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アニメ、漫画の感想や考察を書いてます

いつもより少し多め。「週刊少年ジャンプ」 2012年21・22合併号 感想

この記事は

「週刊少年ジャンプ」2012年21・22合併号感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「ONE PIECE」 第664話 "M・シーザー・クラウン"

パンクハザードでの出来事を纏めるとこういうことでしょうか。

時期 出来事
4年前 Mが大量殺戮兵器(猛毒ガス爆弾のようなものだと推測)を開発。研究所を焼く。M捕縛され、政府は島を封鎖
3年前 監獄船から脱走したMが島へ戻り、実験を再開
2年前以降 島を舞台に赤犬と青雉の決闘
数か月前 ローが島へ。恐らくこの時Mとの間で何らかの密約を交わす
現在 麦わら一味、サムライ、G5が島へ

で、近年この島の近海で子供の誘拐事件が多発している…と。
色々と謎が明かされてきましたが、残る謎は

1.ローの目的
2.子供を誘拐している理由
3.G5にいる「黒幕」の正体
4.大将同士の決闘は何故この島で行われたのか

といった所かな。
1と2は無関係だと思いますね。
子供の誘拐はあくまでもM個人の目的の為な気がします。
だって、ローは一味と一緒に子供たちをも逃がしましたので。
ただ単にあの場では、子供奪還よりも一味を逃がす事を重要視しただけの可能性も残されてはいますが。

そして3。
この度浮上した更なる黒幕の存在。
怪しい人物が居ないので、今回のエピソードでこの黒幕まで倒すという流れにはならないかも。
ただ不思議なのは、ルフィらの抹殺指令を出しておきながら、その死体を「事故」として処理するという点。
高額懸賞首の一味です。
事故にせず、自分の手柄にすれば確実に権力をものに出来る(昇進が出来る)でしょうに、それをしようとは思っていない様で。

一体何の目的で動いているのか。

最後4つ目。今回の話を読んで最大の疑問となりました。
毒が島中を冒したのが4年前で、浄化が始まったのがM再帰後の3年前以降だと思います。
2年前の茶ひげ上陸時にも、まだ毒が僅かに残っていたらしいですが、それでも吐き気を催す程度。
致死量の毒が中空を漂っているという状態では無かったのだと推測されます。

そんな中で行われた決闘。

何故、この島が決闘の場所にセレクトされたのでしょうか。
政府関係者であれば、立ち入りが許されない猛毒の島である事は周知だった筈。
いくら大将と言えど、そんな危険な場所に居れば命も危うかったのでは?
決闘の場に相応しい場所とは思えません。

もし、どちらかが2年前のパンクハザードに毒が無い事を知っていたのだとしたら…。
その人物は自分の立場を利用し、Mを逃がして実験を再開させ、自分の息のかかった場所でライバルを蹴落としたのだとしたら…。
もう十分に上り詰めた地位におり、権力もある為、今更麦わら一味の首で手柄を立てる必要性が無いのだとしたら。
ローはそんな人物に脅されているのだとしたら…。

絶対的正義の名の下に、どんなことでもするであろう人物。
全ての黒幕は赤犬…!!
…だと面白いと思ったりw

それにしても、たった1話でこうまで敵(M)の外道っぷりを表現できるのは流石ですね〜。

「NARUTO-ナルト-」 No.583:これは誰だ

1ページ目。
カブトが治療している長髪の人。
柔らかな女性語を使っていたので、さぞや綺麗な女性なのかと思ったら。
お前かよ大蛇丸〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
素でガッカリしちゃったじゃん。

まぁ、カブトの回想ですが、あからさまに大蛇丸の策略が(笑)
カブトの死の間際に、ここら辺の誤解が解けて感動路線へ流れていきそう。

「SKET DANCE」 第230話 トラブル・トラベル④

ボコボコにされるのは予想通りでしたが、まさかそこから自分の力で挑み直すとは!
このボッスンは珍しく格好良い。

ヒメコがボッスンをどう思っているのか。
逆にボッスンはヒメコをどう見ているのか。
これまでちょくちょく描かれてきた恋愛模様がググッと進展しそうな感じ。

あと2話くらいでしょうか。
この後の逆転劇に期待。

「銀魂」 第三百九十七訓 侍の国

銀さんがこんなに分かりやすく敵に止めを刺したのは初めて?
記憶に無いですね。
今までのラスボスと比べても同情の余地が無かったからかな。
鳳仙の時とはまた違った感じで。
(鳳仙は銀さんにやられたダメージで死んだというよりかは、日の光に止めを刺されたイメージ)

はっきりと死んだとは描写されていないので、まだ何とも言えないですが、それでも今までにない展開でした。
それだけ今回の敵は銀さんにとっては倒しておかねばならない敵だったのでしょうかね。

