Mangaism

アニメ、漫画の感想や考察を書いてます

2017年公開アニメ映画自選トップ3

この記事は

2017年回顧記事の1本目になります。

はじめに

皆さま、明けました。
昨年は沢山の方に訪問頂きまして、誠にありがとうございます。

今年は、本当の意味でマイペース更新を目指して。
週1くらいのペースを最低限維持しつつブログ運営をしていこうかと考えております。
宜しくお願い致します。

さて、本来であれば旧年中に済ませなければならなかった記事ですが、自分のミスで年を越してしまいました。
回顧記事は2本上げる予定です。(予定は未定)
今一生懸命秋アニメを見てるところで、見終わり次第TVアニメ10選でも書ければいいなと。

そんな先の事はさておきまして、第1弾は映画編です。
順位とか点数とか取っ払って、本当に面白いと感じた作品3本に絞って2017年に公開された映画を選んでみました。
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「劇場版 名探偵コナン から紅の恋歌」

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先ずは定番のシリーズから。
「コナン」大好きな僕にとって、2017年の今作は間違いなく名作でありました。
歴代でも1位2位を争う程好きな作品。

ミステリ、ラブコメ、アクションと全ての面で突出していて高いレベルで融合した今作。
突き抜けた爽快感がありました。

先ずは練られたミステリ。
倒叙型からフーダニットに繫げる手腕、しっかりとした犯行動機とミステリとして非常に面白いものになったのは、脚本家に現役ミステリ作家である大倉氏起用の成果。
百人一首の使い方と良い、練られた構成には飽きずに見れるストーリーの根幹がありました。

アクション。
序盤と終盤、2度にわたって繰り広げられた脱出アクションはまさに圧巻。
最初はコナンに、最後は平次にと見せ場を分散し、それぞれを立たせる事にも成功しています。
この辺脚本とは変わっているので、監督の功績なのでしょう。
個人的には、脚本の脱出より映像の方が迫力があって好みです。

ラブコメ。
平次と和葉のラブコメに初めてといっていい恋のライバルが出現。
ライバル・紅葉と平次への告白を掛けて挑む百人一首の戦い。
和葉の戦いにも注目です。


ともすれば、マンネリになりがちな定番シリーズものでありながら、毎回新鮮な驚きを与えてくれる「劇場版コナン」シリーズ。
21作目にしてシリーズ屈指の作品を放てる凄さに圧巻されました。
nuruta.hatenablog.com

「劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール」

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これまでは、ゲーム世界内でのキリト達の戦いや日常を描いてきた本作も、この劇場版に於いて初めてリアル世界での戦いを強いられることになりました。
リアルな死が付き纏う中、今までのような動きも出来ない中でも、キリト達は戦い勝利をもぎ取る。
それは彼らの命の輝きを表現していました。

見所はラストバトルです。
これまでの歴史…戦ってきた経験値全てをぶつける死力戦は、まさに手に汗握る死闘。
ラスボスの脅威さもさることながら、1人の少女を守るためのキリト達の勇気と強さに感服しました。

深夜アニメ初の…ラノベ初の劇場版として屈指の出来だったのではないでしょうか。
個人的にも強く印象に残った作品となりました。
nuruta.hatenablog.com

「きみの声をとどけたい」

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湘南。
小さなFMラジオ局を復活させるべく少女の行動がやがて町を巻き込んだ小さな奇跡を起こす。
劇場公開規模も小さく、あまり知名度の高くない本作ですが、内容は非常に心に響くものがありました。

新人キャスト達の瑞々しい演技を彩るように、その物語は青臭く、そして爽やかであり。
鑑賞後の心に爽やかさを残してくれる最高のストーリーを響かせてくれます。

王道物語を斜に構えず真っ向から全力で描き切る爽快感と感動を是非味わってほしい。
こういう良作はもっと広く多くの人の目に触れて欲しいです。
nuruta.hatenablog.com

終わりに

今年も色々な名作に出会えることを願っております。