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「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第62話:感想

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第62話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第62話「The fresh world〜どこでもいっしょ♪〜」 感想

新鮮な世界。
これはあれですね。
「とらダク」のえっちいシーンに慣れて新鮮味を感じなくなっていたところ、まさかの小畑先生の漫画でえっちいシーンを見て新鮮な気分を味わう読者の事ですね。
分かります。

でも、力の入れようは流石の一言で、他の追随を許さないというか。
まさかの「パンツの中身をゼロ距離連写撮影」とか。

どんだけ変態なんだ、矢吹センセはwww
コメディだからかどんどんギャグ方面にはっちゃけていってる気がしないでもないというか、最近毎回そんなこと書いている気もしますが、今回も笑ってしまいましたw

まあ、本当に最近は行き過ぎてるのでナナのリアクションはナイスだなと。
いくらリトが良い奴でも…ね。
「不可抗力」で許される域を逸脱してきてますからねw

されはさておき。ここからはちょっとだけ真面目に。

新鮮な世界

サブタイトルを気に留めて読むかどうかで印象が変わりました。
初読はサブタイトルを気にせずに。
やはり上のシーンの印象が強すぎてw

サブタイを念頭に置いて、2度目。
ネメシスの変心が綺麗に描かれているなというのが強く印象に残りました。

描写の範囲内では「はじめて」だったと記憶してるのですが…。
ネメシスが「メアから自分がどう想われているのか」を知ることって初めてだったと思います。

ちょっと嫌な考えなのかもですが、自分の存在を相手が知っている時と知らない時では、同じ言葉でも違って訊いちゃう事ってありませんか???
まあ、ぶっちゃけ僕自身そんなに無いんですけれど、たまにあるんですよ。
例えば、「あいつ仕事できるよ」と同僚らが喋っているのを聞いてしまった場合。
同僚が自分を知覚しているのを分かっていると「どうせ世辞だろ」と解釈し、自分が聞いていると知られていない時では額面通りに受け止めたり。
(あくまで例えで、こんなシチュエーションに出会った事はありませんが)

例えが分かり辛い。
分かり易く書きます。

ネメシスは、こんな風に思っていたんじゃないかなと感じたんです。
「メアは自分(ネメシス)に聞かれていると分かっている時は建前しか言ってなかった。所詮好きだなんだと言ったところで嘘なんだろ」
こんな感じが今まで。
で、「自分に聞かれていると分かってない時こそ本音」と考えていて、故に今回のメアの心配を本心と解釈出来た…。
のかなって。
新鮮な世界というのは、こういう意味だと僕は感じました。
今まで見えてなかった・見ようとしてこなかった「自分を真に慕う者の姿」。
それをネメシスがメアに見たという意味。

彼女の機微の本当の所は分かりませんけれど、ネメシスがメアの言葉に心動かされたのは確実。
メアに出会う直前までは「何時消滅しても構わない」と言っていたのに、「もう少し暇つぶししてみるのも悪くない」と変わってましたしね。

リトの事を下僕から名前呼びに「昇格」させてから間を置かず、「自殺願望(?)」も無くしているのは大きな変化ですね。

まとめ

リトにとって、女性の裸が「新鮮な世界」じゃ無くなってきてるのが気がかりです^_^;