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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「ONE PIECE」 敵の支配の進化が怖い  「週刊少年ジャンプ」2016年36・37合併号感想

この記事は

週刊少年ジャンプ」2016年36・37合併号感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

1年振りに「ジャンプ」の感想です。
ニセコイ」完結記念って事で。
でも、書いて見たら「ワンピ」だけで単独記事にしようかどうか迷ったw
それ程無駄に長くなってしまいましたよ…。

ONE PIECE」 第835話 "魂の国"

ナミの「縄をほどけーっ!!!」のコマに笑ってしまったw
前回最後のコマで「ウオォォー」って猛ってたナミも本物だったと思うと笑えてくるw
猛獣に混じってても違和感無いナミさん、素敵w

閑話休題
なんていうか、色々な支配のやり方があるのな〜と。
しかも、どんどん「完璧な支配」が描かれている節を感じます。
「海賊による人々の支配」。
その系譜を簡単に振り返ってみます。


最初は、クロコダイル。
表向きは、海賊退治のヒーローとして人々から支持を集め、その実裏では犯罪組織のボスとして暗躍。
古代兵器を求めておりました。

しかし、クロコダイルの野望は半ばにして潰えます。
ルフィ達の介入とビビの頑張りで、裏の顔が国民にもバレます。
こうなると掌返しは早いものです。

心の支配は支配でも、軽い意味合いの支配。
ただの憧れと感謝です。
そんなものは、それ以上の負の面を見せられれば、忽ち逆転してしまいます。

これは、芸能人がスキャンダルによって人気が無くなる現象に似た物を覚えます。
ヒーローという偶像が剥がれ、隠された悪の顔が知れてしまったからの凋落。
人々はまだまだ「支配」されているとまでは言えないような状況だったのかなと。


続いては、モリア。
力による支配が描かれていました。

影を抜かれた者は、陽の光を浴びれずに(日光に浴びると消滅してしまう為)文字通り陰に隠れて生きて行くしか無くなる。
そうやって「いつでも殺せる状態」にしときながら、支配をしていました。

しかし、力による支配は脆いものです。
心までは屈服させてはいないので、レジスタンスを抱え続け、ふとしたことで逆襲されます。
事実麦わらの一味という異分子が混ざっただけで、あえなく崩壊しました。

ただ、影を植え付けた死体軍団の支配は完璧でしたね。
ゾンビにする前の契約で、記憶の一部を消去する事が出来、結果としてトラウマなど戦士としてマイナスになる部分を抑制。
絶対服従の不死の軍団を作り上げていましたので。


この七武海2人の「支配」の「良いとこ取り」をしていたのがドフラミンゴ。
先ずは民衆の掌握。
裏で大規模な暴動を引き起こして、それを派手に鎮圧してみせる。
醜悪なる自作自演。
国を救った英雄として、国王に就任。
華やかで賑やかな仮初の幸せに溢れた国に仕立てた。

一方で、力による支配も行っていました。
歯向かう者を玩具にして、関わったものの記憶と共に"存在毎"抹消。
そうして出来た「玩具」は裏でこき使っていました。
玩具にされた者の関係者は、その人物の記憶全てを失う為に、平穏な仮初の幸せを続けられるという仕組み。

見事なまでの心の支配と力による支配でした。
けれど、あくまでも仮初なんですよね。
欺いていただけ。

だから、これまでの幸せが嘘だとバレると脆い。
玩具にされた人々が元に戻ると、彼らの記憶も国中に蘇り、騙されていたことにも気づき、国民は目を覚ましました。


人を騙すのではない心の支配。
それさえ可能ならば、最も恐ろしいのではないかな。
で、ビッグ・マムの支配がまさにそれっぽい。

そう感じたのが冒頭の問い掛けのシーン。
寿命を抜かれているにもかかわらず、女性の顔は平穏そのもの。
まるで神に祈りでも捧げてるかのように、胸の前で手を組んで瞼を閉じている。
安らかな顔をして、寿命を抜かれています。

恐怖を覚えました。
恐らくですけれど、「リーブ(去る)」を選んでも「実害」は無いんじゃないかな。

去ることを選んだからと言っても、ビッグ・マムから裁かれる事は無い気がするのです。
830話でも「去る者に理由なんか聞くな」と言ってますし。
家族の盃まで交わしてしまうと、対価が必要なようですけれども、交わしてない一般人がどうしようとどうだっていいのでしょう。

