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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「DRAGON BALL」トンデモ考察 何故フリーザ軍はスカウターを重宝していたのか?

【漫画】週刊少年ジャンプ 漫画

この記事は

「DRAGON BALL」のとんでも考察記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

2015年4月18日に公開の劇場版「DRAGON BALL Z」シリーズ最新作「復活の『F』」の情報が公開されました。
え?今更ながらフリーザが敵なの?というのが正直なトコ。
ピッコロだって楽勝レベルになってしまった今、敵として成立するのという疑問はあるんですが、そこは大丈夫なのでしょう。
鳥山先生もコメントで

ただ復活しただけじゃない

と言及されておりますので。

前作「神と神」の時の悔しさを今作で晴らす大活躍をしてくれているのでしょうね。
声の出演が決まって、さぞやお喜びのことでしょうw

僕自身このブログで「次回作は無い」という主旨の考察を挙げていますが、それはなかったことにして(オイ
大喜びで劇場で楽しむつもりです。

さて、フリーザ復活に託けてという訳ではございませんが、1つまた考察をしてみます。
題して「何故フリーザ軍はスカウターを重宝していたか」です。
今回もタゴマという新キャラクターの紹介(「週刊少年ジャンプ」2014年52号より)で

特に「タゴマ」が着けているスカウターはかつてないデザインだ!!

とわざわざ触れている辺り、フリーザ軍を象徴する道具であることは違いありません。

かのナメック星でのDB争奪戦に於いても、フリーザ軍はスカウターを全て破壊された事でベジータに幾度となく出し抜かれ、有利に進めていた戦局を大きく後退させてしまいました。
人数の利を活かし総出でナメック星中を捜索すれば、わざわざギニュー特戦隊の到着を待つまでも無かったのに、それをせずにスカウターを待ち続けたのは何故か。
この辺はフリーザの短気さ故なのかもしれませんね。
そういうまどろっこしい事はせずに、スマートかつ迅速に対応したかった。
また、油断もあったことでしょう。
ベジータを治療し、そのせいで集めたDBを奪われたのは、ハッキリ言ってフリーザ自身の失態でしたから。
あれはザーボンさんは悪くないw

そして、もう1つ。
フリーザはスカウターに絶大なる信頼を寄せていたということ。

よく想定外の戦闘力を敵が示すだけで「ちぃっ、ぶっ壊れてやがる」と壊れてもいないのに故障のせいにされるという謂れの無い批判を受け続けたスカウターさん。
一見全く信用されていないように見えて、実は滅茶苦茶信頼されていたのではないでしょうか。

であれば、何故そのような信頼を得ていたのか?
作中でも明示されていない様な機能があったんではないでしょうか?
そんな「描かれていない機能」に関する考察です。

スカウターの判明している機能

先ずは判明している機能を振り返ってみましょう。
メインとなるのは、やはり「戦闘力の測定機能」でしょうか。
ラディッツが農夫のおっちゃんに放った「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」は本当に有名です。
鳥山先生もお気に入りなのか、その後初登場時のトランクスに対しても同じセリフを使っています。

フリーザの「わたしの戦闘力は53万です」も超有名ですよね。
例えば街中で
「俺のパワーは53万だ」
「フリーザかよ」
という掛け合いを目にすることは良くあるでしょう。
実際僕は友人との間で交わしたことがあります。
ボケ(?)にすぐ気付いてくれたので、とても助かりましたもの。
まあ、こんな会話交わした事無くとも、「53万」というワードだけでググってみれば一目瞭然です。
フリーザ様だらけの検索結果に笑えて来ます。

余談はさておき、戦闘力の測定とはどういうものかといえば、文字通り「特定の人物の戦闘力を計測する」機能。
但し、対象人物がひた隠しにしている真の戦闘力までは計測できず、あくまでも表面上放出している気の量を数値化するもの。
相手の位置を捕捉し、距離や方角も同時に使用者に伝える事が出来ます。

この機能更に詳しく見ていくと、色々と付随した機能が備わってることに気づきます。
1つは、ターゲットのロック。
特定の人物をロックすることで、その人物が移動してもスカウターが位置を追い続け、戦闘力を計り続けられるというもの。
偏に戦闘力・気と言っても、個人による特質があります。
これは悟空達がよく台詞にしていますが「この気は〇〇のものだ!!」という類から明らかです。

1人1人異なる性質の気を放出していて、悟空達はその違いを感じ分ける事で、個人を特定しているのです。
ヤードラット星人の瞬間移動もだからこそ実現可能な技なのでしょう。
皆が皆同質の気を放っていたら、技として成立出来ませんからね。

ということは、このスカウター恐ろしく有能です。
ただ単純に戦闘力を計るのではなく、その戦闘力の性質そのものをも判別しているのですから。
あくまでも1つの考えではありますが、このような機能を備えていた可能性があります。

