Mangaism

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”自分に合った"ラノベの探し方

この記事は

ライトノベルの記事です。

シュリンク

シュリンクってご存知ですか?
名前は分からなくても、本屋さんに行った事のある方にはお馴染みですが…。
はてなキーワードから意味を抜粋しましょう。

書店に陳列されている書籍に、立ち読み防止や汚れの防止のためにかけられている透明のフィルムのこと。
本を少し大きめのサイズのプラスチックフィルムの袋に入れ、シュリンカーという機械を通して加熱すると、袋が縮んでぴったりサイズが合う仕組みになっている。
温度が低すぎるとうまく縮まずしわがよって見栄えが悪くなったり、温度が高すぎると縮みすぎて本が波打ってしまったりと、気を使う作業である。

シュリンクが下手な本屋さんって、嫌ですよね。
本が波打ってたりすると、買う気が失せます。

さて、シュリンク。
ラノベや小説にはしていない本屋さんが多いです。
何故なのでしょう。

面白いラノベの探し方

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googleで「面白いラノベ 探し方」で検索すると、ずらっと記事が出てきます。
幾つか読んでみたのですが、どうもピンと来ない。
どうしてピンと来ないのか。
言わんとしていること。
書かれている事の意味は分かるし、それはそれで納得するのだけれども、「面白い」と「自分の感性に合う」というのは全く別物だからかなという気がします。

「面白い」ラノベを探すのに必要な要素は1つ。
物語…その小説のストーリーラインを知る事ですね。
あらすじ、メディアミックス、書評。
どんな手段でも良いのですが、ストーリーを把握できれば万事は解決です。

物語よりもキャラクターを優先したいという場合もあるでしょう。
その場合も、書評サイトは有用です。
wikipediaもネタバレを恐れないのであれば、これほど便利なものはないと言っても良い位。

兎も角、「面白い」作品に出会う手段は考えれば、いくらでも出てきます。


しかし、それが「自分に合う」のかはまた違ってくるのだろうなと。

小説の面白さは、文章の面白さに直結する

結局のところ、小説の面白さは、文章の面白さに直結すると考えてます。
どんなに奇抜で奇想天外な物語や、誰しもが思い入れ出来るキャラクターを創造出来ても、文章がつまらなかったり下手だったりしたら、面白くありません。

また、これは、メディアミックスや書評サイトでは絶対に判断できない事です。
文章を実際に読んでみないと、先に進まないのですよね。
人づてで「この作家は文章が下手」とか「とても読み易い文章を書かれる」とあっても、それが自分の感覚にマッチするかは別問題。
実際僕も名前こそ伏せますが「〇〇はラノベ界でも文章が下手」と言ってる作家さんのファンだったりしますし。
別に文章下手だとは思った事は無いんです。

そこはやはり、読書量にも因るのかもしれませんが、許容出来る感覚の差とでもいうのかな。
純文こそ正義って人がラノベを毛嫌いするかのように、人によって、「文章の下手・上手い」の感覚が違っている。
絵と一緒で、さ。


どんなにイラストが自分好みでも、人気のイラストレーターを使っていても…。
キャラクターや物語構成が上手くても、文章がつまらないんだったら、全ては台無しです。

この「文章が面白い」「つまらない」は、やはり人に因って価値観が違い、実際に読んでみるのが唯一の答えとなります。


だから、シュリンクされてないのかなと。

実際に読んでみよう

本屋さんに甘えちゃいましょう。
シュリンクがされていないというのは、ある程度の立ち読みが許可されていると思っちゃいましょう。
といっても、50ページも100ページも読むのは、時間もかかるし、本屋さんに迷惑です。
流石にそこまでは甘えてはいけません。

ほんの冒頭10ページ程。
もしくは、あとがきなんかを読んで、実際どういう文章で書かれているのかチェックする。

そこで、自分に合うなと思ったら、物語やキャラクター、イラストなんかで決めていく。
そういう買い方・見つけ方も良いんじゃないでしょうか。


本屋で立ち読みは抵抗あるなという人は、ネットで読んじゃいましょう。
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終わりに

シュリンクがされていない理由の1番はコストだと思われます。
短時間で読めちゃうコミックスは、シュリンクを掛けないと販売に繋がらないから、殆どの店でされていますよね。
小説は、短時間では読めないし、先ず全部読もうという人もいないのでしょう。
だから「中身を読んでも良いですよ」という配慮がある訳ではない。

けれど、そこはちょっと図々しくなって、中身を試読させてもらう。
やはり文章が合うか合わないかは大事ですからね。