離れても害は無い。(とはいえ、「ビッグ・マム以外の災い」から害を受けてしまう可能性は十二分にありますが)
残ったら、寿命を失ってしまう。
それなのに、あっさりと寿命を差し出す姿は非常に恐ろしいです。

それ程までに、「本物の幸せ」を与えられているって事なのかなと。
正体がバレたら終わりのミンゴの支配よりも、心から支配されているビッグ・ママの支配の方が恐ろしいものがあります。

まあ、本当に住民たちが幸せな生活を送れているかどうかは現状まだ分からないんですけどね。
ミンゴの時同様仮初の可能性だって残されていますから。

でも、この妄想が事実なのだとしたら非常に厄介です。
これまでは、海賊の正体が世に知れた時点で、民衆はルフィ達の"味方"でした。
けれど、今回は違ってきてしまう。

最後の最後まで民衆はビッグ・マムを支持し、ルフィらの敵に回る。
ヒーローになる事を嫌うルフィには、何の問題も無いでしょうけれど、やりにくくなりそうではあります。


さて、もう少し妄想。
寿命を自由に操れるというこれまた無敵に見える能力。
そこに弱点ってあるのかな?と。

能力的にはモリアにそっくりです。
物語的にもスリラーバーク編と繋がって来てますし、比較対象として挙げてみます。

モリアの能力は「カゲカゲ」。
影を奪い、死体や物に縫い付けて絶対服従の部下にする能力。
影の元々の持ち主の性格や能力を受け継がせる事も可能な上、体は死体なので元々の影の持ち主さえ生き続ける限りは「不死」。
一見無敵な能力ですが、しかし、悪魔の実の能力ヨロシク海水に弱いのが欠点でした。
海水を飲ませるか、浴びせれば、影は元に戻って、ただの死体に戻ります。

そうそう。
モリアの能力は、あくまでも、影を他者に縫いつけるだけなんですよね。
縫い目が綻んだり、破けようものなら、忽ち元の持ち主の元へ戻ってしまう。

では、ビッグ・マムはどうなんでしょう。
これまでの描写を見るに、「奪った寿命は元に戻せない」んじゃないでしょうかね。
少なくとも、モリアと違って「自然に戻る事は無い」気がします。
ママの意識で、元の人物に戻す事は出来るにしても、そんなことするような性格には思えず。

こうなると、ルフィ達は戦い辛いでしょうね。
元に戻せないならば、倒すしかありません。
けれども、モリアの兵と違って倒せるけれども、数は圧倒的な差がありそうです。

被害者1人につき1体しか作れないモリアと違って、ママは被害者1人から「寿命の分」だけ兵が量産できるのですから。
その上ママに与しそうな「被害者」はいっぱいいる可能性があります。
ルフィとバトルが始まっても尚、国民すべてがママに付くかもしれません。

倒しても倒しても敵の数は減らない。
しかも、倒せば倒す程、罪の無い人々が死に近づく。
倒した分、元の持ち主に寿命が戻らないのならば。
ヒーローであることを嫌っても、罪の無い人を斃す程ルフィ達は悪人ではありません。
つくづくやりにくそうです。

さて、弱点ですが…。
自由に寿命をやりとり出来るという「自由」って部分に引っ掛かりを覚えます。

829話でママが自分の息子から寿命の全てを抜き取って殺してしまうシーンがありました。
そこで、殺されたモスカートの兄と思われるキャラがこう言ってます。

「臆したら寿命を取られる」と。

勝手に他人の寿命を奪える能力では無いんでしょうね。
きっと制限があるんですよ。

例えば、1つ、「寿命を提供するという同意があった場合」。
これは今回の冒頭のケース。
敢えて選択肢を与えているのは、同意を求めて、寿命を抜く下準備を整える為なんじゃないかな。

もう1つが、相手をビビらせた時。
ビビっている状態からしか、寿命を引き抜けない。

国民を恐怖で縛って寿命を引き抜かないのは、いざという時に兵として使えないからなのかなと。
もしも恐怖で縛って、いざって時にクーデターでも起こされたら、人々の心は恐怖よりも勇気の方が勝っていそうですし。

こんな感じの条件があるのだとしたら、ルフィが寿命を取られる心配だけは杞憂そうです。
弱点と言えるほどのものでは無いですけれど、条件を逆手に取って突破口を見出す展開が来る…の?

