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「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」 第61話:感想 リトvsギドが整えられましたね

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第61話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第61話「taken〜ネメシス〜」 感想

「SQ.」の電子版、4日午前1時時点で購入出来る感じですね。
次回から電子版にしよっかな。わざわざ深夜にコンビニ行かないで済みますし…。

えと。「とらダク」感想ですね。
ギドvsネメシスの決着や顛末は予想通り。
これはもう大方の人が読めていた展開でしょうね。
意外性は無かったのですけれど、その分リトvsギドは熱かったですね。

この一連のエピソードで、やりたかったのはこれだったのかなと感じました。
力のギドと心のリト。
現在の銀河統一者と未来の王候補。
リトが王として相応しいかどうか、最大の見極めの線引きが整えられたエピソードだったんでしょう。

では、このエピソードの全てを振り返る事で、感想を書いていきます。

第59話はネメシスの実力を描いていた

この線引きを語る上で大事なのは、ネメシスの実力です。
最初にこれを見てみます。
ネメシスの実力は、今エピソードの始まりである第59話に全て纏まってましたね。

先ずは力。
純粋な武力はどうなのか。
実体を持たず、精神に干渉する攻撃を得意とするネメシスは、敵として対すれば、非常に厄介な存在です。
どれ程厄介なのか、その一端がザスティンとの戦いに現れていました。

ザスティン自身かなりの使い手であり、その実力はギドの右腕として嘗ての大戦を戦い抜いたということを踏まえれば、宇宙広しといえどもトップクラスであると見做しても良いはずです。
そんなザスティン相手にして、余裕を見せていたネメシス。
ギド相手でも余裕の態度は崩しませんでしたし、そもそもザスティンが本気では無かったとはいえ、それでも、ザスティンでネメシスを倒せたかというと疑問です。
彼の武器であるフォトンブレードがそもそも無害でしたからね。
相性も悪く、倒すまでには至らない気がします。

こう考えると、ネメシス自身の武力は決して低く無く、寧ろ彼女の出自を踏まえれば、大抵の者にとっては戦い難いと結論づけます。

続いては、心の方はどうでしょう。
簡単に懐柔されるのでしょうか?

彩南の町に下り、そこで暮らす人々に触れる事で、"兵器"から"人間"へと変わっていっているヤミとメア。
彼女らとは違うんだとネメシス自身が言っています。

2人とは根本的に違う存在であるから、人と仲良くなれるはずもないし、そのつもりも無いと。
敢えてヤミ達とは違うんだと強調する事で、心まで"人"にはならないと宣言してるんです。


ザスティンレベルですら苦戦を強いるであろう高い武力の可能性を示し、かつ、簡単に心を入れ替えないという姿勢を描いていました。

第60話はギドの武力を描いていた

そんなネメシスに対峙したギド。
わざわざサシでの戦いに持っていくことで、ギドの実力を際立たせていました。

闘いに於いて終始一貫して圧倒していたギド。
付けいる隙すら与えてませんでしたからね。
ネメシスがどんな手を講じようと、慌てず騒がず、冷静にして力任せの方法で難なく攻略。
ギドの恐ろしいまでの「王としての資質」を感じずにはいられませんでした。

簡単に「再生する前にダメージを与え続ければ良い」とか言ってますが、そんなこと普通出来ないでしょうよw
それを涼しい顔で、ネメシスの攻撃を全て無効化しつつ、体一つでやってのける。
まさにバケモノですね。

簡単には倒せないであろうネメシスを意図も容易く、ダメージすら受けずに一蹴したギド。
これが意味するのは、王としてのレベルの定義ですね。

現在の王は、ネメシスを武力の面で圧倒出来たという1つの指標が出来、仮に王を目指す者があれば、同じことをやれて初めて「ギドに比肩しうる存在」の1つの証明となる。

第61話ではリトの挑戦が描かれていた。

巧いのは、ネメシスをハーレム要員に加えられるかどうかという問題そのものが「銀河を統治する次期王に相応しいかどうか」の線引きになってしまっている点ですね。

ギドは武力でネメシスを屈服させてみせました。
同じように武力でネメシスを倒せれば、それはそれで「王に相応しい実力を持っている」証明に成り得そうですが、リトは違うアプローチをしてみせました。
武力では無く、心でネメシスを屈服させるんだと。

これが十分難しい事は、第59話で語られています。
難しさで言えば、武力での屈服と同程度なのでしょう。
というか、同じでないと話として成立しませんから。

ネメシスの心を変えてみせる。
ギドに魅せたリトの啖呵は、リトとして見たら言葉通りの意味しか無かったのでしょう。
けれど、ギドからしてみれば「現王であるギドに並んでみせる」という意味合いが強く表れて見えたのではないかな。

リト自身意図して無さ気ですが、見事なまでに挑戦状を叩きつけていたなとw
この流れはとても面白いものでした。

まとめ

スムーズにハーレム計画推進とダークネス計画阻止が1本に纏まりましたね。
ネメシス自身にダークネスであると言わせる事で、ネメシスを改心させる事がそのままダークネス阻止になると言えますし。
ネメシス改心は同時に、リトが王として相応しい男であるという証明にもなり、ハーレム計画の大きな前進ともなる。

焦点が1つに絞られ、いよいよ物語としての最終目的地が見えてきた感じです。
(最終回が見えてきた訳では無いですw)