ラノベは最高でも10巻台で終わらせるのが理想だなと思う。
この記事は
ラノベの記事
はじめに
色々と調べていたら、ラノベ業界は売れない・辛いというクリエイターの本音に行き当たりました。
togetter.com
詳しくはリンク先を参照して欲しいのですが、この記事から1つだけツイートを抜粋します。
理由を書けばさもしい話なんですが、儲からないの。ライトノベル、儲からないの。
— 森橋ビンゴ (@Morihashi) 2016年5月29日
何故儲からないのかの理由が書かれていないので、その辺は僕には分からなかったのですが。
儲からないらしい。
元々出版不況。
本が売れにくい状況で、ライトノベルと言えど活字。
若者の活字離れもあり、全体的に売れない事が想像されます。
それでも、敢えて「ライトノベルが儲からない」としてるのは、何故なのでしょうね。
印税がイラストレーターと折半という契約でもあるのでしょうか?
分かりません。
てか、そこを深く追求する気はありません。
追求するのは、売れないのであれば、その原因は「シリーズが長すぎる」ことにもあると思うのです。
10巻台で終わってくれると理想
マンガと違って小説というのは、兎に角読むのに時間を擁します。
この辺マンガ「響」でも触れておりました。
ライトノベルで気軽に読めると言っても、僕なんか結構時間掛けちゃうんですよね。
だから、既刊が多いとマンガ以上に手が出しにくいんです。
マンガで10巻と聞くと、「ああ、お手頃な巻数だね。読んでみようかな」ってなるけれど、ラノベで10巻と聞くと「ちょっと多いね。考えておくね」となる。
こういった感覚は人に因るんでしょうけれど、僕の場合は、こんな感じです。
10巻で多いと感じてしまうんです。
もし、これが一般的な感覚であるのならば、ラノベを引き延ばすメリットって少ない。
マンガのように売れてるからという理由で長々と続けているとデメリットの方が大きい気がします。
なんでもそうですけれど、基本売上なんてものはどこかにピークが来た後は、右肩下がりです。
一度下がれば、上げるのは至極難しい。
どんな人気シリーズであっても、シリーズを続ける毎に、発行部数は下がって行くばかり。
何故かと言えば、途中から入り辛いから。
僕の感覚だと、面白い作品であっても、15巻以上既刊があるラノベだと先ず手を出しません。
出せません。
長いと感じるから。
マンガも読んで、アニメも見てるから余計に。
これが趣味がラノベだけっていうなら話は別なんですけれど、他にもリソースが割かれるので、どうしてもそうなっちゃうのです。
だからというのも変ですが、ラノベは短い巻数でスパっと終わらせてくれるのが理想なんですよね。
人気シリーズをスパッと終えて、新シリーズ起ち上げて下さいなんて無茶苦茶な話ですけれど。
作家さんにとっても編集側にとっても。
読者の我儘だなと自覚はあります。
20までいかない。
10巻台で終わってくれると、「終わってるなら」という理由で手が出せるから。
何が言いたいかというと、「禁書目録」読みたいけれど、長すぎて手が出せないって話です(汗
「ダンまち」は商売上手
こんなことを書いておいて、僕の好きな「ダンまち」が本編11巻で、この理想に当て嵌めるのであれば、そろそろ終局に迎えって言ってるもので…。
好きなラノベだから、まだまだ読んでいたい気持ちの方が強いから、矛盾してるなと思います。
でも、「ダンまち」は商売が上手ですよ。
スピンオフという形で「ソードオラトリア」と「ファミリアクロニクル」を始めているから。
これらスピンオフが本編に密接に関係して来て、「読んでないと本編も分からない」というなら意味ありませんけれど、「本編は本編、スピンオフはスピンオフ。それぞれを読んでなくても大丈夫なように書いていく」と明言されているので、好きなら好きなだけ「ダンまち」の世界感に浸れますから。
「禁書」もマンガでスピンオフしてるのですから、本編でもそうしてくれたら良かったのに。
話に聞くと上条さん以外にも主人公格を作ってしまったようで、それぞれをスピンオフという形で切りだして、本編上条さん編とは分けていれば、巻数も今ほど長くなかったように思います。
勿論、それぞれのストーリーが交差しない前提ですけれど。
なんでもかんでも交差しすぎちゃったのかな…。
終わりに
ところで、「ソードオラトリア」の話がデカくなり過ぎて、本編以上に深刻なのは、どう収拾付けるのかなと(汗
ベル君は町の危機なんかより、女の子との出会いを求めてるから別に良いのかw
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