Mangaism

アニメ、漫画の感想や考察を書いてます

アニメや漫画の感想を書くことで人間性が豊かになった(自称)~ブログ擬似最終回

この記事は

辞世の句?
みたいな。

はじめに

なんで有料期間を2年も延長しちゃったかなぁ。
更新してまだ2ヶ月しか経ってないのに、早くも後悔していますよ、僕は。
もうね、ブログ運営のモチベーションだだ下がり。

所詮チラシの裏とはいえ、ネットで公開していて、数字として閲覧者とかが記録される以上は読まれて欲しいというのが人情です。
僕だってなんだかんだ訪問者が多いと嬉しいし、スターとかSNSシェアとか言及とかされると万歳三唱する訳ですよ。
(SNSシェアの場合、ネガコメがもれなく付属されていると膝から崩れ落ちて落ち込むけどw)

だからね、ここ最近ブログ更新すると閲覧数がガクッと落ちるので、地味に落ち込んでます。
基本2日に1回の頻度で更新してますけれど、更新してない日の方が閲覧数多いですからねw
辛いとすぐに逃げ出そうとするのが僕という人間です。
目の前にハードルが有ったらすごすごと引き下がって、絶対に挑まないどころか、イジイジといじけるような矮小な人間です。
この程度のことで止めたくて止めたくて仕方ありません。

なので、構ってちゃん的な記事を書くことに決めました(笑
「止めるからね」と仄めかせば、誰かが止めてくれることにワンチャン懸けてみるテスト。
ま、止める人なんている訳無いから、余計に落ち込みを酷くするだけなんだけれどもw


冗談はさておきまして、ある種真面目に「仮の最終回」をやっておこうかなと。
いつブログ運営を止めるか実際の所分からないですしね。
今の所止めるつもりはなくて、少なくとも有料期間が終わる2年は続けるつもりではいますけれど。
究極の貧乏性なんでね。

とはいえ、明日ぽっくりと逝ってしまうかもしれない。
そんなの分かんないですから。
そうなっても良い様にというと、なんだか大袈裟ですけれど、「最後に」ブログを続けて良かったなと感じていることを残しておこうと思いました。

前置きが長くなりましたが、僕が言いたいのはたった1つです。
感想を書くことって良いぞ!!
(尚、内容はただの自分語りです。基本的にスルー推奨w)

多角的に物事を捉えることって大事だよね

ブログ始める前の僕という人間について軽く触れてみますね。

根っからのオタクなので、子供の頃から漫画とかアニメが大好きでした。
暇さえあればアニメ見てたし、お金さえあればコミックス買っていた。
勉強が嫌いで、小説も読まない人間なので、学の無い人間に育ってしまいましたが仕事ではそこそこ良い評価貰えてたりします。
要因は、自分で言うのもなんですが多角的に物事を捉えることが出来ているからだと思っています。

この能力は、最初はプログラムの勉強をする時に身に着けました。
あらゆる可能性を考慮し、視野を変えて多方面から検証しつつ、最善のコードを模索する事が求められる学問です。
複雑に入り組んだ条件を満たしつつ、要求通りの動きをする解を求めないとなりません。
自然と身に着きますよね。

近年で言えばうつ病になったのもプラスだったのかもしれません。
人に看て貰う立場になって分かった事もありました。
様々な障害者の方々と接することで考え方・生き方の多様性を学びました。
意味合いは多少異なる気もしますが、多角的なモノの見方を鍛えられた気がします。

そしてもう1つが、長らくブログで感想を書き綴ってきた事ですね。
正直僕の中ではイノベーションだったのです。

考察ブロガーとの出会いが人生を変えた

ブログを始めた切欠は本当にどうしようもないので割愛します。
が、最初は漫画やアニメの感想を書く予定では無かったんです。
これといって書きたい事も無かったので、開設して2,3記事をアップしただけでネタ切れになりました。
3日坊主もいいとこだけれど、止めようかなと考えてた時にたまたまアニメ感想のトラックバックを頂いたんですよね。

今はどうか知りませんが、当時はアニメ感想ブログ同士で相互にトラックバックを送りあう文化がありました。
感想記事では無かったんですが、アニメだか漫画だかに触れた記事(細かい内容は忘れた)だったので送られてきたようでした。
そこから「ブログで感想を書いてる人がいるんだ」と知って、試しに始めたんです。

ま、ただ酷かったですよね。
今の比じゃない位酷かった。
現在の感想がサタンシティ並の治安の悪さだとするならば、当時はゴッサムシティに相当する酷さ。
目も当てられない感じでした。
基本「〇〇見た。面白かった」のみで、そこに意味も無く画像(これもネットの拾い物)を何枚か貼ってるだけというもの。
これ以外の書き方を知らなかったんですよね。

そんな折、トラックバック先の記事を拝読していて、他と違うブログが目につくようになりました。
明らかに感想の着眼点が異なるんですよ。
ただ単に「面白かった」とか「つまらなかった」とか書いてあるわけじゃ無くて、「頭を使って書かれている」。

どうして面白かったのか。
何故良かったのか。
あのシーンは、ああだったんじゃないか。
etc etc

深く掘り下げ、様々な視野でアニメを見ている人達。
僕が最初に凄いと感嘆したのが「妄想詩人の手記」さん(閉鎖)と「刹那的虹色世界」さん。
「何故生徒会役員共の感想で、こんなに長く深いこと書けるんだ」と吹いた覚えがあります。
住んでる世界が違うかのような錯覚さえ覚えたのですが、以降真似するようになりました。
誰かに惚れ込んだ人間の取る思考パターンそのまんまですけれど、「考えてアニメを見て行こう」という気になったのです。

何処まで行っても猿まねでしか無く、今も以て全く追いつけてないんですけれどね。

ただ、物語を掘り下げて見る・読むクセだけはつきました。
キャラクターの心情を考えてみる。
シナリオ構成の意図を読んでみる。

正鵠を射てる事って少なく、殆どが独り善がりの意味不明な解釈だったりするんですけれど、別に良いんですよ。
偶に「面白かった」と言ってもらえることもありますし、なによりも物事を多角的に考える訓練になったから。

まとめ

ようは国語のテストと一緒なんですよ。
現代文で「〇〇(登場人物)の気持ちを答えよ」とか「作者の考えを述べよ」とかあるじゃないですか。
子供の頃は「しらねぇよ。勝手に決めつけないで、作者に答えを聞いてこいよ」とか捻くれたこと言ってましたが、テストと同じことやってるんですよね、結局は。
対象が小説や随筆等から漫画やアニメになっただけ。

大人はアニメや漫画は「遊び」と決めつけています。
特に僕ら世代の親(60代)以上の人に多い考えじゃないでしょうか。
読書の内に漫画は当然含める訳無いし、学ぶことが無いと考えている。

けれど、それは間違いなんですよ。
アニメ、漫画から学べることは多い。

人の気持ちを考える。
人間関係を学ぶ。
雑学を仕入れる。

小説と同じ読み方はいくらだって出来るんです。
思考訓練に成り得るんですよ。


考えながらアニメや漫画に触れる。
それをアウトプットして整理する。
書き出す事で、定着しますからね。

そうやって訓練を重ねて、人間性が豊かになったと自負しています。
自負しています。(他人から評されたことは無い。)
リアルの人間関係にも活かせているから、意味はあった筈。多分。

ブログをやってきて良かったと胸を張って言える唯一のことかな。