Mangaism

アニメ、漫画の感想や考察を書いてます

「WUG新章」見てると、アニメって「動いている」ことが大切なんだなと改めて感じる

この記事は

「Wake Up, Girls! 新章」の記事です。
まだまだ大丈夫!!

はじめに

かなり遅れているものの、録画で「WUG新章」を追っています。
ようやく6話を見たのですが、作画が‥これ間に合ってないですよね…。

アニメで大事な要素

アニメで大事な要素って何だろうと「WUG」を見てると考えちゃうのです。
演出、作画、脚本、キャスト。
考え付く要素って色々あります。

作画。
キャラクターデザインを意識した作画になっているかどうか。
近年は、昔ほど作画監督の色が薄くなって、全体的に均一化されてきてる気がしますね。
「名探偵コナン」が良い例ではないでしょうか。
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2012年より前は、作画監督によって作画にばらつきがありましたが、2012年以降からキャラデザの須藤昌朋さんと牟田清司さんが作画監修として全話入る事によって、作画が統一されてきました。

ネットで作画作画言われてるからでしょうか。
アニメ界全体的に「作画崩壊」と言われるような現象は少なくなってきたように感じます。


脚本。
よく取り沙汰されるのは、原作とアニメの違いでしょうか。
原作準拠で無くなると、とたんに脚本が矢面に立たされます。
メディアの違いを意識すると、この辺批判は収まると思うのですが、まぁ、原作ファンは大概理不尽ですからね。
「原作の通りに」を合言葉にしちゃってるので、こういった批判は無くなりそうもないですね。

それ以外はよっぽどでない限り、脚本が否定されるような事って見かけない気がしますが、どうなんでしょう。


キャスト。
新人さんは演技面で批判を浴びることはありますが、大抵はキャストよりもキャスティングした側が批判されるのかな。
でも近年の深夜アニメは、新人声優が入れ替わり立ち代わりしてるので、本気の批判はあんまり見かけないですね。

やはり原作と比して、「キャラに合ってない」という批判はよく見かけますが。


演出。
正直僕は門外漢なので、演出については特に何も分かりません。
ただ最近思うんですね。
「アニメが面白いと感じたら、それは演出が良いからなんじゃないか」と。
脚本から絵コンテが起こされて、作画、動画作業が入り、音入れ、編集・撮影と段階を踏んでアニメが出来上がっていく。
ほぼ全ての作業に演出家(監督)のチェックが入るので、アニメが面白いと演出が素晴らしいは二アリーイコールなんじゃないかな。
違うかな。
分からないな。


色々と要素を取り出して考えてみたのですが、どれも大事に思える。
その中でもこれっていうのが無い。
(強いて挙げれば、上に書いた理由で演出になるのかな)
それでも、思うのです。
「WUG」見てると。

アニメーションって「動いてること」が大切なんだなと。

「WUG 新章」6話まで

5話とか6話あたりが一番顕著だったかな。
まぁ、なんていうか。
止め絵のオンパレードなんですよ。
キャラの喋ってないシーン…背景を映して、背後でキャラが喋っているってことがとても多い。

作画が間に合わなかったのでしょうね。
制作スタジオのミルパンセが30分アニメ単独制作が初めてなので、どうなのかって話は耳にしてたのですが、経験値の差がここで出てしまったのか?
理由は分かりませんが、止め絵ばかりで見ていて不安になるのです。

こういう回を見ると、普通に動いていることって大切だなと感じる訳です。
脚本がどうとか、作画がどうとか。
贅沢言ってるなと。
間に合ってる分、立派じゃないかと感じるのですよね。


その一方で、噂ほどじゃ無かったとも感じました。
見る前から「作画がヒドイ」って聞いていて、どれほどなんだろうかとワクワクしていたので(笑
止め絵はまだまだ少ないほうだし、もっと「紙芝居」してる作品は過去にありました。
作品名を言うのは差し控えますが、あれは本当に酷かった。
紙芝居と総集編の繰り返しで、まともにアニメしてなかったですもの。
アレに比べたら、まだまだ可愛い部類で、「WUG」はまだまだ大丈夫とも感じたのが正直なところです。

終わりに

8話以降まだ見れてないのでどうなっているのか。
7話で「わぐばん」挟んでるので、ある程度回復してると期待。
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ななみん、かわいいよ。ななみん。