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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-」 感想

映画

この記事は

「劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-」の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

映画「タイバニ」の感想です。
実に映画らしい迫力を備えた作品でありました。

大迫力の戦闘シーンに痺れる

元からCGをバリバリ使っているから、戦闘シーンが大迫力。
映画ならではのスケール感とたっぷりの尺を使って、CGならではのアングルからのショットを連発した迫力満点の戦闘シーンはとっても贅沢。
ヒーローのデザインコンセプトやシュテルンビルトの町並み等から連想されるアメコミ。
そのアメコミ実写ハリウッドムービーを更にアニメにしたみたいなイメージ。
ハッキリ言って戦闘シーンの満足度は凄く高いです。
ヒーローそれぞれにきっちりとした見せ場が用意されていた点も然ることながら、中でも、虎徹が主人公らしい大活躍を披露してくれたので超満足。

で、この戦闘をじっくりと見ていて改めて思ったのがヒーロー達の弱さですね。
NEXTではない普通の人間に対しては超人的な強さを誇る彼らですが、同じNEXT犯罪者が相手になると途端に超人性を失う。
当たり前じゃないかと思われるかもしれない。
味方に匹敵(若しくは凌駕)する強さを持つ敵が現れるのは必然だから、ヒーロー達が苦戦するのは当然の帰結とも取れる。
でも、他作品とちょっと違うのは、決して1対1では敵わない事なんですよね。
他のバトル漫画や特撮のヒーロー達のような必殺技を持ってない事が大きいのかもしれません。
皆で協力しながら、多対一で漸く良い勝負が出来て、結果的に勝利を収めている。

やっぱり彼らヒーローは弱く描かれている気がするんですね。

弱いからこそ、満足度が高かったのかなと。
今回のストーリーを「テンプレ」に当て嵌めると、どうしても「ジャンプアニメ映画」になっちゃうんです。
強大な敵が現れて、ヒーロー達が迎え撃つというバトルアニメの典型。
んで、ジャンプアニメ映画のバトルシーンってどうしたって満足度が低くなってしまう傾向が強かったりします。
僕の中では「物足りなさ」が付き纏う事が多い。

何故かと言えば、ジャンプヒーロー達が強すぎるからなんです。
彼らは強すぎて、当然その敵も比例して強い。
また、TVシリーズでは1つのバトルに膨大な話数を割いて漸く倒している。
映画はどんなに長くても120分以下。
その殆どをバトルに充てたしても、TVシリーズでやってるのと同等の密度を持たせられないんですよね。
長時間かけて敵を倒す事が満足度に直結する訳ではありませんけれど、どうも映画の尺ではあっさりしすぎて見えてしまう。

達人同士の戦いは一瞬で決するとも言われてますけれど、バトル漫画については真逆かな。
ヒーローが、敵が。強ければ強い程戦いは長引く。
あくまでイメージの話ですが、これが強く付き纏っている。

今作の話に戻ります。
僕はNEXT能力者は基本弱いと思っています。
弱いヒーローとそれより少しだけ強い敵とのバトル。
映画の尺でも十分な充足感を得られるんですよね。

あくまでも僕個人の感覚なので、伝わらない方には全く伝わらない事をだらだらっと書きましたw

虎徹の正義感がやっぱり良い

それにしても、今作で示されているヒーロー観は、何時になっても良いな〜と。
正義の象徴を力にしていない点がとっても好き。
結局虎徹は終始力を取り戻すことなく、僅か1分の能力制限を課せられたままでした。

力とかヒーローとか関係無く、ただ人を助けたいだけ。
弱くても、そういう気持ちがあるかどうかがヒーローか否かを分ける。
そういう精神の強さ、気持ちの強さが重要だよねと謳っているかのような虎徹の生き様が好きです。

なんか色々くどくど書こうかなとも思ったのですが、以前別ブログでTVシリーズ感想時に全部ぶちまけたので止めときます。
ただ一つ。
楓が可愛くなってた(*´∀`*)

終わりに

バトルがどうこうしか書いてないw
ストーリーが印象に残らなかったわけではないです。
虎徹とバーナビーのかっぷrコンビのドラマを中心に、新キャラ(事前に前情報仕入れなかったので新キャラが居たこと自体に驚いた)のライアンの絡ませ方も上手かったです。
TVシリーズの続編として。
1本の映画として。(本編前に懇切丁寧なTVシリーズの5分間のあらすじがありますし)
十二分に満足できる面白い1本でした。