そして、将軍が…凛々しい…だと……。
散々下ネタやらされてきたとは思えない程の漢気。
これは格好良い。

「べるぜバブ」 バブ153 大将

センターカラーに見合った展開!
ハイテンポでの大将戦開始だったので、素直に面白いと感じました。

ギャグも面白かったですしねw
落ち方がギャグっぽいかどうかで、生死を確認する不良に笑ってしまいました。

それと「箱入り女王」が可愛いw
最高ですねw

「パジャマな彼女。」 vol.9 そんな事ないよ

普通に嫌悪感しか湧かない不良さん達でした。
無事に逮捕されて事件も解決。

で、一方のまくら。
成程。
「白雪姫」だけではなく「眠れる森の美女(いばら姫)」をもコンセプトに取り入れているのでしょうか。
棘なんて聞くと、これを思い出しますので。

まくらが謎の眠りに堕ちてしまったのも、更に痛みで苦しんでいるのも、恋が原因なのかな。
計佑と他の女性(雪姫)との恋路が進展すればするほど(まくらがそういう誤解をすればするほど)死へと近づいていくのかもですね。

そう考えると、まくらが物を掴めなくなってしまったのも納得なんですよね。
計佑と雪姫の中を余計に勘違いした事で、より幽体化が進んでしまったと考えられますし。

こうなってくると、やはり、まくらエンドは決まったようなもので。
まくらの方が良いと思っている僕ではありますが、それでもあまりにも雪姫が不憫ですね。
当て馬にもならない感じで。

「クロス・マネジ」(読切)

お〜〜〜!!これは面白かったです!
読切4本の中でも抜群だったですね。
デフォルメ顔をちょっと多様しすぎていて、大事な場面でもコメディチックになっている点はちと残念でしたが、お話(設定)も斬新ですし、キャラも可愛い。
更には絵も好みなので、本当に良かったですね。

「ハイキュー!!」 第10話 小心者の緊張

菅原さんは、このまま控え要員に回るのでしょうか?
レギュラーの「6人目」が縁下力という、どう見ても脇役モブな名前の子ですので、ちゃんとレギュラー組になるのでしょうけれども。
バレー詳しくないとこの辺の展開の読みが出来ませんね。
セッターを2名という構成は出来ない(有り得ない)のでしょうかね。
先が読めない分、楽しみにしておこう。

さて。早くも次回から練習試合。
先ずはその前に日向の緊張感をどう弛めるのか。その方法に期待です。

「magico」 第56話 恐怖の遊園地!!!

アニスにはどんな秘密が隠されているのでしょう。
前シリーズでも「生物では無い」ような描写がされていたり、どうも謎が多い。
今回も何故首輪の鈴に色(黒?)が差したのか?

その謎の一端はそろそろ解明されそうなのかもですね。

そして、物語的には第2アトラクション!
被り物の幼女が見た目に反して外道な性格をお持ちでしたw

にしても、この幼女の操るゴーストたちの殺人人数が多過ぎる。
3体合計2280人とか…。
これって、少なくとも2280人はラビット・ジュニアが逃がした(ウサギを倒した)という事ですよね(笑)
あのウサギ、本当に大した事無かったのかもw

「バクマン。」 ラストページ 夢と現実

本当に最終回だった〜〜〜〜〜〜〜。
本誌読む前にyahooのトップニュースでネタバレされて知ってはいましたが(ヤフーは絶対にゆr)。

まだまだ読みたかったぁぁぁぁぁ。
2人の漫画道は読んでいて清々しく読んでいて楽しかったので、もうちょっと読みたかったのですが…。
それでもここで終わった事が凄いと思うです!
お祝いですよ。

最初から物語の最終目標を掲げて、それを達成させたと同時に漫画そのものも終わらせる。
非常に綺麗な最後でした。
作中作「リバーシ」でのサイコー達の思いをそのまま具現化させたような、そんな風にも感じる終わり方で。

4年間、本当に楽しませて頂きました。
ありがとうございました。

「めだかボックス」 第143箱 「そんな理由じゃないんですよ」

展開の読めなさだったら、僕が今まで読んできた漫画の中でもブッチギリのトップかもしれません。
今回の冒頭のような流れ、誰が想像出来たでしょうか。
これを予想出来てた人は作家になるべきかもですw

真の候補者が女性陣だったり、めだか達が消息を絶ってしまったりと予想外の連続。
そして、真の予想外は善吉ちゃんの登場というw

ここで善吉を絡ませてくるとは…。
最近の「めだかボックス」は本当に神がかっていると感じます。


ところで、今の写植ってデジタルなのでしょうか?
それとも編集者さんが地道に一つ一つ手作業で貼り付けているのでしょうか?
後者だとしたら、今回編集者さん死んでますよね…。
かなりの狂喜を見た思いですw

次号からの新連載攻勢

「恋染紅葉」がまさかの連載化ですか。
あまりにもあざと過ぎる展開が薄まっていれば良いなとは思いつつも、それを薄めたら台無しだなとも思うので、読切版を下敷きにした路線になれば良いのかもとか。
ラブコメ枠として期待。

そして当時「この人の絵は今の連載陣でもトップクラスなのでは?」とまで思っていた堀越耕平先生が新作を引っ提げて帰ってくるのですね!
これには大期待。
動物園を超す作品になれば嬉しいです。

余計なおまけ


副長、こんな時にまで命狙われすぎw



(そう見えているだけというのは分かってます。野暮なツッコミ、申し訳ございません。)