Mangaism

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「金田一少年の事件簿」完結に寄せて【淋しい】

この記事は

「金田一少年の事件簿」の記事です。
今年一辛いニュースでした。

「金田一少年」が終わってしまった…

なんだか最近「妹さえいればいい エロ」で検索されまくってる「アニメな日々(以下略)」です、こんにちはw
どんだけエロに飢えてるんでしょう。
セックスシーンもあるんで、気になる人は買うと良いよ。

さて、衝撃的なニュースが入って来ました。
もう「ラブライブ!サンシャイン!!」の感想記事しか更新する気なかったのに、書かない訳にはいかないじゃないですか。
「週刊少年マガジン」で連載中の「金田一少年の事件簿R」が「金田一二三誘拐殺人事件」を最後に終了してしまうという衝撃。
えええええええええってなりましたよ。
しかも、大人になって「イブニング」に移籍って…。

正直に言えばあまり嬉しくないニュースだったんですね。
ずっと習慣的に続いてきた「金田一少年」が遂に終わってしまう。
ライフワーク的に続いていくと思われていたのに、終わってしまった。
これはショックですよ。

前向きに

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ただ、まあ、前向きに捉えていきましょう。
「イブニング」も読みましたが、先ず1つ言えるのは、トリックの幅が広がるという事は無いということでしょうか。
青年誌に移ったから可能になるトリックって思いつかないんですよw
タバコとかお酒使えるって漫画には描かれてましたけれど、少年誌でもそれを使うトリックには何の問題も無いでしょう。
てか、はじめって、タバコも酒も嗜んでいるって設定でしたしね。
初期には(関節的な)描写もありましたが、もう忘れ去られてるんでしょうかね。

学生という一種の枷を外した事で、物語性に幅は出るんじゃないかなと感じています。
学生ならではのイベント毎は既にやりつくしていますし、学生には出来ないことをストーリーに落とし込めるのかなと。
つまりは、今までは、事件を解決する事を繰り返していましたが、もっと大きなストーリーを背後で動かせるのかなと思っています。

そこで活躍出来そうなのが高遠。
高遠については一切が謎で、伏線が放り投げられた状態。
「R」で未解決の謎を大人版で回収する必要があります。
高校生では、捕まえきれなかった高遠との真の対決を軸に、ドラマが盛り上げられていくのかなと。
高遠アンチも多いですけれど、彼との決着はどうしても見せて貰いたい要素ですからね。


さて、連載間隔も平常運転になってくれるとそれは、嬉しいなと感じますね。
今は、1つ長編を連載すると、一定期間休載し、長編を連載…の繰り返しでした。
決して「週刊連載をしていた」とは言えない状態が長らく続いてしまっていました。


天樹先生の多忙が一番の理由になるんでしょうけれど、今度の「イブニング」は月2回刊行の隔週誌。
ページ数を週刊時代と固定にすれば、単純計算で1つの事件を描く期間は倍になります。
その余った時間を使って、なるべく休載期間なく連載して欲しいなと願っています。

#金田一大人版どうなる

一番想像しやすいのは、はじめが私立探偵になっている姿ですね。
依頼も無く、行く先々で事件に遭遇するのは相変わらず。
たまに高遠に絡まれ、美雪に求婚しては玲香に鼻の下を伸ばして怒られる。
遊びに来たJKフミに弄られつつも、楽しくもしがない探偵稼業に追われる姿を描いていく。

殺人事件に拘らずに、色々な事件に今以上に挑戦できる土壌が「私立探偵」という立場なら出来ますし、お話作りもいくらか楽になりそうです。
先程書いた「大きなストーリー」というのも、なにもvs高遠に拘らずに、色々と広げられるとも思います。


決して流行ってない探偵業。
はじめには一番似合うと個人的には思います。

終わりに

もう少し「R」を読んでいたかったのですが…。
折角大人版になるんですから、今まで出来なかったことに挑戦して頂きたいですね。
殺人事件の解決というループから抜け出して、しかし、本格ミステリはそのままに奥行きのあるドラマ性を盛り込んだNew金田一に出会えたら。