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劇場版「DRAGON BALL」シリーズを振り返る〜時系列とキャラネーミングに関して〜

この記事は

劇場版「DRAGON BALL」シリーズの記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

劇場版「DRAGON BALL」シリーズ全17作を小ネタ含めて振り返ってみます。
最後の方では、好きな作品を5つほど挙げてみました。

劇場版時系列

小ネタとして、劇場版のタイムチャートを纏めてみます。
ソースは全て「大全集」第6巻です。(「最強への道」は除く)

○「DRAGON BALL」
・神龍の伝説
・魔神城のねむり姫
・摩訶不思議大冒険
・最強への道

全てパラレルワールドのお話。
「最強への道」はリメイクという立ち位置ですが、内容から鑑みてもパラレルワールドでのお話と見ても相違ないかなと判断しました。

○「DRAGON BALL Z」
続いて全13作の「Z」。こちらはタイムチャートで書いてみます。

タイムチャート 劇場版タイトル
悟空とチチ、結婚  
  ①DRAGON BALL Z
ラディッツ襲来  
VSベジータ  
  ②この世で一番強いヤツ
悟空、ナメック星到着  
  ③地球まるごと超決戦
  ④超サイヤ人だ 孫悟空
悟空、超サイヤ人に変身  
悟空、地球に帰還  
  ⑤とびっきりの最強対最強
人造人間出現  
ドクター・ゲロ死す  
  ⑦極限バトル!!三大超サイヤ人
セルゲーム開幕宣言  
  ⑥激突!!100億パワーの戦士たち
  ⑧燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦
悟飯、セルを破る  
  ⑨銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴
悟飯、高校生に  
  ⑩危険なふたり!超戦士はねむれない
第25回天下一武道会終了  
  ⑪超戦士撃破!!勝つのはオレだ
ベジータ死亡、悟空あの世へ戻る  
  ⑫復活のフュージョン!!悟空とベジータ
魔人ブウ撃破  
  ⑬龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる


丸数字は公開順です。
「大全集」でも触れてますが、殆どの作品で矛盾が生じていますので、このタイムチャートはあくまで参考までに。


原作では、
「ラディッツ襲来からナメック星から悟空が帰還するまで」

「人造人間との邂逅からセル撃破まで」。
そして
「悟飯高校入学からブウ撃破まで」は、オリジナルエピソードを挟みようの無い構成です。
上の3つの出来事の間は、それぞれ3年と7年の空白期間がある為、オリエピも挟み込む余地がありますが…。

劇場版は、毎年3月と7月に公開され続けていた訳で、当然その時点でのテレビシリーズとある程度時期を一致させる必要性もアリ、従って上記のように強引な手段を取らざるを得なかったのでしょうね。
TVアニメが上記空白期間に差し掛かっている前後に公開された劇場版では、殆ど矛盾の無い作品となっているのも特徴と言えそうです。

にしても、「DB」のように、完全なパラレルワールドという感じに扱わなかったのはどういった理由なのでしょうね。
(「DB」も公式的にパラレルワールドという扱いなのかは不明です。「大全集」で書かれているだけなのかもですし)

キャラネーミング

こちらも小ネタ。
「DB」シリーズの映画って、わりと原作の雰囲気を踏襲出来てると個人的には思っています。
原作にあってもオカシクナイと思える作品が多いので。

その一役を担っているのではと僕が考えるのが、キャラのネーミング。

「DB」のネーミングってどれもこれも既存の作品(西遊記)や商品、食べ物等から取られている事が殆どですよね。
そのまま拝借していたり、元の名前を弄っていたり。

一例を挙げるとブルマの家系とか笑えないレベルですよねw
ブリーフ博士から始まり、ブルマにトランクスにブラ。
子供の名前にベジータの方の面影(野菜関係)を残してあげた方が良かったのでは?w
特にブルマは、自分の名前を嫌いだった訳ですから、娘の名前はどうにかならなかったのでしょうかね(汗
ブルマのセンスの残念さは、まぁ、サイヤマンスーツを見ても察しがつきますがw
(一応書きますが、あのデザインを否定している訳では無いです。)

近年の出版された関連本は買っていなかったので知らなかった事ですが、wikipediaによるとブルマママの名前は付けるとしたら「パンチー」になるだろうと鳥山先生がコメントされているようですね。
という事は、ウーロンの「ギャルのパンティおくれ」という願いを神龍が勘違いしてたら、ギャルになったブルマママが空から降ってきた事もあったのかも(笑
なんてこったいw

