意味に聞こえるな…)恋に落ちる。
そんな姿が見たい!!
絶対に今以上に可愛くなるよ。
是非にラブコメ方面に舵を切ってもらいたいものです。