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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

漫画雑誌公式サイトの連載作品情報量を採点してみる 少年誌編

この記事は

漫画雑誌の公式サイトに関する記事です。
この企画が続くかは未定。

はじめに

新しい漫画に出会いたかったら、漫画雑誌を手に取るのが一番。
というのが持論。

漫画を原作としたアニメや実写ドラマ、映画なんかも出逢いの要素に成り得ますし、その本数は年々増えていってる印象が強いです。
2000年代に入ってから深夜アニメの爆発で、アニメ化の機会はグンと高まりましたし、漫画の実写化のブームみたいなのもありますしね。
少女漫画を中心に少年バトル漫画等実写にはおよそ不向きと思われがちな作品の実写化まで増えてます。

また、近年はパソコンや携帯でも手軽に読める環境が整備されてきてます。
コミックサイトも充実して来てますから、昔に比べれば出会いの機会はずっと高まっている。

ただ、僕は古い人間だからか、やはり紙の雑誌が好き。
そんな漫画雑誌ですが、いきなり手に取ることってチキンだからかありません。
何らかの切欠があって、初めて手に取っているという具合です。

切欠というのは、気になる漫画が掲載されているか否かですね。
で、その情報はネットから手に入れています。

矛盾するようですが、そんな時はネットで公開されている連載作品の第1話を読んでみて判断してるんですよねw
という訳で(?)、漫画雑誌の公式サイトの役立ち度を勝手に判定〜。

採点基準は
・連載作品の情報が充実しているか
・第1話の試し読みが出来るか
・雑誌の最新号の情報、次号の予告が載っているか
・その他コンテンツが充実しているか
の4つ。
それぞれA〜Cの3段階で表してみます。
ユーザビリティなど一般的なサイト評価の指標は基本無視しています。

今回は少年漫画雑誌を見てみます。
一般社団法人 日本雑誌協会で公表されている区分けを元に15サイト17雑誌を見てみました。
全ての雑誌は網羅出来てません。
ごめんなさい。

秋田書店

▼週刊少年チャンピオン

http://www.akitashoten.co.jp/w-champion
【連載作品の情報量】 C
何の作品が連載中なのかは分かるものの、作品の詳細までは分からないという仕様。
【連載作品試し読み】 B
第1話だったリ第4話だったりと、基準が良く分からないものの試し読みはあります。
「ドカベン ドリームトーナメント編」等には無いので、読めない作品もあるようですが、基本はアリですね。
【雑誌の情報量】 C
今発売中なのが合併号だからでしょうか。次号予告が無かったです…。
なんてこったい。ふ、普段はある‥んじゃないかな?
最新号の情報は、他の雑誌と遜色ありません。
【コンテンツの充実度】 C
無いです(汗
【短評】
そもそも「公式サイト」というものが存在してないので、仕方ないって言えば仕方ない。
これは秋田書店が作ってないから、どうしようもないですね。


秋田書店は、基本的に雑誌毎に公式サイトを用意していません。
代表して「週刊少年チャンピオン」を取り上げてみましたが、「月刊少年チャンピオン」等も皆同じ内容なので割愛します。
試し読みは出来ますので、それで判断という感じですね。

KADOKAWA

▼月刊少年エース

http://www.kadokawa.co.jp/ace/
【連載作品の情報量】 B
Cに近いB。
個別ページは無く、あらすじが載っているのみです。
そのあらすじも作品全体を書いた物では無く、最新話のあらすじ。
「知らない漫画探し」には使いづらい情報ですね。
但し、「ケロロ軍曹」等専用サイトが用意されている作品もあります。
【連載作品試し読み】 C
無いです。
コミックスの試し読みも残念ながら…。
【雑誌の情報量】 B
最新号と次号の予告はしっかりとあります。
次号予告はpdf画像。
【コンテンツの充実度】 B
連載作品のアニメ公式サイトなどへのリンクが充実。
自サイト内のコンテンツは編集部ブログの1点のみでしょうかね。
【短評】
KADOKAWAも基本的な枠組みはどの雑誌も同じなんですよね。
連載漫画の情報という部分は弱いです。

▼月刊コミック電撃大王

http://daioh.dengeki.com/
【連載作品の情報量】 A
あらすじ、登場人物、既刊コミックスを個別ページで紹介。
内容を掴むには充分な量の情報があります。
【連載作品試し読み】 B
第1話とは限りませんが、試し読みあります。
【雑誌の情報量】 A
ニュースブログの記事内でではありますが、かなり子細な情報を公開しています。
これはブログの利点をフル活用していて、最新号の情報では他誌と比べても頭一つ抜き出ているんじゃないかな。
【コンテンツの充実度】 B
ニュースブログとWEBコミックが柱。
特筆すべきはニュースブログかな。
更新頻度、情報量ともに十分すぎるほど。
【短評】
自分の嗜好が入り込んだ評価になってる感も否めないんですが。
「雑誌の情報」・「連載漫画の情報」という意味では、かなり力の入った公式サイトだと思います。

