アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

最近のジャンプ新連載には突き抜けたモノを感じない

この記事は

恒例の「週刊少年ジャンプ」新連載短評です。
ネタバレあります。

はじめに

バタバタと連載作品が終わっていったと思ったら、もう入れ替わりの時期なんですね。
早いな、本当。

今回投入された3作品の感想をそれぞれ書こうとしました。
が…。
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感想が浮かばない

結論から言うと、感想を書けませんでした。
何も思いつかなかったんです。
何度繰り返し読んでも何も浮かばない。

僕の感性が乏しいのかもしれない。
まぁ、そこは否定しません。
昔イタリアはフィレンツェにあるウフィツィ美術館に行った時のこと。
「ヴィーナスの誕生」とか「春(プリマヴェーラ)」(どちらもボッティチェッリ作)とか。
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世界的にも有名な絵画を鑑賞して、周りの人は「おおぉ」とか「わぁお」とか「うほ」とか「びゅーてぃほー」とか「わんだふぉ」とか「アッー!」とか感嘆の声を上げてる中、僕だけ真顔。
何が凄くて、どこに感動すれば良いのか全く分からなかった。
油絵の素養も無ければ、美術的価値観も持ち合わせていない。
つくづく僕という人間は、感受性が弱いんだなと痛感した次第です。

だから、簡単に言えば、僕がポンコツすぎるだけなのでしょう。
感想の1つも思い浮かばないんですからね。

それを踏まえて、それでも言わせてもらうと。
大抵の「打ち切られてしまう作品」に共通してるのが「感想が浮かばない」という点。
長続きする作品って、1話からどこかしら尖ったものを見せてるんですよね。
特にジャンプの場合は、そう言う部分が必要なんじゃないかな。

ジャンプとポテンシャル

漫画に限らずなんだけれど、どんな作品であれ、秘めてるポテンシャルというのがあると思うんですよね。
なんでもそうだけれど、企画が合って、幾度かの会議を経て世に出されるんです。
漫画では、漫画家がネームを描いて、担当編集者と改稿を重ねて、連載会議にかけられた上で生き残った作品だけが雑誌に載る。
生存競争を生き残った作品なのだから、どんな作品であれ「長期連載出来るだけのポテンシャル」を備えていると言える。

とはいえ、都合よくはいかないのも世の常。
ポテンシャルを読み誤っていたり、全開を発揮できなかったりと様々な理由で打ち切られていく。
作品の外に理由があることだってあります。
他の連載作品との噛み合わせだってあるでしょう。
「100」の力を出し切った作品でも、他の連載作品がそれ以上の力を出していたら、敵わないのは自明の理で。
そういった運も大事ですよね。

こういう話になると想起しちゃうのが「DRAGON BALL」。
当初人気の無かったこの漫画は、「天下一武道会篇」で人気作となりました。
トリシマさんのアイディアとはいえ、天下一武道会を出来たのは、作品が最初から持っていたポテンシャルです。
もしも、「DB探索篇」で他のマンガの方がアンケートを取っていたら、「DB」は打ち切られていたかもしれません。
そう言った意味では、運も兼ね備えていた作品だったのかもしれません。
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閑話休題。
「ジャンプ」では、特にポテンシャルを引き出す前に終わってしまう事が多い印象があります。
僕は作品が秘めている全てを曝け出すには、相応の時間が必要だと考えています。
ある程度の積み重ねがあって、初めて発揮できるのかなと。
当然最初からフルスロットルでかっ飛ばす作品だってあるけれど、徐々に加速を上げていく作品だってある。
でも、後者の作品を「ジャンプ」は待ってくれません。
「DB」のように生き残ることもあるけれど、多くは序盤で人気を取れないと打ち切られちゃう。

故に1話から尖った部分を魅せる必要があるのかなと。
では、尖った部分って何って話。

尖った部分

尖った部分って言っても、僕が勝手に言ってるだけなので、伝わらないですよね。
説明出来ても伝わる自信は無いけれどw

えとですね。
作品の個性のことを今回、このように表現してみました。

なんでも良いんですよ。
その作品独自のオリジナリティ。
他の作品が持ってない強み。

それが長所だろうと短所だろうと良いんです。
そんなの個人の主観に過ぎないんだから。
ほら、リフレーミングってやつです。

リフレーミング - Wikipedia
ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。
元々は家族療法の用語。
西尾和美「リフレーム 一瞬で変化を起こすカウンセリングの技術」によると、「リフレームの目的は、今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えたりと、誰もが潜在的に持っている能力を使って、意図的に自分や相手の生き方を健全なものにし、ポジティブなものにしていくことです」(32p)とのこと。


