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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」 第53話:感想

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第53話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第53話「Puberty?〜素直になってみる〜」 感想

素直になれないヤミのお話。
サブタイトルに「Puberty」…「思春期」とありますが、まさにそういったヤミの性格が出ていた回だったな〜って。
と同時にモモの迷いが計画推進を後手後手に回してる感もしました。


まだまだ母から言われた事を引きづってる感のあるモモ。
内心ではこのままハーレム計画を推し進めるか、はたまた本当の自分の欲望(リトの独占)に忠実になるか葛藤してるのかもですね。
そんなモモなので、多少「動けない」言い訳っぽくなってますが、しっかりとヤミの性格を掴んでいるようで。
積極的に動きたいメアに「藪蛇になる」的なアドバイスを送ってました。
実際にメアが真正面から突撃するも、頑として否定するヤミの様子からモモの言葉は的を射たものだと分かります。
でも、なんだかモモらしくないかなと。
本来ならメアのように積極的に、しかし、メアのような正面切っての突進はせずに、状況や相手を見定めた上で最善かつやや強引な(笑)策を打っていきそうなものなのに…。
「どうすればヤミを素直にさせるのか」まで頭が回ってない感じでした。

何かしらの迷いが必ずある筈で、どうもこの状態が長引くのは、モモにとってはマイナスな気がしてなりません。
モモの埒外の出来事が積み重なると、最終的に「モモの一人負け」になりそうな気がするんです…。

今回の件がそんな感じで。
例え話をしましょう。
モモが関わってない場で、このままヤミが素直にリトにアプローチを続けるとします。
リトもなんだかんだ言いつつ普通の男の子ですから、若しかしたら、ヤミに惹かれていくかもしれません。
この過程にモモが絡んでいれば、ヤミを「リトを独り占めせずに皆で共有しましょう」という思考へ誘導出来る機会こそありますが、絡んでいなければそれまで。
自然と「独り占め」の格好となり、リトはヤミだけの「彼氏」として終わってしまうでしょう。
ヤミの場合性格的にくっ付いてからでは(考えを変えさせるには)遅いでしょうからね。

モモが何を悩んでいるのかはまだ明かされていないので分かりませんけれど、彼女は悩めば悩むほど、自分にとって不利な状況になりかねない事に気づくべきな気がします。


さてさて、素直になれないヤミですが、素直になった経緯がまさしく「思春期の子だな〜」って感じが出てて良かったですね。
まさに天邪鬼って感じです。

メアに「好きなんでしょ」と言われれば「違う」と頭ごなしに否定するのは序の口としまして。
面白いのが「母」の「否定」を繰り返した点。

ティアーユのクローンであるところのヤミは、遺伝子的には「同一人物」。
それなのに「ティアみたいに胸が大きくなるわよ」と言われれば「同じ成長をするとは限らない」と否定し、更に「ティアほどドジじゃありませんし」と「ティアーユとは違う」事を強調してます。

ティアが恋の機会を悉く逃してきた話になれば、「私はティアとは違いますから」とハッキリと否定。
まさに思春期の娘が母親に対して吐く暴言の代表例ですねw
で、この手の思春期の子の特徴としては、口では違うと否定しつつも、行動が「同じである」と肯定しちゃう点。
(ここでいう「この手の思春期の子」とは作劇上のお話です。リアルの青少年の事じゃないです)

本心では同じだと認めてるのでしょうね。
だから、「母がチャンスをものに出来なかった」=「黙って待ってるだけでは、母と同じようになる」という危機感が募って、積極攻勢に出る後押しとなっている。

シリーズ始まって以来漸くと言って良いんじゃないかな。
少しだけ素直に気持ちを伝えようと努力したヤミでした。

で、話は戻しまして、モモが不利になるんではという心配。
ヤミに関しては杞憂に終わりそうだなって(汗
いや、だって、「楽しい話」が「人体の急所に関して」しか思い浮かばない点で(^ ^;
しかもそれが根本的におかしい事には気づかずに、「戦闘の話ではリトが付いて来れない」と斜め上な気遣いをしちゃってますしねw

この子に関してはもうちょっと「平和な暮らしを送る女の子の常識」を身につけさせる所から始めないとですね。

それにしても、オチがw
こういう勘違いのまま終わっちゃうところがリトの鈍感さを際立たせてますね。
えっちいハプニングの度にガチで殺されかけているので、仕方ないっちゃないかもですけれど。

終わりに

今回お静が春菜の話を出してきました。
恋の事が分からないお静がミカドからアドバイスを貰い、それを機にいっきに春菜の背中を押しだしたら…。
そのままの勢いで春菜がリトに告白してしまったら…。

「お静がミカドに恋のアドバイスを求めた」事を知らないモモ。
当然の流れで、春菜の告白も見逃してしまうと、そのまま春菜単独ルート突入というのも有り得そうですね。
というか、こんな感じの展開になって欲しいです。

「ハーレムを望まない女の子」がリトを独占できると知ったらどうなるか。
その時モモはどうするのか。
恋のバトルが表面化して、物語的にも一層面白くなっていきそうな気がするんですが…。

お静がアドバイスを求めたくだりが伏線として機能してくれたら嬉しいな〜。