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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「よつばと!」はアニメ化しなくても良いかなと思う個人的な理由

この記事は

「よつばと!」の記事です。
空気感の再現は確かに難しそう。

「深夜アニメで勿体ない」と感じる理由

「深夜アニメで勿体ない」
深夜アニメの感想を巡っていると度々目にします。
僕自身こういう思いを持ったことがありますけれど、どういう時に感じるのか。
個人的に一番の理由は「もっと多くの人に見て貰いたい」というものですね。
深夜帯に比べ、朝、夕方、ゴールデン枠というのは、視聴率が高く出ます。
そう行った事から出て来る想いなのですけれど、とはいえ近年は視聴率も年々落ちて来ていて、夕方やゴールデン放送のメリットって少なくなってはきましたけれどね。

視聴率の話は置いといて、「深夜では勿体ないな」と抱く理由というのは人それぞれ色々でしょうけれど、ただ、それらは突き詰めると「夕方の放送でも問題無いかどうか」に達するんじゃないかなと考えております。
アニメに限らず深夜帯の番組には、過激さが求められています。
ようは、昼間放送できない様な番組ですね。
それはお色気方面であったり、バイオレンス方面であったり。
何らかの要素が全日帯の放送では難しいけれど、子供の寝静まった深夜ならば…という理由で求められており、放送局側もそういうコンテンツを提供している。
これは今も昔も変わらずに。
映画で例えれば分かりやすいですね。全日帯は鑑賞制限無しで、深夜帯は15禁とかとか。そんな感じ。

アニメも当然同じであって、全日帯向けは広くファミリー層に訴求出来るような内容の作品が自然と多くなります。
深夜になると、よりマニアックな作品であったり、大人向けの作品。ハイティーン向けの作品等々。
対象年齢層が上がりますよね。

こういった前提があって、故に「深夜アニメでは勿体ない」という感想に行きつく。
つまりは、全日帯でも放送出来るようなファミリー層向けでも問題無さ気な作品が深夜帯に放送されると、
「この作品は、全日帯でも流せそうだ」⇒「じゃあ、全日帯で放送して欲しかった」
となる。

ここ数年(2010年〜2012年)、個人的にこういう感想を抱いた作品を挙げてみます。
「侵略!イカ娘」
「おおきく振りかぶって」
「夏目友人帳」
「君と僕。」
「君に届け」
「ちはやふる」
「放浪息子」
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
「うさぎドロップ」
「花咲くいろは」
「たまゆら 〜hitotose〜」
「TARI TARI」

一部午後10時代に放送(関東地方)されていた作品もあり、午後10時は深夜とは言わない気もしますが…。
どの作品も内容的に過度なお色気要素も無ければ、バイオレンス描写も無い。
全日帯でも十分放送出来る内容の作品です。

それでも深夜になってしまったのは色々と理由があるのでしょう。
元から深夜枠しか狙ってなかったという作品が大半な気もします。
全日帯の枠は、深夜に比べ割高らしいですし、枠自体少なくなってしまっている。
商売としてのメリット・デメリットを考慮すれば断然深夜枠の方が都合が良さそうですし、そういう判断をした作品もあるのかもしれません。

おっと。
本題になります。
何度か「よつばと!」について記事を書きました。
だから、同じ事を書いているかもしれません。
一応自ブログ内を検索して、見つけられなかったけれども…書いた覚えがちらっとあるのでw
ま、まあ、改めて。「よつばと!」とアニメについてです。

あずま先生のアニメ化しない理由は回避出来る気がする

何故アニメ化されないのかについては、あずま先生ご自身が答えられております。

あずまきよひこ.com:「よつばとアニメ」

これに対しての2chの反応を纏めた記事も見つけちゃったので、ついでに。

よつばと!クローバー:あずまきよひこがよつばとのアニメ化拒否してる理由

何故かこちらは2013年7月の記事なんですね。割と最近。
記事内で原文を引用している箇所を、ここでもそのまま抜粋してみます。

例えば、よつばが綾瀬家に遊びに行くってシーン。
よつばがドアを開けて走っていって「こんにちはー」と言う。
カットをポンポンといくつか使って、数秒で終わりそうなシーンです。
それでいいなら出来そう。
でも、「よつばと!」なら、よつばがよいしょよいしょっと階段をおりてきて、てけてけと廊下を歩き、
でんっと玄関に座ってヘタクソに靴を履き、よっこらしょっと重い玄関のドアを開けて、元気よく家を出て行く。
そういう、普通アニメでカットされそうな描写もやらないと、アニメにする意味が無いと思うんです。
で、こういう日常の演技描写はアニメの最も苦手とする分野です。
「よつばと!」は漫画をそのままやっても「よつばと!」になりません。だから「よつばと!」をアニメにするのは難しいのです。