同じ物事でも、人によって見方や感じ方が異なり、ある角度で見たら長所になり、また短所にもなる。
例えば、試験で残り時間が15分あった場合、悲観的に考えた場合は「もう15分しかない」と思うし、また楽観的に考えた場合は「まだ15分もある」と思うであろう。

例えば、僕が短所だと考えた所も、多くの人が長所だと捉えれば人気が出る。
逆もまた然りだけれど、そういうことです。

そうだな。
具体的に名前を挙げれば「鬼滅の刃」。
度々僕はこのブログで「打ち切られると思った」という作品として名前を出してますが、この漫画、1話でそう感じたのです。
でも、多くの人が面白いと感じたから、今でも連載してるし、僕も今や掌返してます。
僕には短所に映った面も、他の読者から見れば長所だったのかなと。

このように長所だろうと短所だろうと、何かしら特徴があれば良い。
けれど、それが何も感じなかったら…。
長所も短所も見つけられない。

今回の新連載3本は、僕にとってはそういう感じの1話でした。
どれも綺麗に纏まっているんだけれど、それ以上のものを感じないというか。
突き抜けた部分が見出せなかった。
物語もキャラも世界観も。普通だった。

最近は特にそう感じることが多いかもしれない。
結構無理矢理感想書いてた。
今回も無理にでも書こうとすれば書けたかもしれませんが、無理したくなかった。
無理する意味が無いので。
そんな訳で、こんな愚痴っぽい記事になってしまいました。
すみません。


あくまでも僕の主観です。
2話以降化けるかもしれないですしね。

「ジガ」について少しだけ

3本の中では1番長続きしそうな気がしたのが「ジガ」。
それでも「普通」の感想に落ち着いちゃったのは、絶望感が足りなかったから。

キャラクターの死というのは、それだけで絶望感を孕みます。
幼い子供だったり、女の子や老人ならば尚更。

今回、美少女がああなってしまった訳ですが。(本当に死んじゃったかは不明ですけどね。)
普通なら大変ショッキングな展開なのですが、ちょっと衝撃度が足りませんでした。

理由を箇条書きで。

  1. 積み重ねが足りない
  2. 死亡フラグがそうそうに立っていた

1については、エピソード不足ですね。
もっと天城星羅という女の子の内面を描いて、コウにとって掛け替えない存在であることを描いていないと、主人公の絶望感が伝わって来にくいです。
回想交えて最低限描かれてましたが、個人的には何話か積み重ねてからの方が重い展開に出来てたのかなと思いました。

2は、読んだ人なら共感して頂けるかなと。


1の理由を思わせずに、読者に大きなショックを与えることは可能だと考えます。
2を回避すれば良いんです。
死亡フラグなんて見せない。

僕がこのパターンで上手いなぁと思ったのが「約束のネバーランド」。
1話の前半のほのぼのとした明るさをコニーの死を起点に反転させています。
コニーの死が大きな衝撃となって描かれていました。

もう1つは「月刊ヤングマガジン」で始まった「火星ゾンビ」。
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グラビアの左側に描かれてるのが件の作品です。
雑誌表紙にタイトルが書かれてません。
勿論作品表紙にもタイトルはありませんでした。
だから、僕は「ほのぼのラブコメ漫画」だと思って読みました。

見事に嵌められました(笑

原作があるみたいなので、作者名から気付いた方もいるのでしょうけれど、僕は知らなかったのでまんまと騙されました。
こういった工夫で、読者の予想を裏切ってショックを与える手法もあるんですね。


表紙で思いっきり怪獣を見せちゃってるので、この作品の方向性は誰でも分かっちゃいます。
その上で、女の子に死亡フラグを立てられれば、どうなってしまうのかは読めちゃう。
読めちゃうとダメージも軽減される。

この手の作品は絶望感が大事なので、もっと突き抜けた絶望感が欲しかったと思います。


あ、これ感想ですね。
矛盾。

余談:横浜駅

僕が幼少時から工事してる横浜駅。
前に調べたことがあるんですが、150年以上工事してるようですね。
これ知った時流石にアホかと思いましたねw
どこの夢の国なんだと。

あっちは「何度でも新鮮な気持ちで訪れてくれるように」という素敵な理由があるけれど、駅に誰もそんな素敵要素求めてないからね。
一応現時点では2020年には終わる予定らしいので、本当にそこで一旦終わって欲しいです。


にしても、あれですね。
美少女殺しちゃダメですよ。
美少女、殺す、ダメ。(大事な事なので)
あんなに可愛くて健気な子を…。
無残にも死なせて…。
くそぅ、おじさんのメンタル豆腐より脆いから、メッチャ落ち込んだぞ。

終わりに

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ロケットで突き抜けろ!!


懐かしい画像だなと感慨深かったけれど、予告に「HUNTER×HUNTER」がいることに驚愕…。
「ワンピ」と半年くらいしか違わないし…そりゃいるか…。