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「響け!ユーフォニアム2」 第7話 ここが変だよサブタイトル

この記事は

響け!ユーフォニアム2」第7話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

ここが変だよサブタイトル

部活モノ定番イベントである「進路or部活」。
まさかあすか先輩で来るとは…。

大事件ですよね。

作品的にも吹奏楽部的にも大きな人物がいなくなるかもしれないのですから。

それなのに、サブタイトルが「えきびるコンサート」。
「えきびるコンサート」ですよ。
大事なのそっち?みたいな。

まあ、見ていて楽しいコンサートシーンでしたよ。
晴香のソロシーンとかむっちゃ良かったですよ。
でも、でもですよ。
メインはあすかが退部しちゃうか否かでしょうよ。

おかしいですよね。
これまでもちゃんとエピソードの当事者を絡めたサブタイトルになってたのに今回だけ何故に。
なので軽く振り返ってみます。

第2回「とまどいフルート」
希美の復帰に何故あすかは反対なのか?
戸惑う希美に焦点が当たった回で、フルートは希美の楽器。

第4回「めざめるオーボエ
希美との擦れ違い・誤解が解けたみぞれ。
かつてのような演奏を再び出来るようになった。
オーボエはみぞれが担当してます。

第6回「あめふりコンダクター」
台風の日、たまたま花屋で滝と出会った久美子。
滝の過去に少しだけ触れる事に。
コンダクター・滝がメインに据えられたエピソード。

うん。
しっかりとサブタイトルに反映されてる。
それなのに…。

ということで、少し穿った見方をしてみました。

裏側であったこと。その予想

お話の裏側で、あすかの退部劇があったんじゃないかな。
描かれたシーンを切り取りつつ、順を追って推測を書いていきます。

1.母親が職員室に殴り込み
2.翌日、あすか登校
3.あすか、夏紀を呼び止める

ここまでは作中で描かれた通り。
で、あすかは夏紀を呼び出して、全国大会で自分の代役を頼んだのではないかなと。

どういった理由であすかは夏紀を呼び出したのかという伏線が今回拾われていません。
間違いなく意味のあるシーン=伏線である筈なので、これが回収されるまでは今回の件が終わったとは言えません。
これが「あすか退部劇」が裏で進行していたと考える根拠です。


4.晴香、香織と話すあすか

あすかは「大丈夫、皆に迷惑はかけないから。大事なのは演奏がどうなるか。それだけなんだから。」と2人に言います。
この時点で、夏紀に全国大会での代役を頼み、駅ビルコンサートだけは出るつもりでいたのなら。

あすかって「人」に拘らない人だと思うのです。
誰がやるかに拘りが無い。
トランペットソロを麗奈がやろうと香織がやろうと心底どうでもいいと思っていた。
希美の復帰を拒んだのは、オーボエ奏者がみぞれしかいなかったから。
もし、オーボエ奏者が他にいたのなら、あすかは希美の復帰を拒んだのでしょうか?
僕には、拒まずに「好きにすれば」と素っ気ない態度を取っていた風に思えてなりません。

究極自分自身も、代わりさえいればの精神で、代役を用意したから迷惑は掛からないでしょうという考えなのかなと。
(勿論本意では無く、自分だって出たいというのが彼女の偽らざる気持ちであると信じてますが)


5.放課後、夏紀と希美が練習
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となると、引っかかるのがこのシーンです。
最近よく残ってると久美子。
希美は来年の為に自分の練習に付き合ってもらっていると言ってました。

でも、これが嘘なら?
夏紀の練習に希美が付き合っていたとも取れますよね。


6.あすかの退部届を教頭が代理で受け取ったという噂

滝は真っ向から否定しておりましたけれど、真実だとしたら…。

駅ビルコンサートは一種のけじめ。
それを最後に部からは居なくなるつもりなんではないか…と勝手に想像しながら視聴していました。

まとめ

もしもこのようなストーリーが裏で進行していたのならば、サブタイトルにあすかを連想するワードは織り込めませんよね。
裏で進行させている意味を台無しにしちゃいますから。
敢えて、関係の無いサブタイトルにして、次回堂々と。

久美子の姉・麻美子の大学退学と合わせて描かれるのではないかと大胆な予想をしてみます(笑

これで、次回平然とあすかが部にいたら、この記事速攻で消せばいいかなw


なんか、あすかの母親って情緒不安定に見えましたので、あすかは「親に言われて無理矢理」という理由では無く、「親の為に仕方なく」辞める事にしたのかなと。
あすか母が、ユーフォを吹き続ける事を当てつけかみたいな事も言ってましたので、これも伏線になるのかもですね。
兎に角、裏であすかは部を去る決意をして、次回復帰までを描くのではないかと「自由な想像力」(なんて責任感の無い言葉なんだろう。素敵)を発揮して書きました。


そそ。
ちょいと関係無いんですが、何気に好きだったシーン。
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進路の話をしている時に線路にフォーカスが合っています。
線路と進路(親の引いたレール)を掛けた演出ですが、こういう細かいところ好き。