講談社

▼月刊少年マガジン

http://www.gmaga.co/
【連載作品の情報量】 B
作品毎にページを用意。
作者プロフィール、既刊コミックス紹介が中心。
作品によっては企画ページ(動画とか)へのリンクも。
【連載作品試し読み】 A
トップ、作品個別ページ、最新号紹介ページなど随所に1話の試し読みページへのリンクがあり、利便性が高い。
春から始まった本誌の電子書籍に際し、本誌そのものの試し読みも可能になってます。
毎号5〜6作品の冒頭数ページが試し読み出来ます。
【雑誌の情報量】 A
掲載作品のあらすじが読めるので、かなり充実している部類に入るかなと。
次号予告はpdf画像もアリ。
ただ、巻頭やセンターカラーの漫画の表紙を公開しなくなったのは、地味にマイナス。
【コンテンツの充実度】 B
youtubeを利用した動画の配信を積極的に活用してる印象。
特に「四月は君の嘘」関連はよく動画が上がっていたかな。
"音"を扱った漫画にとっては、こういう補間による相乗効果はデカイですよね。
【短評】
度々リニューアルされているのですが、講談社コミックプラスが出来てからは、このサイト内のコンテンツとして存続。
ちょっと独自色は無くなったかなという気もしませんが、サイトのボリューム的には変わらない印象。
連載作品の情報を必要最低限取得できます。

▼少年マガジンR

http://www.gmaga.co/
【連載作品の情報量】 B
月マガの兄弟誌なので、サイトの構成も基本的には一緒です。
【連載作品試し読み】 C
あくまで現時点の評価ですと、Cを付けざるを得ないです。
連載作品の試し読みは僅か2作品。
創刊したばかりなので、まだ公開できないだけなのかもしれません。
【雑誌の情報量】 A
月マガの兄弟誌なので、サイトの構成も基本的には一緒です。
【コンテンツの充実度】 B
なんといっても連載作品のネームを無料公開してるのが凄すぎ・画期的。
いつまで公開されるか分かりませんが、普段目にする事が無いプロの漫画家のネームを存分に堪能できます。
【短評】
今年4月に創刊したばかりの隔月誌。
サイトは月マガと同じ構成になってます。

▼週刊少年マガジン、別冊少年マガジン、マガジンSPECIAL

http://www.shonenmagazine.com/
【連載作品の情報量】 B
作品の紹介短文、既刊紹介をメインとした個別ページあり。
メディア展開された場合は、個別のニュース情報へのリンクが充実してます。
【連載作品試し読み】 A
講談社コミックプラスの特徴を遺憾なく発揮していて、週マガも試し読みは充実してます。
やはり電子版の本誌も試し読み出来ます。
【雑誌の情報量】 B
最新号、次号予告はありますが、紹介されているのは巻頭カラーやセンターカラー、新連載、グラビアのみ。
掲載全作品ではなく、ピックアップしてる形。
【コンテンツの充実度】 B
マガジンらしくグラビア紹介ページは異彩を放っていますね。
ニュース、コミックス紹介など必要最小限という感じ。
【短評】
サイトの構成上、この3誌は「マガメガ」として一纏めなので、紹介もこの形で。
やや煩雑としたトップは慣れるまで大変でした。
その他コンテンツは少ないのですが、漫画の情報を得るには過不足なくという感じかな。

▼月刊少年シリウス

http://shonen-sirius.com/
【連載作品の情報量】 A
作品個別ページは無いものの、試し読み・単行本紹介へのリンク(共に講談社コミックプラス内へのリンク)は分かり易く、あらすじも載っていて充分な情報量を得られます。
連載終了作品の試し読みもあるので、コミックス購入の足掛かりとしての使い方も出来ます。
【連載作品試し読み】 A
前述したように、十分な量の試し読みがあります。
本誌の試し読みも当然のようにアリ。
【雑誌の情報量】 B
画像がやたら多い。
企画ページやカラー表紙など本誌最新号の画像がてんこ盛り。
次号予告も画像で用意されていますが、最新号の文字情報はやや不足。
【コンテンツの充実度】 B
ニコニコ静画やマンガボックスを媒体としたWEB連載漫画を用意。
更新頻度は高くありませんが、ブログで連載漫画や雑誌のフェアやコミックス情報を公開してます。
【短評】
シンプルイズベストというイメージ。
連載作品の紹介という一点集中したサイト構成。

