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アニメ、漫画の感想・考察

「げんしけん 二代目」 波戸君語り

この記事は

「げんしけん 二代目」の記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

波戸君と斑目さん

「二代目」ももう7巻ですか。
あと2巻で初代に追いついちゃいますが、時間の進み具合はずっとまったり進行ですね〜。
こちらは、ようやく1年経とうか経つまいかという正月あたりですからね〜。

んで、まあ、本編的には斑目を中心としたラブコメ全開で、主人公の筈の荻上さんの出番の少ない事少ない事。
荻上スキーとしては、少々悲しいのですけれど、面白いんだから仕方ない。
ヒロイン・斑目を誰が射止めるのか。
そこに照準が集まりつつあるんですが、その中でもセンターポジションに居座っているのが波戸君。

男だけれど、誰よりも美少女。
男だけれど、斑目にマジ惚れ。

そんな波戸君。

そうそう。
とても興味深いシーンがございました。
吉武と矢島の1年生コンビが斑目宅に見舞い兼報告に来た際の一コマ。
具体的には45〜46ページあたり。

いきなり3人だか4人だかの女性(?)から求められてテンパっている斑目を見かねたか、吉武が恵子を推した際の斑目のリアクション。

「…何か一番遠くね?」

これですよ、これ。
この返し、おかしいっす。

この時の斑目の頭の中を想像します。
きっとこんな感じ。

「自分の事を好いてくれているのは、アンジェラ、スー、波戸君」
「ここまでは確定だろう」
「あと、どうやら笹原妹もとかなんとか。これはありえねー気がするが」

恵子の事は半信半疑。
ありえね〜というリアクションをしつつも、好いていてくれたらいいナ的な。
93話冒頭のハーレム妄想から見ても、満更でもないご様子。
ちょうど上記シーンの直前でも「3人だか4人だか」という表現を用いている点からも、斑目の中で恵子がグレーゾーンに居る事が窺えます。

だから、「一番遠い」というのは、斑目から見た4人の中で「最も自分を好きじゃ無さそうな人」という意味の「遠い」なのでしょう。
斑目の思考からすれば、然程おかしい考えでは無い。

でも冷静になって。
「ノンケの男」からすれば、相手が自分の事を好きだろうと嫌いだろうと関係無く、「一番遠い」のは「同性」でしょう。
波戸君一択のはず。

考えすぎかもしれませんけれど、ここで波戸君を「一番遠い」と形容しない時点で、波戸君は脈アリなんじゃないかなと。
見た目超美少女ですからね。
性格だって悪くないし、部屋を貸した事で色々と秘密やらを共有しても居る。
性別など些末な問題なのかもしれません。

75話で「物理的にあり得ねーから」って言ってましたけど、それは過去。
現在は変わったのかもですね。

そんな恋の前途が明るそうな波戸君。
自分を好いてくれている女性が見えてない時点で、このまま斑目ルートに突っ込みっ放しなんでしょうかね。
15巻91話の矢島さん。

16巻94話の今野さん。

共に波戸ラブで、2人とも兎に角波戸君が心配。
心配だから同じように気遣ってあげている。
「無理すんなよ」と。

好意に気づけないのが悲しいやら。
このまま禁断の恋路に向かっていくのか。
吉武が占うように、上手くいくはずはないのか。
そこんとこ凄く気になるんですが、ところで、波戸君がやっぱり美少女過ぎるんですよね…。

波戸君が可愛すぎるのは何故

たまにバラエティ番組などで「女性陣の中に1人だけ男性が混じってます」的な企画あったりしますよね。
ニューハーフだったリ、男性芸能人を女装化させたり。
企画自体は様々ですが、こういうのを見ると現実でも男だか女だか分からない人っているんですよね。
(大抵は化粧の力なんでしょうけれど)

男性声優の山本和臣さんとかね。
「みつどもえ」出演時は声聞いて女性かと思ってました。
写真見て確信したんですが、男性なんですよね。
wikipediaとか見る限り、わりとしょっちゅう女性に間違われているとか。

さておき、これが絵になると、性別の壁なんてもっと曖昧模糊なものとなります。
勿論、男の描き方。女の描き方というのがあるっぽいです。
昔「ジャンプSQ.」だかの企画に、男性キャラは逆三角形、女性キャラは三角形を意識して体格を描けばいいとありました。
同じ人間の身体でも、このように性別によって描き方に違いはあるようです。
それは顔に於いても同じ。
漫画のキャラデザというのは、「記号化されてる」なんて良く見かけますが、簡単に整理すれば「男女の見た目の差」も同じように「記号」が付いてるかどうかだけの違いになってきます。
もっと言えば作者が「このキャラは男です」って言えば、どこからどう見ても女性っぽくても男だし。
逆に「女キャラです」って言えば、女になる。

ランドセル背負ってても「成人です」って言えば18歳以上なんですよ。
そういうものなんです。
改めて僕なんかが言う事でも無いんですけれど。

波戸君も基本的にはそういうキャラ。
通常時は兎も角として、女装時はどっからどうみても美少女キャラ。
アニメになったらなったで、ちゃんと女性声優(加隈亜衣さん)の可愛い声が付く。
いくら女装してるからと言っても、あまりにも「女おんな」し過ぎていて。

しかも「げんしけん」でもトップクラスの可愛さだから、またね。
全女性キャラを見渡しても、比肩しうるのは荻上くらいでしょうか(贔屓目)。
トップクラスというか、頂を取る勢い。
何故にこんなに可愛くしちゃったんだろうと思う事もあります。

あるんですが、これで「正解」…っていうと何か偉そうな物言いで自分でも嫌になりますが…。
えと。
「トップクラスに可愛いからこそ」ってありますよね。


バラエティ番組の話に戻りますけれど、「女性に見える男性」と比べられる女性陣は、どのような陣容が見ていて一番驚けるか。
(大変失礼な言い方で申し訳ないのですが)男っぽい容姿の女性か。
はたはた、トップモデルか。

10人が10人後者を選択すると思います。
僕もそうです。

平均的な美しさよりかは圧倒的な美しさを持つ女性と比べても「分からない」。
そういうのが驚きになるし、なにより、その女装してる男性が引き立つ。

鋭い恵子が見破れなかったように、どこまでも美しく。
ありえない程女性らしく。

作中でもそういう設定である波戸君だからこそ、僕等読者から見ても「誰よりも可愛く」ないと…ですよね。

終わりに

男の娘とか理解できない世界だったりします。
そういうのとはまた全然違うのかもですが、「げんしけん」での波戸君はアリ…だったりw
反則なまでの可愛さですからね…。

そんな波戸君語りでした。