もう1つ大事なのは、計測範囲でしょうか。
ターゲットのロックと共に興味深い台詞をギニューが発しています。

「われわれのスカウターはすでにベジータをとらえております」

宇宙ポッドでナメック星に向かっている途中から既にベジータを捕捉していたと読み取れます。
となれば、かなりの広範囲に亘って計測が可能なのでしょう。

これを裏付けるのが、スカウターの持つもう1つの大きな機能である「通信機能」。
地球で戦っていたラディッツ達の会話を遠く離れたベジータ達が聞いていたり。
同じく地球で戦っていたベジータの言葉をフリーザ達が盗聴していたり。
惑星間に及ぶ超長距離通信を可能とするとんでもない技術力が培われている事が窺えます。

超広範囲に亘る通信が可能であれば、超広範囲に亘る戦闘力の捕捉も十分に可能なのではないでしょうか。

以上より、宇宙を主戦場とするフリーザ軍がこの有能な道具を重宝していたのも十分に納得出来るんです。
先ず、戦闘に於いて優位に立てる。
戦闘力を変化させる種族というのは宇宙的に見ても稀らしく、故にスカウターの数値はそのまま対象者の全力であると見做せる。
敵の強さが分かれば、作戦も立てやすいです。
必ず制圧出来るレベルで編隊を組めますし、味方の被害を最小限に食い止められるでしょう。
気を察知出来ない彼らは、敵の位置を捕捉してくれる機能のお陰で、不意打ちを食らう事も無ければ、相手が目くらまし等々で姿を消しても追撃が容易い。

若しかしたら、スカウトとしても使用されていたのかもしれません。
元々の語源はここからの可能性だってありますしね。
相手の強さが「使える」と判断できるレベルであれば、味方に誘えますしね。
通信機能は連携プレイでも効果を発揮しそうですし、色々と戦いに明け暮れる連中には持って来いなのでしょう。

が、本当にこれだけなのでしょうか?

スカウターの隠された機能?

さて、ここからが本番です。
読んでいて1つ「おや?」と思うシーンがありました。

スカウターでの敵位置に関する情報は、「距離」と「方角」が殆どだったものの、ここでは文字通り「位置」を示しているのです。
これは大きな違いです。

距離と方角を計測するのは、リアルに当て嵌めれば、例えばレーダーで可能となります。
特定の方角若しくは全方位に向けて、レーダーを飛ばす。
レーダーは物にぶつかると反射し、発射口へと戻ってくる。
レーダーの速度と反射して戻ってくるまでの時間から距離を求める。
動物ではイルカなどが、これと同じ原理で物を捉えていると言われています。

スカウターも似たような原理で、距離と方角を測定しているのかもしれません。
戦闘力の測定に必要なセンサーを相手に向けて照射し、戻ってきた情報から戦闘力、距離、方角を算出していると。
でも、相手の「位置」を出すには、これだけでは情報が不十分なのです。

現実に置き換えてみると分かり易いと思うんです。
自分を基準にして、例えば南の方角10キロに友達がいるという情報を得たとします。
この情報だけで友達の居る場所に行くのは簡単です。
単純に南へ10キロ進めばいいだけですから。
町中で「単純にまっすぐ」なんて不可能ですけれど、理屈的にはこういうお話ですよね。

では、「神奈川県横浜市〇〇区▼町1-3-5」に居る友達のとこに行けと言われると、すぐさま行動に移れるでしょうか。
偶然その住所までの行き方を知っていない限りは、誰だって地図を頼りにします。

「南へ10キロ」と「神奈川県横浜市〇〇区▼町1-3-5」は全く同じ地点を指しているのに、与えられる情報が異なるだけで、そこへ辿り着けるかどうかは結局その人物の知識・経験次第という事になります。

初めてナメック星に訪れたであろうフリーザ。
特にギニューはこの時着いたばかりです。
この惑星の地理情報なんて知っている訳がない。
それでも会話が成立している。
彼らが疑問を覚える事無くこの会話が成立していたのは、「スカウターにナメック星の地理情報がインプットされていたから」ではないでしょうか?
実際に「ごらんなさい」とあたかもスカウター上に「地図」が表示されているかのような口ぶりですし。

そう。
地図という情報があって初めて「ポイント8829401」という「住所」が分かるのですから。

決め手に欠く考察ではありますが、「スカウターには地図情報がインプットされている」と仮定します。
では、この地図情報はいつ・どのようにしてスカウター上に記憶されるのでしょうか?

スーパースカウターという妄想

少し話をそらしてみます。
フリーザの53万という戦闘力は、本当なのでしょうか?

この後、劇中で初めてベジータと組み合った際、ベジータはフリーザの攻撃を一撃とはいえ凌ぎきりました。
いくらベジータが死の淵からの復活を繰り返してパワーアップしたと言っても、53万の攻撃を防ぐほど戦闘力を上げていたとは考えられません。

このシーンで注目したいのは、フリーザの着けていたスカウターですね。
ギニューが惑星フリーザから持ってきた物で、恐らく最新型でしょう。
ギニューも同じく最新型を着けていたとすると、悟空の戦闘力を計ったシーンから見て最低でも18万までは計測可能だと分かります。
フリーザのスカウターは、ベジータの戦闘力を計測中にクラッシュしてしまいましたので、この時のベジータは18万以上の戦闘力を出していた事となります。
流石に悟空を大きく上回る戦闘力をこの時点のベジータが有していたとは考えられませんので、全力を出しても20万前後だったのではないでしょうかね。

また、一撃を交わした後の両者の姿からも残している余力に大きな差がある事も窺えます。
ベジータは肩で息をし、フリーザは涼しい顔をしている。
フリーザは全力を出さず、5割程と仮定すれば戦闘力約26万。
18万以上と予測されるベジータが凌げそうな力量差になりました。

考えようになっては、確かに有りえそうな数値ではあります。
でも、最大の疑問が。

20万前後程度で壊れてしまう最新型のスカウターですら計測できようもない53万という数字を、どのようにしてフリーザは知り得たのでしょうか?

