Mangaism

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津島善子の話 長崎音響監督のGood Job

この記事は

「ラブライブ!サンシャイン!!」善子の話。

はじめに

ちょっと今3rd LIVE BDを見るのに忙しいので、手短に。
ちょうど今オープニングの自己紹介で、「だいやっほー」やってるところです。
「シャイニィィィィィ」までには書き終りたい。(不可能)

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最初はこういう顔する子とは思わなかった
えと。
前から書きたかった善子の話し。

第一印象は「痛かわいい中二病の女の子」

1stシングルの自己紹介パートでの善子は小林さん曰く「痛かわいい中二病の女の子」でした。
中学卒業したてのあどけなさを残しつつ、頑張って「ヨハネ」を演じている感を出した可愛さ寄りの声で演じられていました。
恐らくですけれど、多くの人が善子に抱いた印象そのまんまの演技だったんじゃないでしょうか。

言葉は悪いですけれど典型的な中二病を患っている少女。
少なくとも僕は、このような良くも悪くも分かりやすいキャラと言う理解でした。

だからこそ、TVシリーズ第1期第1話を見た時に「あれ?」となって、同第5話で「そうきたか~~~!!」と驚かされたのです。

長崎音響監督のGood Job

結論から言うと長崎行男さんが小林さんに指示された「中二病全開の時はGACKTさんばりのハスキーボイスで」が最高の仕事だなと。
結果、善子の時は可愛さに振り切った高音のロリボイスに。
ヨハネの時は、(小林さん初挑戦と言う)低音を意識した格好良い声に。
声で中二病時と素の時を使い分け、1人のキャラとして成立させるというミラクルを実現していて。

凄いよね。
演技プラン1つで、善子というキャラにグッと厚みが出たんですよ。


中二キャラを止めたいけれど止められないという意外性のある悩みを持っていると明かされた第5話。
この第一印象には無かった意外性のあるキャラを引き立たせているし。
善子と呼ばれた時の「ヨハネ」と訂正する今や定番のギャグを際立たせているし。

歌にもグッと幅が出ましたよね。

「2つの歌声」を可能にしたのも功績の1つですよね

個人的にキャラソンの謎の評価軸があって、それが「キャラ声で歌えているか」です。
キャラの声と歌っている時の声が同じでないと怒る人たちって居ますよね。
言いたい事分からなくもないけれど、そんな重要な事かなって思うんです。

だって、愛内里奈さんの普段の声と歌声比較して「キャラ声じゃない」って批判聞いた事無いですよ。
普段喋ってる時と歌ってる時で声が違うことって割とありますよね。
だから、中の人が同じな以上、キャラ声と歌声が違っても「普通」というのが僕の持論。

何が言いたいのかと言うと、この手の批判も善子は受け付けないんですよ。
ギルキスの時やAqoursなら「君の瞳を巡る冒険」は低い歌声。
「あぁ、ヨハネとして歌ってるんだな」という解釈が成り立ちます。
それ以外の多くの曲では、主に善子として可愛らしい声で歌い上げています。

「キャラ声の範囲内」で高低歌い分けてることは普通にあるけれど、善子・ヨハネほど別キャラと思えるくらい異なる歌い分けは珍しい…気がする。

終わりに

浅い感想(?)ですけれど、善子のキャラってアニメでグッと肉付けされたな~と思っています。

ではでは、Aqours 3rd LIVEの応援に戻ります。
あ、今新しい曲が始まりました。

ゆ・め・を、かけてきた~
ぼくた~ち~の~♪


…おや?