さておきまして。
原作から、そのようなネーミングだから、他媒体のオリジナルキャラもここを踏襲していないと違和感を抱くんじゃないかなと。
キャラの名前って作品の世界観を決定づける一要素でもあると思いますし。
世界観にそぐわない名前だと変に感じることでしょう。

劇場版の敵キャラのネーミングは、殆どがシリーズ構成かつ脚本担当の小山さんが考えられたそうですが、どれもこれもきちんとこの辺をしっかりと踏襲しているんですよね。

ターレスやブロリーはちゃんと野菜ですし、ナメック星人のスラッグはナメクジの英名。
元々ナメックがナメクジの捩りだそうなので、ここもきちんと世界観に準じたものとなっています。
あ〜、ヒルデガーンはちと特殊。
「大全集」によると「蛭田(プロデューサーを)ガーン(とさせたい)」から作られたらしいですw
この辺の遊び心もこの作品らしいかなと思いますw

そうそう。
ネーミングと言えば、フリーザの兄貴クウラについては触れるべきですね。
同じく「大全集」からの小ネタなのですが。

フリーザ=冷蔵庫 から クウラ=クーラー というのは間違いだそうですよ。
こういう単純なものにしたくないからという事で、静岡の方言の「飯を食うら」から取られたそうです。
この方言自体とクウラのキャラに関連が見られないので、これは由来を知らなかった方が良い例なのかもしれませんw

キャラの名前以外にも、サブタイトルなんかも当時の世相や流行を取り入れていたりするのもあり、全体的にスタッフの遊び心溢れた精神は、個人的にはとても好きな点です。

好きな作品はなんですか?

という事で本題です。
基本的に嫌いな作品というのは無いですし、どれも等しく好きな事は好きなのですが。
敢えて、当時の思い出とかも加味して、特に好きな作品をいくつか挙げてみます。


〇魔神城のねむり姫
初期の冒険色を目いっぱい堪能できる作品なので、お気に入り。
出会った頃のようにライバル意識剥き出しかつちょっと汚い性格のクリリンが、次第に悟空に心開いていく過程も楽しめる等原作のエッセンスを再構成しつつの物語も新鮮で良い感じ。


〇地球まるごと超決戦
Zチームが大好きだったのです。
クリリン、ヤムチャ、ピッコロ、天津飯、餃子。彼らが一堂に会して、敵に挑む最初で最後の作品。
結局は悟飯と悟空が中心となってターレス軍団を撃破していくわけですが、それでもワクワクしたのですよね。
初めて映画館に見に行った作品でもありますので、そういった思い入れもあります。


〇極限バトル!!三大超サイヤ人
これも個人的に思い入れがあるから。
熱で寝込んでいた時に、母がレンタルしてきてくれたVHSビデオを見た事が、今や良い思い出。
劇場版シリーズって約1時間程度の短い時間なので、悟空や悟飯ら主役以外の出番が極端に少ない。
というか、簡単に敵にやられてしまう(汗
その点、ベジータとトランクスにも一定の見せ場が用意されていたこの作品は素晴らしいと思います。


〇銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴
ヤムチャ、天津飯が久々に出て来たというのも好きな理由だったりw
この作品は単純に悟飯が格好良かったんですよね。
この頃の悟飯が作中でも最も格好良いんじゃないかと思っていて、そんな悟飯が無双するというので好きな作品。


〇復活のフュージョン!!悟空とベジータ
基本お祭り騒ぎみたいな派手な作品が好きなのかもしれません。
嘗ての敵が一斉に蘇るというネタは「GT」でも使われてましたが、こちらの方が先。
見ていて只々楽しい。ジャネンバと悟空達の戦いもユニークでしたしね。
地球での戦いはわざとキャラの主線を太くして見分けやすくしたり、戦い方もポップな印象になるよう纏められていたのも好印象。

まとめ

最新作は来年3月。
発表されたビジュアルイメージからは、ブウ編以降最終回手前のエピソードになりそうと予想できます。
この時期の空白期間が最も描きやすいという事もありそうですよね。
映画でも「龍拳爆発」、イベントアニメの「オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!」もそうでしたし。

今までの映画とは違って、完全に原作の延長線上のものとなりそうですし、一体どのような戦いが描かれるのか。
やはりワクワクは禁じ得ませんね。

そうそう。
個人的には敵キャラの名前にも注目したいですね。
一体どのような名前になるのか…。
続報ですら待ちきれません