メインヒロインよりもサブヒロインを好きになりやすい理由を考察
この記事は
考察という名の戯言。
いつものことだね。
メインヒロインの定義
本稿で取り扱うメインヒロインとサブヒロインについて説明させて頂きます。
住み分けが非常に難しく、また、「サブ」という言い方が適切じゃないのですが、ここでは以下のように分けてます。
「作品の顔」となっているヒロインをメインとし、それ以外のヒロインをサブとします。
例えば、「THE IDOLM@STER」で見てみます。
765プロオールスターズの作品群では天海春香がメインヒロイン。
「シンデレラガールズ」では、島村卯月。
「ミリオンライブ!」では、春日未来。
「シャイニースターズ」では、櫻木真乃。
シリーズ全体の顔というと春香ですね。
但し、媒体によって明確に主人公として設定される場合は、そのヒロインがその作品内でのメインとなります。
「ミリオンライブ! Blooming Clover」では主人公が矢吹可奈なので木戸衣吹ちゃんがメインヒロインですね!!(訂正しない)
もう1つ例を出します。
漫画から「ニセコイ」と「ぼくたちは勉強ができない」を見ていきます。
前者は桐崎千棘と小野寺小咲がメインヒロインです。
今作のように複数がメインヒロインを張る作品もあります。
では、後者はどうか。
緒方理珠と古橋文乃は確定です。
問題は、武元うるかの扱いですね。
公式では彼女まで含めてメインとしてますので、そう解釈するのが筋です。
ただ、1話の表紙に彼女が描かれていなかったことが少々引っかかっています。
テコ入れヒロインの可能性を邪推しちゃうんです。
うるかのケースでは、公式が示してくれてるので迷う事はありませんが、メインか否かを選別するのは難しいのだとこの記事を書くにあたり改めて実感させられました。
という訳で、メインとサブの分け方に関しては、僕個人の解釈が多分に含まれている事をご了承ください。
その上で、では、サブの方が可愛い子が多く感じる理由について言及してみます。
サブヒロインの方が可愛い法則
いきなり主旨に反する事を書きますが、メインヒロインの方が好きなことも多いのです。
「けいおん!」の平沢唯とか「ぼく勉」のうるかとか。
それでも、サブヒロインの事を好きになるパターンが多いなと言う印象を持っているのです。
「ニセコイ」の小野寺春、「アイマス」では、星井美希、双葉杏、矢吹可奈。
「ラブライブ!」では、南ことり、渡辺曜。
以下略。
どうしてこうもメインヒロインよりもサブヒロインに惹かれるのか。
メインヒロインは良くも悪くも大衆受けするようになっているからなのだと思うのです。
ビジュアルもキャラクターも「普通に誰からも好かれる」ことを意識したデザイン。
アクの強さとかキャラの濃さがなく、奇抜なシルエットをしていない。
オーソドックスを絵に描いたキャラなんですよね。
王道と言い換えても良いです。
僕の中では、まさに天海春香が王道中の王道メインヒロイン。
誰からも好かれる性格に「飾らない可愛さ」を追求したデザイン。
王道を好むファンにとっては、堪らない女の子なんだと思います。
対してサブヒロインは、「邪道」…ってすると何かが決定的に違うんですが。
語彙の無い僕には、相応しい言葉が見つかりません。
「王道とは少し違う」程度の意味合いの言葉を適当に見繕って頂けると幸いです。
性格やシルエット(ビジュアル)に何かしら突出した特徴を持たせているヒロイン達。
だから、ヒロインに個性を求める傾向の強いお客さんは、サブヒロインに惚れる。
この両者を無理矢理例えるなら、そうですね。
王道を好み、メインヒロインを愛でる傾向のある人は「オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなく遠いヒロイン坂をよ…」が口癖な筈です。
若しくは、1周周って戻ってきた猛者でしょうか。
だから、サブヒロインはヒロイン坂の頂上で下界を覗いてる感じ。
1周周った猛者に比べれば、ヒロイン坂を開拓する努力を怠った怠け者とも言えそうです。
まさに僕にピッタリな印象ですね。
怠け者最高。
王道を外すメインヒロイン
このことを逆手に取ったと思ってるのが「涼宮ハルヒ」シリーズ。
彼女が「サブヒロイン並の特徴ぶん盛りメインヒロイン」の元祖というつもりは毛頭ありませんが、当時はかなりショッキングでした。
見た目からしてモリモリ。
圧倒的なまでの美少女。
スタイルがよく、濡羽色の長髪。
ビジュアルにとどまらず、運動神経抜群で頭脳明晰。
だけれど、ハルヒの特徴はやはり中身の性格でしょう。
自己紹介からヤバい。
中学時代の噂がヤバい。
実際ヤバい。
やばいやばいやばい。
唯我独尊・傍若無人・猪突猛進かつ極端な負けず嫌い。
ストレスが溜まると無意識で世界を破滅させようと暴れまくる。
一般的なマナーや常識を弁えるところがあるから、余計に手が負えません。
キャラが内部崩壊するくらいの詰め込みっぷりです。
この手の「奇抜な特徴を敢えて盛り込んだメインヒロイン」もいて、故に、杓子定規的に分類できない最たる理由ともなっています。
まとめ
相変わらず散漫な文章になってますが、纏めです。
可愛ければ誰でも良い!!