集英社

▼ウルトラジャンプ

http://ultra.shueisha.co.jp/
【連載作品の情報量】 B
作品では無く、作家ごとにページを用意。
連載作品の紹介(文章)、既刊コミックス、作家のサイトがあればそこへのリンクという構成。
【連載作品試し読み】 A
サイト内に連載作品の第1話の試し読みは無し。
但し、外部サイトを利用したコミックスの試し読みが。
連載終了作品も取り扱っていて、大充実したものに。
【雑誌の情報量】 A
全作品、1〜2行の簡単なあらすじを載せてますが、特筆すべきは「UJ Press!」。
作家陣からのイラスト&メッセージはお得感満載。
次号予告は当然画像です。
【コンテンツの充実度】 B
WEB連載漫画、コラムなど集英社はサイトも充実させる傾向が強いですね。
取り敢えずニュースの中の1コンテンツとして「JOJO NEWS」があったのには笑ったw
JOJO好きには堪らないサイトなのかも。
【短評】
何故少年誌扱いなんだw
集英社のサイト戦略は力が入っているのか、しっかりと雑誌の色が出ている公式サイトです。

▼週刊少年ジャンプ

http://www.shonenjump.com/j/
【連載作品の情報量】 A
個別ページは勿論、主力になれば専用ページを用意されるという厚遇っぷり。
連載終了作品も例え打ち切り漫画といえど一定期間はページが公開されていて、これ以上無いレベルの情報を得られるかと。
【連載作品試し読み】 B
第1話試し読みは基本無し。但し、新連載陣など公開されている作品もあります。
代わりにコミックス試し読みは、各作品ページから出来ますが、第1話を読もうとすると少し手間が。
【雑誌の情報量】 B
何が掲載されているのかは一目瞭然だが、あらすじなどは無し。
巻頭・センターカラーの画像、次号予告画像など最低限は抑えている作り。
【コンテンツの充実度】 A
S評価を出したいくらいの異常な充実度。グッズやアニメ、WEB漫画、アプリ等々。
遊び心しか無い見た目にも楽しいコンテンツでいっぱい。
【短評】
全作品第1話試し読みへの直リンクがあれば言う事無し。

▼最強ジャンプ

http://www.shonenjump.com/j/saikyo/
【連載作品の情報量】 B
個別ページは無し。
簡単な紹介文と登場人物紹介、コミックス情報で構成。
【連載作品試し読み】 C
各作品最新号の冒頭数ページのみ試し読み可。
コミックスでの1話試し読みも冒頭数ページのみなので、基本的に試し読みは無しですね。
【雑誌の情報量】 C
漫画よりも付録や特集の紹介に力が入っているのは、児童誌故でしょうね。
"新鮮な情報"を扱っていて、かつ、隔月誌の為か次号予告は無し。
「連載漫画の情報量」としてはどうしても低くしてしまいます。
【コンテンツの充実度】 B
ミニゲームあります。
【短評】
「少年ジャンプ」公式サイト内に存在しているのですが、やはりというかなんというか情報量は少な目。
漫画の情報目当てでサイトを訪れても、有益なものは得にくい。

▼ジャンプSQ.

http://jumpsq.shueisha.co.jp/
【連載作品の情報量】 A
個別ページは前回までのあらすじ、コミックス紹介、登場人物紹介がメイン。
特に登場人物紹介の情報量は突出してます。
また、連載終了作品は、「SQ19」等過去の増刊連載含め全作品を網羅してるのではという程。
但し殆どは作品名と作者名のみで個別ページは一部のみに限られています。
【連載作品試し読み】 C
試し読み特集ページはあるものの、コミックスの冒頭数ページを読める程度のもの。
1話丸々というものは(中にはあるかもですが)基本無しです。
【雑誌の情報量】 A
発売日数日前には、次号の詳細な予告がサイトに載るという特徴が。
最新号内容、次号予告共に最低限の情報量に留まっていますね。
【コンテンツの充実度】 B
若手漫画家先生が人気漫画家先生にインタビューした内容を描いたインタビュー漫画が個人的には目玉。
文章でのインタビューも載っていて、読み応えあります。
【短評】
試し読みは欲しいですね。ただ、登場人物の紹介が本当に細かい上に紹介されているキャラ数も多い。
雰囲気を掴むという上では、役立ちそうです。

