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「とある科学の超電磁砲S」 19話:フェブリとラストオーダーは同一視できる存在ではないかという考察

この記事は

「とある科学の超電磁砲S」19話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

19話感想

フェブリを巡る色々が描かれていた今回。
物語的には殆ど展開した感じは見受けられませんでしたが、だからこそ多くの伏線が張られていたのかもしれませんね。
分かりやすく「伏線です」と言わんばかりに描かれていた点としては、学究会の会場に搬入された物でしょうか。
OPや前回のアバンに登場したロボット(?)でしょうか?
何がかは分かりませんが、若しかしたら、学究会全ての会場に搬入されているのかもしれないですね。
複数の会場で同時多発的に何かを起こすのかなと。

それと、首謀者グループの事。
同じ学校の生徒ではなくて、学究会常連校の中でもトップクラスの5人が集まって組織されているのかなとも思いました。
多数決による採決という手法って「決して一枚岩では無い場合」にも用いられると思うんです。
議論が紛糾しがちで、結論が出難い場合とかですね。
それぞれが別々の学校に所属し、各々得意とする分野が違うんじゃないかな。
専門分野が違うし、普段別々の学校で学んでいて一緒にいる時間が少ない。
よって、多数決を採用している。
あくまでも妄想でありますし、多数決に対する考えは僕の考えでしかないですけれども。

あとはですね、ENDのラストカットの意味が判明したという事。
これもまた大したことでは無いんですけれど。

4体のゲコ太のカラフルな人形。
指人形だと分かりましたけれど、この4体の中心にピンクのゲコ太が置かれたところで締められています。
4体はそれぞれ美琴達を重ねているのだと思っていたのですが、この5体目が何を指しているのかが分かりませんでした。
これがフェブリなんですね。

フェブリを表すピンクゲコ太が美琴達の真ん中に置かれた理由。
物語が彼女を中心として描かれるという事を示しているだけなのかもですが、他には彼女は味方サイドであることも表しているのかもですよね。
これは単純な見た目からの印象ですけれど、まあ、恐らくそういう展開になりそう。

という事は、首謀者組織がフェブリを回収せんとしているのも、味方を迎えに来たというのではなくて、計画の一部を担うからなのかなと。
OPではマリオネットのような描かれ方もされていたり、今回も首謀者組織の会話からフェブリを「仲間」だと捉えている節は見られませんでしたしね。

取り敢えずフェブリはまだまだ謎な存在。
そんな彼女に対する伏線も張られていたかな。
味覚に関する伏線。
佐天達皆が表情を歪ませるほどマズイらしいキャンディ。
それを美味しいと舐めるフェブリ。
何なのでしょうね。

OPを検証

フェブリに関してOP映像から検証してみます。
先ずは上でも触れたマリオネットのような描写。
布束が映った硝子(鏡?)が割れる演出もあって、フェブリに布束が深く関係している事が窺えます。
直後のカットでは、培養液の中にでも入っているようなカットもありました。

で、サビの直前に連続して瞬間的に挿入されているカットの中に以下のようなものがありました。

1つは、フェブリとミサカ妹が会話してるかのような場面。
もう1つが、やはり培養液で眠っている感じのフェブリ。
その後には、あの緑色のロボット(?)も。

と、ここで話を変えて布束に焦点を当てます。
彼女がどういう役割を担っているのかを考えました。
最も考えられるのは、ミサカ妹の計画に加担していた事を見込まれて強制的に参加させられている事でしょうか。
前のエピソードで妹達計画に参画する企業に捕まってしまった彼女は、その能力を買われて、別の計画に強制的に参画させられちゃったんではないかなと。

で、何を見込まれたのかといえば、感情データ。
布束は妹達に感情データをインストールし、人並みの感情を芽生えさせ、計画を妹達自身の意志で終わらせようとしました。
が、その計画は、ラストオーダーによる上位命令では無かった為に失敗。
布束は絹旗に捕縛されちゃいました。

この時のデータが組織に目を付けられ、この度フェブリにインストールされてるんじゃないかなと思ったんです。
彼女が最初に口にした「御坂美琴」というのは、感情データに書き込まれていた名前で、フェブリ自身が美琴を知っていたからでは無かった…と。
若しかしたら美琴を避けていたのも、このデータの影響だったのではないか。
即ち、フェブリもまた、妹達同様人間に作られた人間なんじゃないでしょうか。
ミサカ妹と話しているカットはそれを端的に表してると。

もう一つ、視点を変えて、「超電磁砲」のシリーズ構成の特徴について。
何度も書くようですが、1期は前半で原作エピソードを後半でアニオリという構成でした。
前半と後半でそれぞれのエピソードが完全に独立した形式を取っている訳では無く、密接にリンクした形を取っています。
この2期も同じなんじゃないかなという事です。

ストーリー自体がリンクしているというより、事件の背景が同じという意味で。
背後で蠢く企業(学園都市)が学生の集団に成り替わっただけである。
目的は…なんでしょうね。
こればっかりは違うのかもしれません。

さて、フェブリが試験管から生まれたのだと仮定すると、彼女はミサカ妹と同一視出来ます。
でも、ただの妹では無いと考えられます。
フェブリと同一の姿をしたキャラクターがOPに描かれていないからです。
フェブリは、より特別な存在なんでは無いかな。
感情が必要な程には。

僕はフェブリは、ラストオーダーと同等の存在だと考えました。
で、沢山のミサカ妹の代わりが、あの緑色をしたロボット達。
学生達がフェブリの思考を操り、実際にロボットを動かしているのはフェブリ


布束の事件への関連。
フェブリがマリオネットのように描かれている意味。
ミサカ妹と一緒に描かれていたり、培養液らしき物に使っているシーンの意味。
この辺の事がいっきに解消される気がするんです。

最後に、こういう風に考えてみますと、あのキャンディも想像が付く。
普通のキャンディでは無い事は想像に難くないですけれど、まさしく普通じゃないんでしょうね。

フェブリが味覚障害の類では無い事は示唆されていました。
佐天、初春が作ったハンバーグなどの料理を美味しそうに食べてましたから。
味覚自体は正常だと推測できます。
んで、キャンディは何かといえば、成長剤だったり、維持剤だったり。
何らかの薬品の塊なのかなと。
彼女が生きる為に必要な物なんだと思うんですが…。
どうなんでしょ。

終わりに

誰でも思いつくような事を書いてきました。
この先、美琴はフェブリと妹達を同一視して、そこから「どうしても助けたい」という気になるんじゃないかな。
で、今度は単独では無くて、仲間達と共に立ち向かう。

「妹達編」で見せた黒子達との絆が、この後半に活きて来そうです。
皆で一緒に協力し合いながら、「擬似妹達編」の解決に乗り出す。
そういう構成になっているんじゃないかなと思った次第です。