僕のヒーローアカデミア」 No.102 心浮かぶ

恋する女子は、最高ですね。

新キャラ登場。
夜嵐。
相変わらず凄い名前だ。
そして、凄く癖が強いw

大好きだという雄英に入れた機会をわざわざ手放すという、言ってる事とやってる事が矛盾しまくってる少年。
物凄く灰汁が強そうだw

ハイキュー!!」 第217話 "楽"

描写が無かったですけれど、この楽するって、相手も楽にしますよね。
待ち受けるだけの準備の時間を与えるんですから。
でも、それすら「無駄無駄無駄無駄無駄」と力押しできる才能。

身長2メートルはすげえ才能。

日向が力説するだけの説得力がビンビンに伝わってきますね。

「わんぴぃす ふぃるむ ごぉるど」

なにこのネタバレ。
8ページで余すことなくネタバレしてるんですけどw
映画レビューとしても、ギャグ漫画としても単純に凄いと思う。

ニセコイ」 最終話 ヤクソク

なんだか血も涙も無い予想通りの結末を見せられての最終回。

本音を言えば悔しいw
何故、何故、春を選ばなかったのかと(ぇ

小咲派で始まった僕ですけれど、春登場からは、あっさりと鞍替えw
もう小咲と春を一緒に戴いちゃえば良かったんじゃと思いつつ読んでいましたよ。

なのに、なのに、楽ったら。
ド本命の千棘と一緒になるという直球ストレートベタベタの道に走りやがってぇぇぇ。

それでも、1人1人と向き合って、気持ちを伝えていくという終盤には納得でした。
未だに羽の登場はいらなかったんではないかなという部分もあるにはありますが、綺麗な纏めだったと思います。
(一番感動したのはるりちゃんの告白シーンでしたがw)

このエピローグも綺麗に纏まっていて、読後感はとても爽やかでした。
恋破れたヒロイン達が全員後ろを向かずに前だけを向いていて、かつ、千棘が彼女達から祝福されていたから。

千棘は嫌いじゃありません。
他にもっと好きなヒロインが居た。ただそれだけなんです。
そのヒロインが結ばれなかったのは残念ではありますが(メインヒロインでは無い春ルートが最初から存在すらしてなかった事は百も承知ですけれど)、ここまで見事な最終回までの道のりを見せられると何も言えません。

うん。
5年間楽しませて頂けました。

銀魂」 第五百九十九訓 調味料は控え目に

コロッケの食べ方1つとっても十人十色。
各々のやり方で出来る事をやれば良い。
喜々は、そんなバラバラの食べ方を全て一思いにして飲み込んだ。

神楽の悪戯で種々の調味料が混ざり合ったコロッケを喜々が平らげるシーン。
ここには、「民の全てを受け止める」という彼の言葉を裏付ける決意が出ていたと思います。
だからこそ、喜々に敵意をぶつけていた桂達も、喜々の提案に乗ったのでしょう。

この構成は凄いな。見事だな。流石だな〜と思って読み進めていたら、素晴らしいシーンがあっさりと下ネタにされたでござるwww
これだからこの漫画は油断できないw

「約束のネバーランド」 第2話 出口

この手のストーリーは嫌いなんですけれどね。
殺されたコニーが可哀相で。
子供が無残に殺され、しかも、食されるなんて嫌悪しかありません。
いくらフィクションと言えどもね。

でも、面白い。
多少動きは無いけれど、キャラが活き活きしてる絵も然ることながら、謎多きストーリーがね。
不気味でいて、むかついて、悍ましい世界観にどう立ち向かっていくのか。
今後が途轍もなく気になる構成です。

「ゆらぎ荘の幽奈さん」 26 チークダンスと幽奈さん

チンアナゴと思ってた半分はニシキアナゴ!?」って次回の予告なんですか?
本当ですか?
今までの予告の中で、ぶっちぎりで意味不明なんですがw

巻き込まれ型主人公ではないのに、その属性を持ちつつも、強くて逞しい。
新しいタイプの主人公像なのかもですね、コガラシは。
コメディとして話を落としつつも、良い男度を上げまくった展開は凄いの一言でした。