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「お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない」 第1巻感想

この記事は

「お従兄さんの引っ越しの片づけが進まない」第1巻の感想です。
ネタバレあります。

買ってみた

表紙に釣られて買ってみた。
簡単にですが、感想を。
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顔は大事ですか?

大事だ。
大事に決まっている。
誰だって不細工より美形の方が良いに決まっている。

「顔は二の次かな」と言う人もいるけれど、所詮はポイント稼ぎでしかない。
「わたしは顔よりも性格を取る。そう言っておけば、好感度高いでしょ?」。
そういう考えがスケスケだ。(偏見)
欺瞞に過ぎない。
もっと自分に素直になるべきだ。
第一印象はどうしたって外見に頼りがちだ。
好みの顔をしていれば、印象が良いのは道理。
人間見た目が100%!!!
人間見た目が全てだ!!!!!



僕は性格の方を重視しますけれど。



漫画と関係ない事書くなと叱られそうですね。
でも、待って。
まだ出てかないで。
関係あるから。関係あるから。(必死)

一見すると、今作のヒロイン高帆は顔が良ければ誰でも良いのかなとか思っちゃう。
別に面食いが悪いとは言わないし、先に書いた顔が大事というのは僕の真実の一面です。
性格も大事だけど、顔だって重視しちゃいます。
どっちが良いとは言い切れません。

故に、二次元には理想を求めてしまいます。
美少女は性格も良くあって欲しい。
というか、美少女=性格美人という定義すらしている。


これは僕個人の偏った考えというよりかは、「二次元美少女像」の広く一般的な定義と思うの。
多くの作品がそうだし、「性格の悪い美少女」というのはそれだけで特殊なキャラ立ちをするくらいだから。

で、この「二次元キャラの定義」では、「面食いは性格ブス」というものもあります。
敵役として登場するビッチギャルがこういうキャラ付けされてる事が多い。
イケメンが好きそうな高帆は、同じように「性格が悪い」のかな?

ま、多分違う。
未だに「小さい頃の初恋」を大事にしてる位にはピュアな子だから。

藤嗣は子供の頃は普通の少年だったのでしょう。
1話から察するに、顔も普通だったから、小さな頃の高帆は藤嗣の顔に惚れた訳ではない事が窺えます。
もっと子供なりの理由で好きになったのでしょう。
普通そういう気持ちは成長とともに薄まりますが、高帆は違ってるんでしょうね。
「少年の頃の藤嗣」を好きで、さらにイケメンになってたので、そこは「ラッキー」程度にしか捉えてなさそう。
イケメン好きと決めつける要素は無いですね。

藤嗣は性格もイケメン…じゃなかったw

でもさ。
イケメンってやっぱり大事だよ。
顔が良いと性格も格好良く思えちゃうもの。
皆さんもそうでしょ?

イケメンで性格ブスって…まぁ、いるけど。
いるけど、殆どの二次元イケメン男子は性格もイケメンでしょ。
藤嗣もそうに違いないという先入観を持っちゃう。

厳密にいえば、性格じゃなくて性癖なんだけどね。
実は変態だったというのは、大きなギャップを生み、笑いに繋がってるよねってこと。

これが藤嗣がブサメンだったら、「ああやっぱりね」って思っちゃう。
顔で変態だと決めつけて、その通り変態でもインパクトがありません。
逆にイケメンだから効果がある。

2巻以降に期待!!

と、簡単に分析?してみましたが、これまた「よくあるパターン」であることは否めません。
イケメンだけれど変態だった藤嗣とそれに恋する美少女。
オリジナリティとしては薄いです。

なので、今後オリジナリティ溢れる新キャラを投入できるかどうかが、面白くなるかどうかのカギになりそう。

コメディとしては、少ない台詞で畳みかける軽妙な掛け合いが上手なので、あとはキャラですね。
上記のような新キャラの登場に期待が掛かります。