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「怪盗グルーのミニオン大脱走」 ネタバレ感想

この記事は

「怪盗グルーのミニオン大脱走」の感想記事です。
ネタバレあります。

はじめに

ここ数日具合が良い。
処方された薬が効いているようです。
という訳で、今日はららぽーと東京ベイまで行ってきました。
予定に無かった映画まで見て、先程帰宅。
「怪盗グルーのミニオン大脱走」を鑑賞してきましたので、感想を書きます。
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総評

映像
4.5
脚本
5.0
キャスト
3.0
総評
4.5
個別に書いていきます。

映像

珍妙な輪郭の人間と奇妙なミニオンズ。
最初は違和感こそあったものの、段々と慣れて来ると普通に見れてくるから人間の適応力は不思議です。

ロボットのロボット感と人間の人間らしさが絶妙に描き分けられていたところが凄かったです。
CGアニメの技術力は本当にアメリカは一歩も二歩も先を行ってますね。

脚本

実はシリーズ初鑑賞で、何も知らない状態で見ました。
通常はある説明シーンが一切なく、膨大なシーンを畳み掛けるように雪崩式に見せて来て、それでいて構成が破綻しない手練れに感服。
怒涛のように進むストーリーには、一切の無駄が無く、また、中弛みも感じさせずにクライマックスまで観客をエスコートします。

本当に様々な要素があったと思うのですよ。
グルーの双子の登場。
ブラットとの対決。
ミニオンズとの別離。
ミニオンズの脱走劇。
大きなものだけでもこれだけの要素があって、それを破綻させずにぎゅうぎゅうに押し込んで、押し込んで、濃縮させて作り上げたプロット。
だからこその満足感の高いシナリオになっていたのかなと。

惜しむらくは、反悪党同盟に正式に戻る様子が描かれていたから、尚、完璧だったんじゃないかなと。
まあ、描いていたら蛇足感はあったかな…。

キャスト

日本語吹替え版を鑑賞しました。
一部聞き取れない台詞があったので、その分だけマイナス。
ただ、全体的には満足感高かったです。
特にブラットを演じきった松山ケンイチさんは全然誰か分からない位上手かったです。
声優業行けますよ。

総評

キャストの部分でやや落としたものの、初見でも充分楽しめる作りの物語は、誰が見ても楽しめる痛快活劇コメディでした。
全然期待してなかったので、逆の意味で期待を裏切られました。
素晴らしい映画でした。