好きな漫画の打ち切りを回避するために出来ることなんて無いんだよ
この記事は
好きだったマンガが打ち切られてしまったショックで書いたただの愚痴。
一昨日の夜中知った。
好きだったマンガ「ななしのアステリズム」が打ち切られていました。
最終5巻が4月下旬に発売されていた事も一昨日の夜中に知りました。
まさに絶望。
アマゾンの書評とか読むと酷評の嵐。
そんなに時間無い中で強引に纏めざるを得なかったのかと恐怖に怯えつつ、最終巻を買ってきました。
3人の秘密の吐露という一番見たかったのは叶わなかったですが、秘密で始まり秘密で終わるという点。
時間が無い中でも最低限纏めてあった物語はレビューで書かれてる程酷くはなく、寧ろ良い終わり方が出来たのではないかと思っています。
「打ち切られたことが良かった」訳では無いですよ。
勿論、打ち切られたのはショックです。
もっと先を読みたかったし、「司と男子2人は、思春期にありがちな同性をつい好きになってしまう」ことと「撫子、みかげはガチ」の「差」を描いて欲しかったところではありますが、カバー裏でその辺さらっと描けているので、これはこれでしっかりと終われたのかなとも。
ここまで好きになった作品が打ち切られたのは、いつ以来だろう。
「放課後ウィンド・オーケストラ」かな。「P2!」かな…。
どっちが後だったっけ?
まあ、絶望ですね。
でもね、こればかりは仕方ない。
1人の人間の力なんて、所詮打ち切り回避には繋がらないんだから。
1人の人間が打ち切りを回避する事は出来ない
「LOGIC & MATRIX」というサイトをご存知ですか?
大学生頃に嵌っていたテキストサイトです。
管理人の遊星さんが当時嵌っていたのが「武装錬金」。
後にアニメ化も果たしますが、「ジャンプ」では敢え無く打ち切られてしまった作品です。
その「武装錬金」のコミックスを大人買いして必死に応援されていたのが遊星さんです。
以下、その一部始終です。
どうしてこんなことに・・・。
2巻を15冊。
3巻を21冊。
4巻を30冊。
5巻を10冊。
6巻も10冊。
人気投票には42票投稿。
それでも、打ち切られたんです。
1人の人間がこれだけやっても現実は残酷。
どう足掻いたところで、1人の人間が打ち切りを回避させることなんて出来やしないんです。
人気サイトの管理人さんが、面白いからと(文字通り)身体を張って布教活動に努めても、それでも、打ち切りを免れなかった。
この事実は非常に重いです。
かたや、ネットの片隅でぶつぶつ言ってるだけの僕。
買ってるのはコミックス1冊だけ。
それも買いだしたのは年内。
ネットで読んで、応援するという事も無くコミックス派を貫いた。
貢献度で言えば俄然低いでしょう。
そんな人間が「打ち切るなんてふざけんな」とは言えない。
言いたいけれど、言えない。
寧ろ今のご時世で紙のコミックスを最後まで出してくれたことに感謝しなければならない。
いや~、でも悔しいです。
あまりの精神的ショックで、仕事に行けないくらい凹みました。(実際今日休んでしまった。死にたい。)
こんなに面白い作品が何故って疑問しか無い。
1人の人間に出来ることなんて無いと分かっていながら、何かなかったのかと悔いずにはいられない。
打ち切り回避する為に実践出来ること
実践できることといえば、紙の本を発売3日(だったかな)以内に買うことくらいでしょうか。
電子書籍はいくら買っても、出版社側に考慮されないようなので。
紙の本を発売からなるべく早く買う。
これ大事。
アンケートこそ、送っても意味無いので…。
出さないよりマシレベルでしょうから。
こう考えると、第1巻の発売前にしっかりと作品を知っておくことが重要になってくるのかな。
そもそも知らないと買えないですからね。
「マンガ大賞」とか見てると、自分の「世界」が本当に狭いんだという事を再認識させられます。
井の中の蛙状態。
もっともっとアンテナを広げないといけないんだろうけれど、中々に難しい。
ううん。
やはり個人の無力さを思い知るだけですね。
終わりに
小林キナ先生の次回作は、是非最初から追えるようにしていきたいところです。