Mangaism

アニメ、漫画の感想や考察を書いてます

「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行って来た!!

この記事は

行きたかった「藤子・F・不二雄ミュージアム」を見てきました。

はじめに

川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきました。
障害者はなんと無料です!!
うつ病になって良かった~!!(ウソです、すいません。病気になんてなるもんじゃないです)
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簡単にですが、感想です。

アクセス

JR南武線や小田急小田原線の登戸駅で下車。
川崎市営バスが直行バスを運行しています。
藤子キャラがラッピングされたバスが4台。
ドラえもん号、パーマン号、キテレツ号、エスパー魔美号が走ってます。
川崎市バス:藤子・F・不二雄ミュージアムへは市バスでお出かけください!
日によって運休してる車両もあるようですので、どれに乗れるかは完全に運です。
僕は行きも帰りもキテレツ号でした。

駅から約10分で到着です。
かなり混雑しますので、余裕を持って行かれる事をお勧めします。

第1展示室(常設)

藤子F先生の人生年表、漫画の原稿、アイテムなどがズラリと並んだ展示スペース。
飽きないよう様々な趣向が凝らされていて、入り口で渡されるひみつ道具「おはなしデンワ」もその1つ。
展示脇に書かれている番号をでんわでプッシュすると、解説音声を聞く事が出来ます。
どれも数分で聞けるようになっており、要点を短く纏めてくれているのでお子様でも飽きずに楽しめると思います。
(大人用ガイド・子供用ガイドと分かれているポイントも多数用意されていました)

面白かったので、漫画が出来るまでの解説展示。
藤子F先生がどういう順序で漫画を描かれていたか、ドラえもんとのび太くんが中心になって教えてくれます。
その様子が「すこし不思議」なので、お子さんがキャイキャイ喜びながら見てました。

小さな窓が各工程ごとに横に並んで開いてるんですね。
その窓の先に1枚の原稿が置いてあるんです。
そこに唐突にどこでもドアが出現。
ドアからドラえもん達が出てきて、漫画の描き方講座が始まるという流れ。
各1分ほどの「動く漫画」による解説。
どうなってるんでしょう?

スクリーンのようなものは見えなかったので、空中に投影してるんでしょうか?
大人から見ても見せ方が面白いので、「漫画の描き方」というなかなかにマニアックなことも楽しめながら知ることが出来ます。
コマ割りのあと、下絵の前にセリフを先に書くというのは「へぇ~」って感じでした。

第2展示室(企画展)

ここだけは写真が許可されていましたので、いくつか貼ります。
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現在は「キテレツ大百科」と「ドラえもん」の原画を中心とした企画の後期日程が開催されていました。
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「ドラえもん」と「キテレツ大百科」は、僕にとってはド直球世代の漫画(アニメ)。
「パーマン」も「エスパー魔美」も微妙に世代じゃないんですよね。
「モジャ公」は見てましたが、わりと大きくなってからだったし…。

ということで、めっちゃ楽しめました。

この2作品は、ふしぎな道具という共通項があります。
未来のひみつ道具と江戸時代の発明品。
効果の似てる道具も多いので、この企画展ではそこにスポットを当てているようです。

使用効果が似通っているので、展開もどうしても似ちゃうのですが、ちゃんとキャラに寄り添って異なるアプローチをされているのが興味深かったです。
公式サイトにも出てますが、「キテレツ大百科」の「仙鏡水」と「ドラえもん」の「ひるねは天国で」では、共に雲を固める道具が登場します。

キテレツは、騒音から逃れてきたみよちゃんを自室から追い出す為に道具を使います。
対してのび太達は遊ぶ為。
それぞれのキャラがしっかりと出てますよね。
自室でゆっくりと発明に精を出したいキテレツと遊んで、昼寝してというのび太。
題材が同じでも、キャラに合わせてプロットが変わってくるというお手本のような作品でした。

きれいなジャイアン

第2展示室の突き当たりを行くと、休憩スペースに抜ける道が見えます。
そこを左手に入っていくと、テラスへと繋がる休憩スペースに出ます。
テラスには、そう、きれいなジャイアンが(笑
「きこりの泉」に登場したきれいなジャイアンですが、ミュージアムでは、自分でレバーをえっちらと操作してジャイアンを登場させないといけません。
どうやら水圧を利用して、きれいなジャイアンを浮上させているっぽい。


放置してると、水圧の下降と同時に泉に沈んじゃうジャイアン。
もうね、その姿が超シュールw
くっそ笑いました。

Fシアター

ミュージアムでしか見る事の出来ない短編アニメーション。
定期的に入れ替わっているようですが、8作目「ウメ星デンカ&ドラえもん『パンパロパンのスッパッパ!』」を鑑賞。
藤子Fキャラが夢の競演をしていますので、それだけで楽しい。

テレビアニメの「ドラえもん」では、「パーマン」や「エスパー魔美」との共演が実現してますが(同じテレビ朝日・シンエイ動画繋がり)、局やスタジオを超えての競演はなかなか難しい所。
ミュージアムオリジナルアニメはそういったしがらみなく、自由に藤子F先生のキャラクターが共演してくれるので、必見です。
今回は「ウメ星デンカ」のエピソードを基に構成されていたようです。

本編もさることながら、OPとENDアニメは必見。
特にOP。
メジャーからマイナーまで数多のキャラクターが作品の枠を超えて登場するので、超ワクワク出来ます。

屋上

芝生に囲まれた広場には、ピー助や空き地の土管、どこでもドアがあり、写真スポットになっています。
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写真嫌いなので、自分が映った写真は撮って無いけど。
取り敢えず、ピー助をぱしゃりと。

終わりに

帰りにショップでお土産を購入して、2時間ほど見て遊びました。
いや~楽しかった。

やはりいくつになっても、藤子F先生の世界は良いものですね。
夢に溢れたミュージアムでした。