Mangaism

アニメ、漫画の感想や考察を書いてます

早く終わって欲しいよ「DRAGON BALL超」

この記事は

なんてことはない、ただの声豚の我儘

はじめに

「DRAGON BALL超」も早いもので始まってから1年9か月目に入ろうとしています。
新展開に入ったばかりであり、開始前に噂されていた100話はこの分だと通過点となりそうです。

これは僕にとっては、あまり喜ばしい事態ではない。
早く終わって欲しいのです。

憧れのスーパーヒーロー

僕にとってヒーローと言えば仮面ライダーであり、キン肉マンであり、そして、孫悟空なんです。
子供の頃からのスーパーヒーロー。
そのスーパーヒーローが「これじゃない」になったら嫌じゃないですか。

仮面ライダーは平成版としてリメイクされ、これじゃないとなり、キン肉マンは「Ⅱ世」では「別キャラ」だった。
孫悟空もそうなったら嫌なんです。

野沢雅子さんあっての孫悟空。
声が変わったら、それはもう別のキャラクターです。

失礼ですが、野沢さんはもう若くはありません。
心配になるご年齢になっています。
役を出来なくなる前に、終わって欲しいと切に願います。

声優さんは大切だよねという話

「役者冥利に尽きるだろうな」という声優さんを1人挙げろと言われたら、僕は迷わずに塩沢兼人さんを挙げます。
理由をwikipediaから一部抜粋します。

実力も知名度も高く、多数のレギュラーを抱え、声優として脂の乗り切った時期の突然の死は、各界に衝撃を与えた。
没後、持ち役の一部は様々な声優に引き継がれた。
しかし、ドラマCD『ドクター×ボクサー』シリーズなど、原作者や制作スタッフの意向により、塩沢が演じたキャラクターを再登場させない、もしくは登場しても喋らせない作品もある。
ゲーム『スーパーロボット大戦シリーズ』では『機動戦士ガンダム』のマ・クベ、クランプ、『伝説巨神イデオン』のイラ・ジョリバ、『戦国魔神ゴーショーグン』のレオナルド・メディチ・ブンドル、『超獣機神ダンクーガ』の司馬亮、『蒼き流星SPTレイズナー』のル・カインなどの声は、現在に至るまで生前の塩沢が録音したもののみが使われており…

中でも最も凄いと思っているのがアニメ「クレヨンしんちゃん」。
ぶりぶりざえもん役を演じられていましたが、昨年後釜が決まるまで16年も「封印」されていました。
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2000年における塩沢の急逝から、神谷が後任に起用されるまでの16年間に渡り、ファンや遺族の申し出もあり、アニメ・劇場版いずれにも台詞付きで登場しなかった。これに伴い、塩沢の死後も発表されていた、台詞付きでぶりぶりざえもんが登場する原作のエピソードのアニメ化の計画は中断となっている。

これは凄いことだと思うのです。

「クレしん」に於いてぶりぶりざえもんって、割と重要なキャラクターだった筈なんですよ。
それを声優さんが亡くなったからという理由で、一切声無しでの出演にしていた。
16年もの長きに亘って。

声優さんが亡くなったり、引退されたり、休業されたりして、すぐに後釜が決まる。
当たり前のことなんだけれど、寂しさが残りますよね。

やっぱり声の力って偉大で、声が変わる事って凄く影響力あるんですよね。
全然別のキャラクターに思えちゃう。


アニメ「キン肉マンⅡ世」でキン肉マンの声が神谷明さんじゃない。
滅茶苦茶ショックでした。
「名探偵コナン」で小五郎役を神谷さんが降板された。
第一報聞いた時、本気で泣きそうになりました。


声優交代と言えば、「ごちうさ」を話題に挙げざるを得ません。
先程スペシャル版の劇場上映が延期されると発表がありました。
具体的な理由は発表されなかった為、ファンの間では、休業中の種田梨沙さんへの配慮ではないかと話題になりました。
こうやってファンの間で受け入れられることって、とっても良いですよね。
声優さんを大切にしてるファンの声って、凄く共感できます。

種田さんと言えば「きんいろモザイク Pretty Days」での綾役。
やはり休業直後の上映ということもあり、一番気がかりでした。
事前にキャストに名前が記載されているのを確認していたとはいえ、実際に映画館で声聞いた時の安堵感と言ったら。
ホッと安心しましたもの。

「ごちうさ」の延期理由は不明ですけれど、種田さん復帰まで延期でも構わないと作品の1ファンとしては思いますね。

既にこれじゃない感が出てる

「DRAGON BALLL超」に話を戻しましょう。
正直、作中の悟空のキャラクターが既に僕の中では「これじゃない」になりかけているんです。

セル編、ブウ編の頃の悟空ってもう少し大人だった。
次の世代のことを考えるようになって、落ち着いた雰囲気があったんですよね。
確かに最終回では、ウーブを連れて、ワクワクすっぞという感じで飛び立っていきましたけれど、「強さを求めるワクワク感」は、少年期に比べれば落ち着いている印象が強いんです。
そのウーブにしても、「GT」なんかではちゃんと「後進育成」も兼ねていたとなっていましたし(と記憶してるのですが、間違っていたらごめんです。)。

そう言った印象に比べると、今の「超」での悟空はあまりにも子供過ぎるというか。
強い敵と戦う為だったら、どんな駄々も捏ねる…みたいなところがあって、何か違うんだよねと思っております。

それなのに、この上で声まで変わったら。
もう完全別人ですよ。

悟空には代役なんかいません。
野沢さん以外考えられないし、変わったら、終わってもいいくらい。

うん。
1日でも早く終わって欲しいとやはり願ってしまいます。