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「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 番外編「Flower〜芽生える感情?〜」 他 SQ19感想

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」を中心とした「ジャンプSQ19」の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」

表紙&センターカラー。
まさに雑誌の看板ですね!
連載作品以外がメイン張っちゃう雑誌を隔月刊にして大丈夫なんだろうかと余計な心配をしちゃうw
さて、恒例の番外編。
ひっさびさにリト中心のお話でした。でも、いつものリトで無いのでエロエロです。
前作を通じてもこういったリトは初めてでしょうかね。
うん。こうやって「獣なリト」を見せられると、改めていつものリトで良かったかが分かるものですね。
リトの性格がこんなだったら、絶対にここまで人気出てないって言いきれますわ。

それにしてもリトに優しい漫画だなぁ。
あの状態で春菜に出会って妄想を実現させちゃっていたら、正気に戻ったリトはすんごく苦しむでしょうから。
ギャグで終わらせられない程、シリアスな展開になる気がしますもの。
それをさせずに寸前で止まらせるとこに、作者のリトに対する愛を見た気がしますw

「暁の約束」

久々に酷いギャグ漫画を見たw(褒め言葉)
下品だけれど、下品すぎて笑ってしまうw
もうね、表紙が反則ですよね。
タイトルもそうだけれど、画といい、煽りといい…。
「戦乱渦巻く中世ヨーロッパを舞台に熱き想いを描く読切16P!」って。
熱き想い=縞パンの臭い嗅ぎたい なんて誰が想像できるかって話ですよw
ホント酷い漫画だった(褒め言葉)

「ドットインベーダー」

なんか知らんキャラ増えとる…。もしかしたら前回未だ未読かもなので、早々に読んでおこう。
この雑誌の連載陣の中では唯一楽しみにしている漫画です。
今回は2本立てでした。と言ってもページ数的には1話分なので、お得感は薄い。

前半はギャグ主体のお話。
心の内が読まれるって嫌すぎるぅ。
後半は新展開と言った感じでしょうかね。
新キャラの少年がインベーダーなのか。はたまた「家族」というのがそうなのか。
普通に次回が気になる展開でした。

「うそつき兄ちゃんと針金人形」

19歳ですって。作者さん。若い!
そして巧い!
普通に感動してしまった。
冬の寒い日に寒い冬を舞台にした心温まるお話にいたく感動しましたよ。
ただこの手のお話に作者のト書きは不要かなと思います。どんな些細なモノでも。
気になるほどでは無かったですけれどね。
今回の読切と同じ方向性で、1本連載を読んでみたいなと思いました。

そうそう。作中のメッセージって↓これですね。
「よろしくね。読んでいただきありがとうございます。風邪をひかないよう気を付けてください。」

「バレストラ」

1ページ目読んで、普通に連載漫画かと思ったら、読切なのね。
この読切漫画。連載漫画の中の1話としたらオーソドックスだけれども素晴らしい漫画…だと思うのですが…。
読切漫画だとしたらちょっと辛いですね。
漫画の”背景”の部分がごっそりと抜け落ちちゃっています。
「転校生のジャン君が怒った理由」とか。色々と。
そもそもフェンシングである必然性が見当たらなかったです。
折角フェンシングという漫画には珍しい題材を用いていてそれだけで魅力的なのに、ここが描かれていなかったので、他のスポーツでも構わないのではと思っちゃったり。
主人公やライバルが、フェンシングに掛ける姿をもっと描いていればなぁって。
って。何だコレ。批評家もどきの感想とか超サムイ。

えとですね。
絵が上手いですし、フェンシング漫画とか読みたいし、この作家さんなら読んでみたいと素直に思えましたので、だからこそ残念で。
説明過多でもダメですが、あまりにも背景が描かれなさすぎだと、それもやっぱりダメで。
特に「感動を喚起する物語」にしたいのならば尚更、最低限の説明は入れて欲しかったですね。


てなわけで以上です。
久々に何も考えず、いつも以上に中身の無い感想となりましたw