僕は、これ今ならば十分可能であると思うんですね。
今の深夜アニメならば。
すんごいクオリティ上がって来てますしね。

問題は予算になりそうですね。
あずま先生が例えで出している事がアニメでは難しいと考えられているのは、恐らく動画枚数の件なんじゃないかな?
仕草を細かく描写すればするほど、1つのアクションに使用する動画枚数は多くなりそうですしね。(この場合は「作画枚数」の方が正しいのかな??)
動画枚数が増えれば、予算もそれだけ増えそうですし、けれど、それは容易な事では無いんでしょうし…。
ここが最大のネックになりそうで、しかし逆を言えば、ここさえ何とかなれば出来る気がするんです。
深夜アニメって、まったり系の作品も多いですから。

で、予算を抑える案という訳では全然無いんですけれど、こういうのはどうでしょう?
潤沢な予算の15分アニメならば。

「よつばと!」という漫画は、究極の日常漫画の一種だと認識してます。
よつばの本当に本当に何気ない日常を、これでもかって言うくらい丁寧に丹念にまったりじっくり微細かつ繊細に描いている。
通常数ページ・数コマで終われる事を何話も掛けて描写しているといっても過言では無いかもしれません。
こういう認識は、多分殆どの読者の共通認識であるとさえ断言しちゃいます。

だから、これをそのままやると、そうですね。
アニメ1話では、

よつばがよいしょよいしょっと階段をおりてきて、てけてけと廊下を歩き、
でんっと玄関に座ってヘタクソに靴を履き、よっこらしょっと重い玄関のドアを開けて、元気よく家を出て行く。
玄関先で風香と出会って、他愛も無い会話を交わしてから、風香に誘われるがままに綾瀬家へとてこてこと入っていく。

これだけで終わってしまうかもしれません。
冗談では無く。
でも、これでOKだったら…。
深夜枠は、全日帯以上に融通が利くといいますか…。15分アニメってあるじゃないですか。
深夜ならではの特権。

30分アニメの予算で15分枠のアニメを作れば…。
何も知らんからこういう発想が出来ると自覚してますw
30分アニメに1時間分の予算を出せと言ってるのと同じですからね。無茶苦茶です。

兎に角ですね、技術的にも深夜アニメの風潮的にも、今なら十分可能な気がするんですね。
予算という無視しちゃいけない部分を無視したらの妄想ですけれどw

妄想ついでに、例えば、十分な予算も時間も確保できて、晴れてアニメ化の運びになったとします。
では、その場合放送時間帯はどうなるんだろう?と。
今までは深夜枠ありきで妄想してましたけれど、実際どうなるんでしょう?

誰にも分からないifの話ですけれど、それでも、深夜枠が濃厚である事は確実な気もするんです。
やっぱり全日帯と天秤に掛ければ、今は深夜の方がメリットが大きそうですし。
仮に「よつばと!」がアニメ化されても、時間帯は深夜の可能性が高いのかなって。

だとするならば、僕は「よつばと!」はアニメにならなくても良い気がします。
まず間違いなく「深夜アニメで勿体ない」って考えちゃうだろうから。

まとめ

「よつばと!」は、僕は色々な世代の方に見て欲しいなと考えている作品の1つです。
それこそ、よつばと同い年くらいの小さな子供からお爺ちゃん、お婆ちゃんまで。
老若男女が見れる作風であると信じているし、よつばの世界観に浸って貰いたい。

のんびりすぎる位のんびりした「よつばと!」のまったり空気を味わって欲しい。

だから、深夜枠より全日帯を希望しちゃうんです。
朝でも良いし、夕方でも良い。
ゴールデンは放送が休止になる事が非常に多いから、今の時代はいいかな…。
深夜になっちゃうならば、アニメ化は望みません。
当然のことですけれど、全日帯に放送しても、全ての世代に見てもらえる訳では無いんですけれどね。
それは分かった上で、それでも深夜よりは可能性が高まるので。

きっと深夜アニメとして放送されたら「深夜アニメで勿体ない」と強く感じてしまう筆頭候補である「よつばと!」
全日帯で幅広い世代に見て欲しいから。
僕はこういった理由から、アニメ化されなくて良いかなと思っております。
と、色々書いてきましたけれど、どんな時間であろうと1度は見てみたいというのもまた本音ですがw
ああ、それにしても「よつばとダンボー展」は行きたかった〜。
残念。