偶々悟空達のように戦闘力を生身で探れる生命体に遭遇し、彼らから聞きだしていたのか?
無いとは言い切れないですが、それよりかは「スーパースカウターのようなドデカイ装置」が惑星フリーザにはあると仮定した方がスマートな気がします。
要はパソコンとスパコンと同じような関係ですね。

持ち運びや身体への装着が不可能なようなサイズのスカウターがあって、それでは通常スカウターでは計測できない様な事も可能だという予測。
ならば、フリーザが自身の戦闘力を知り得ますので疑問は解消します。

それで、このようなスーパースカウターなるものがあれば、1よりももっと小さな数値まで拾える可能性だってありますよね。

「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」のシーンを思い返してみます。
この5という数値は、地球に住む農夫のおっちゃんの戦闘力です。
銃込みだとすれば、一般的な地球人は1〜4の間で大部分が収まってしまうのでしょう。

人間でこの程度なんです。

植物や昆虫などは、もっともっと小さいはずです。
それこそ通常のスカウターでは計測できない位微小なんではないでしょうか。

因みに、植物や昆虫。
微生物だって気を持っている事は、クリリンが説明してくれてます。

この星にある草木や動物…
こ…このオレたちや微生物まで…
す…すべての生き物からすこしずつだけ元気をわけてもらうんだ……

気も元気も戦闘力も同じものですので、どんな生き物でも戦闘力を有している事が分かります。
アニメでは、動植物から気を分けて貰っていると分かるシーンがいくらでもありましたし、これはいちいち触れる必要は無かったかもしれません。

人間と動物が同程度。
昆虫、植物、微生物は1よりも小さい可能性が高い。

1よりも小さい数値をいちいち拾っていたのでは、使ってられません。
面倒なだけです。

でも、それを計測すると「惑星の地理」が"計測"出来ちゃったりするんではないかなと。
正確である必要性は無いんです。
おぼろげで構わない。

例えば、惑星のあらゆる植物の戦闘力を捕捉。
地上か海中かの判断は、距離と方角から大体の見当をつける。
同じような方角でも距離が短い方が地上、長ければ海中という具合に。
こうして分布図から地形が割り出せる。

スーパーなスカウターで、事前にこのような作業をさせておき、その地図情報のみを小型のスカウターにインプットさせる。
こうして「目的の惑星の地図情報」がインプットされたスカウターが出来あがるのかなって。

衛星写真があれば地理なんていっぱつで分かるなんて言ってはいけません。
あの世界にそのような装置は存在してないんですから(断言

正直考察ではなくて妄想と呼ぶ方が正しい自説ではあります。
ただ、もしこのような機能を備えたスーパースカウターがあれば、便利そうだなと。
いちいち広い宇宙を探索して、宇宙人を探さなくとも、高性能なスカウターさえあれば可能ですし。

広い広い宇宙から生命体のいる星を探し出し、部下を派遣。
この時点で使えそうなら勧誘へ。
そうでないなら、滅ぼして惑星が売れるかどうか調査へ。

宇宙の壊し屋をやっていく上で、宇宙中の戦闘力を探索できるスカウターがあれば凄く便利そうです。

追記
「DRAGON BALL Z」第97話「ナメック星消滅か!?大地を貫く魔の閃光」にて、この「スーパースカウター」に似た機能を持つ装置が惑星フリーザ(?)にあることが描かれてました。
劇中では「フリーザのスカウター反応が消えた」と部下が言っている為、スカウターに発信器の様なものが埋め込まれ、それを追跡する事が出来るみたいです。
また、ナメック星にいるフリーザや悟空の戦闘力も計れ、悟空の戦闘力計測中に計り切れずに大破してしまうという描写も。
教えて下さったムメイサさん、ありがとうございました。

終わりに

次の映画ではスカウターの新たな機能が初披露されそうな気がします。
例えばソウデスネ。
タゴマの「珍しい形」の両目を覆うスタイルのスカウター。
あの形には秘密があるんですよ、きっと。
実は、右耳着用スカウターを着けたタゴと左耳着用スカウターを着けたゴマが、合体した姿だからとか。

スカウターを着けた瞬間、2人は合体。
二度と元には戻れないという悪魔のスカウターでしたという秘密が…。


冗談はさておき、映画楽しみです。
公開までまだまだありますが、それまで火曜9時のドラマを見て待つ事にします。