小学館

▼週刊少年サンデー

http://websunday.net/
【連載作品の情報量】 A
個別ページでは、ストーリー&キャラクター紹介、コミックス紹介が基本。
作品によってアニメ紹介、ニュースなども載せています。
「コナン」等一部作品は専用サイトも作られていますね。
【連載作品試し読み】 A
全連載中作品第1話試読あり。
個別ページの分かり易い位置にリンクがあるので、探す手間もありません。
【雑誌の情報量】 B
詳しいあらすじなどはピックアップ方式ですが、掲載作品の一覧にて分かり易く紹介。
次号予告も本誌の画像を掲載せずに、わざわざWEB用に予告が作られていて凝っています。
【コンテンツの充実度】 A
壁紙配布やまんが家バックステージ、WEBコミック、動画などかなりの充実っぷり。
僕としては、昔から壁紙にはお世話になっていて、今後も続けて欲しいなと思っております。
【短評】
読むところが多くて、昔から好きな公式サイト。
分かり易く纏まっていて、欲しい情報に簡単にアクセスできる点が魅力。

▼月刊サンデーGX

http://sundaygx.com/
【連載作品の情報量】 B
作品個別ページあり。今月のお話、キャラクター、トピックス、コミックス紹介、作家プロフィールなどで構成。
キャラクター紹介やトピックスはあったりなかったり。
終了作品の紹介も結構充実してます。
【連載作品試し読み】 A
作品一覧ページや個別ページにリンクあり。
過去作品も専用ページが残っていれば、試し読みが可能です。
【雑誌の情報量】 B
最新号、次号内容ともに同じ構成。
一部作品は詳しく紹介され、その他は一覧で…という形。
よく見かける構成ですね。
【コンテンツの充実度】 A
動画配信、編集部日記、オンラインショップが3本柱。
オンラインショップでは、連載作品のグッズを販売していて、ファンにとっては素晴らし過ぎるサービスだなと。
【短評】
全作品にキャラクター紹介があると尚良しって感じでしょうか。
それでも1話を読めて、あらすじが分かり、コミックスの情報を得られるという基本はしっかりと押さえられています。

▼月刊コロコロコミック

http://corocoro.tv/index.html?skip=1
【連載作品の情報量】 C
個別ページ無し。最新号のページに連載漫画の紹介があるに留まっています。
連載漫画の情報は殆どありません。
【連載作品試し読み】 B
1話試し読みは無しは、「一話まるごと名作劇場」のコーナーにあれば出来ます。無ければ無しです。
また、コロコロコミックス情報のところにコミックスごとに試し読みはあり。
但し「第一話をためし読み」と書いてはいても、1話丸々は読めません。
【雑誌の情報量】 C
やはり雑誌の特色上漫画そのものの情報は少な目。最新号紹介ページに少々ある程度。
漫画の情報目当てでサイトを訪れることって、主要読者層を考えれば想定する必要はあまりないのかも。
【コンテンツの充実度】 A
youtubeを使った連載漫画のアニメを紹介。
他にも連載漫画のゲームが出来たりと、サイトオリジナルコンテンツでは連載漫画にスポットを当てていて、決して漫画をぞんざいに扱ってないんだと伝わって来たり。
【短評】
「ドラえもん」の影が思いのほか薄かったなと。創刊経緯からしても「ドラえもん」の扱いはもう少しよくして欲しかったり。
この記事の主旨とは関係ないですが。
ホビー情報が強い為か、漫画の情報量は少ないですね。

▼ゲッサン(月刊少年サンデー)

http://gekkansunday.net/top.html
【連載作品の情報量】 B
個別ページでは、あらすじ、作者プロフィール、コミックス情報の3本。
かなりシンプルですが、作品によってはプロフィール欄でコラム的なものを読めます。
最新号の内容に触れている事が殆どですね。
【連載作品試し読み】 C
そうそう。試し読みが無いんですよね。残念な事に。
コミックスのソク読みもリンク切れしていたりと、割かし不便。
【雑誌の情報量】 B
最新号と次号紹介ページもTHIS IS SIMPLE。
カラー扉が与えられた漫画の紹介がメインとなっています。
【コンテンツの充実度】 B
インターネットラジオ(youtubeへのリンク)と横山裕二先生の企画ブログが存在。
あ、編集部ブログもありますね。
派手ではないですが、面白い企画が載っている印象。
【短評】
シンプルだな〜というのが前からの印象。
良くも悪くもシンプルで、正直連載漫画の情報量は少ない。
「アイマス ミリオンライブ」は実際に本誌で読んでから判断するしか無かったですしね…。

まとめ

殆どの雑誌で、連載漫画の試し読みを導入されていました。
自分もそれ目当てで行く事も多いので、試し読みが無いだけでサイト全体の印象を悪く持ってしまいがちかもです。

とはいえ、試し読みが無くとも「ジャンプSQ.」のようにキャラクター紹介に力を入れて「情報量」を補っているサイトもあったりと色々発見があって面白かったです。

今度時間がありましたら、青年誌編でも書いてみたいと思います。