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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

孫悟空の死生観は本当に非常識なのか? 「DRAGON BALL」考察

【漫画】週刊少年ジャンプ 漫画

この記事は

「DRAGON BALL」の考察記事です。
ネタバレを含みます。

何故死は怖いことなのか

こんにちは。ぬる太です。
今回は「DRAGON BALL」の考察を書いてみたいと思います。


貴方は、死に対する恐怖感をお持ちですか?
僕は正直怖いですし、これはなんら不思議な感情ではありませんよね。
誰しもが…殆どの方が、僕と同等に死への恐怖心を持っている筈です。

では何故怖いという感情を持つのでしょう。
やはり最も大きな理由は、死後どうなるのかが分からないからですね。
死んでしまったら、一体どうなってしまうのか。

無に帰すのか?
天国や地獄と呼ばれるような場所が実在し、そこへ魂が行くのか?
そもそも魂は本当に存在するのか?
よく死の瞬間に魂の分だけ体重が軽くなると言いますが、それは本当に魂が原因なのか?

疑問は尽きませんし、誰にも答えは出せません。

不明だから怖い。
未知への恐怖が死の恐怖の本質であると思うのです。

これを「一般的な常識」と捉えて、本稿を進めて参ります。

悟空は非常識なのか?

悟空のブウ編での一言が読者の反感を買っていました。
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命を軽視している。
倫理観に欠ける。

ちゃんと「殺される地球人には気の毒だが」と別のシーンでは言っているのですが、このような批判がされています。
倫理観に関しては、僕は何も言いません。
ただ、「命を軽視してる」かに関しては、否定の立場を取りたいのです。

そんなことないよ。

少年悟空の未知への感覚

惑星ベジータから1人用の宇宙ポッドでやってきた赤ん坊悟空は、地球のパオズ山に落ちます。
そこで悟飯翁に拾われて、育てられます。

ある月の晩のこと。
まだ自分がサイヤ人であることを知らない悟空は、満月を見てしまい大猿に変身。
悟飯翁を踏みつけて殺してしまいます。

一体何度目の変身でこの事故が起きたのかは不明ですが、こうして悟空は1人となってしまいました。

エイジ749年9月1日。
西の都からドラゴンボールを求めてパオズ山を訪れたブルマと悟空は出会う事で、物語は始まります。
ここから悟空は、未知の世界へと冒険に出るのです。
ワクワクする大冒険へと。

物語当初の悟空から分かる事が1つあります。
「未知に対する恐怖心を持っていない」ことです。
悟飯翁の死に対しても悲観はなく、非常に軽いです。

悟空にとって死ぬ事は怖いことではないのではないか。
そういう推測が立てられます。

悟空と死(1)

初めて悟空が死に対して感情を表したのは、タンバリンにクリリンが殺された時でした。
この時は激昂。
親友が殺されたという単純な怒りもありますが、死というモノがどういうことか、亀仙人にしっかりと教育されたのでしょう。

その後、ベジータが大猿に変身した際に、悟飯翁の死の真相に気づいた悟空。
自分が殺してしまった事に対して自責の念が垣間見えます。

また、死が嫌な事であると身を持って体験しています。

ラディッツ襲来。
悟空はラディッツを斃す為に自らの命を差し出し、魔貫光殺砲に貫かれました。
この時クリリンに言います。
「死ぬってのは嫌なもんだな」と。


人を殺してしまうことの罪深さ、死に対しての嫌悪感が確かに悟空の中にあることが以上の事から窺えます。

悟空と死(2)

死ぬのは嫌な事だけれど、死への恐怖は無い。
一度死ぬ事で、悟空の中では確固たるものになったんじゃないかなと思うのです。

だって、死んだらどうなるのか知ったのですから。

先ず閻魔大王の所に行って、裁きを受ける。
ここで天国と地獄どちらに行くか決まる。
閻魔大王の後ろにはヘビの道があり、その先には界王様がいる…。

天界の仕組みを知ってしまったのだから、死は怖いものではなくなりますよね。


ドラゴンボールで生き返れるし、死は怖いことではない。
(死後の世界は怖くない)
確かに悟空の死に対する考え方は一般の人よりかは軽いのかもしれませんけれど、それは仕方ないですよね。
悟空の体験した事を想えば、同じように軽く考えてしまう人もいるんじゃないかな。

さて、悟空は2度死んでいます。
それも2度とも地球の為に死を選んでるんですよね。

だから…というのも変ですが、場面の事を考え併せても、ブウ編での発言は「悟空だから許される」ものだと思うのですが、如何でしょうか。

終わりに

非常識というより、一般の常識に当て嵌まらないって感じですかね。
それを非常識というんだと言われそうですがw

非常識に2度も死んで、死後の世界を見ちゃってるんだから、まあ、死生観は一般のそれとは違って当然なのかなと。
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軽いけれど、仕方ないよねw


以上ですが、拙い記事にお付き合い頂きありがとうございました。