Mangaism

アニメ、漫画の感想や考察を書いてます

アニメライフを充実させるサービスの模索

この記事は

アニメライフのススメ!的な記事。
にしようかなと思ってました。はじめのうちは。

はじめに

色々と私生活に転機…という程のものでは無いですが、動きがあって、それに伴って趣味の面でも変化を付けたいなと考えています。
特にアニメについては、いよいよどうにかしないとなと。
正直言いますと、最近アニメを楽しめていません。
ここ数カ月の記事を見返しても、アニメ記事の少なさから察して頂けるかもしれませんけれど。
ブログについては、作品へののめり込み度とか面白さとはあまり関係が無く、「書きたい事が浮かべば書く」というスタンスを取っている為、一概に記事数が少ない=興味・関心が薄れたという訳ではありません。
ただ、「ながら見」してる作品が増えたのは事実で、この辺を改善していきたいなと。
というか、もっとアニメを楽しみたいなと思うんです。

そこで、アニメライフを充実させる為にはどうすれば良いのか、考え、検討した経緯と結果を纏めてみます。
同じように考えていらっしゃる方がもし居れば、1つの参考にして頂けると幸いです。

視聴スタイルを考える

先ず、自分自身のライフサイクル…というと大袈裟ですけれど、今現在1週間をどのように過ごしているのか見つめ直す必要があります。
学生ならば、塾や部活動、その他習い事等「学校や友人との遊び以外に強制的に費やされる時間が何時間あるか」を見直す。
社会人ならば、週何時間仕事に費やしているのかを考える。
言い換えれば、「1日何時間趣味に使えるのか」を洗い直すという事です。
他の趣味との兼ね合いを考え、アニメだけに絞って、何時間用意できるのかを試算します。

ここはとっても重要。
いくら「アニメライフを充実させたい!」と声高に叫んだところで、その時間を捻出できないようでは徒労に終わります。
どうしたって「費用」が発生するから、その分のお金を無駄にしかねない。

無理をせず、「義務」になることなく、使える時間はどの程度か。
「義務」という言葉を使いましたが、これは「ながら見」が代表格と言えるのかもしれません。
「折角録ったんだから、最後まで一応見ておこう」とか。
「HDDの容量を増やす為にも、速く見ちゃわないと」とか。
最早目的がずれてしまっている視聴姿勢を取って、まるで自分に義務感でも背負わせてしまっているようになると、やっぱり楽しめないものです。
アニメを「消化」するのではなく、「鑑賞」するという概念を持ち続けられる時間の捻出は重要です。

で、算出した時間には「現在視聴継続中の放送中アニメの総時間」が含まれる訳なので、その分を引かなければなりません。
こうして弾きだされた時間が「充実したアニメライフ」に回せる時間になります。


次に視聴デバイスの選定。
スマホやタブレット対応のサービスが増え、最早外出先でもアニメ視聴を楽しめるようにになった現代。
自分自身がどのような見方をしたいのかを考えてみる事も必要です。

個人的に選定のポイントとなりそうなのが、「配信形態」と「画質・音質」でしょうか。

「配信形態」とは、その作品がどのようにサービス供給会社から視聴者に提供されているのか‥です。
好きな時間に好きな作品をピックアップして視聴出来るような形態なのか、若しくは、時間が決められていて、その時間にこちらが合わせる必要がある形態なのか。
分かり辛い表現ですね…(汗
ざっくり言えば番組プログラムが組まれているか否かですね。

折角割いた趣味の時間に、見たい作品が放送されていないと意味が無いと考えるのか。
見たい作品だけを見る訳では無く、たまたまその時間に放送している作品でも楽しみたいと考えるのか。
録画できるかどうかも関わってきますが、重要度で言えば、大きなウェイトを占めて来るんじゃないかな。

もう1つは「画質・音質」。
パソコンやスマホ等そもそも「専用器」では無いデバイスも、画質・音質共に日進月歩で、どんどん進化しているんですけれど、それでもテレビには及んでいません。
画質と音質に拘るのであれば、まだまだテレビ1本ではないでしょうか。
逆にそこには拘りが無いのであれば、パソコンでの視聴も選択肢に入ります。
視聴する分には十分すぎるほどの性能はありますからね。
ただし、パソコンで視聴するとなると回線速度も考慮しないといけなくなります。
折角の高画質・高音質配信でも速度が出ないようだと、映像が止まりがちになったり、乱れたりとイライラの原因にもなりますから。
自身の拘りも大事ですけれど、回線速度との兼ね合いも含めて検討しないといけない部分ですね。


最後に費用でしょうか。
単純な金額の大小も大事ですけれど、月額サービスを行っているかどうかは重要です。
PPVしかないようだと、1本あたりの値段がどんなに安くても、月の請求額がとんでもなく大きくなってしまうことだってあり得ます。
費用を気にしたくないのであれば、月額設定のあるサービスを選ばれた方が良いと思うんです。
月に数えるほどしか見ないようであれば、PPVでも問題無い…というか、寧ろ得なんですけれどね。


前提はこれくらいにして、タイプにあったサービスを書いていきます。
全てを網羅する事は出来ませんので、あくまで僕の知っている範囲でのサービス紹介です。

配信形態「ピックアップ」

DVD・BDレンタルサービス、一部の動画配信サービスがこれに当たります。

知っているサービス、気になるサービスについて書きますと、先ずDVDレンタル。
全国的にTSUTAYAが業界最大手かな。
これについては僕が今更言及する事は無いので、現在利用しているネットレンタルについて。
僕は数年前から「DMM.com」を利用しています。

この手のレンタルサービスの売りはなんといっても「無料延長保証」でしょうか。
リアル店舗でのレンタルと異なり、レンタル期限が設定されておらず、故に延長料金という概念が存在しません。
何時返して頂いても良いですよ…というもの。
これはもう殆どの方がご存知でしょう。

なんて凄いサービスなんだ!!
5年前の今よりも阿呆だった頃の僕は思ったものです。
ホント何も分かってなかった。
このサービスはデメリットにもなるんだという事を知らなかったんです。

期限が設定されていると、大抵の人は、その期限内に見ようと努めます。
追加料金取られるのは誰だって癪ですからね。
でも、この期限が無いと、どうなるか。

放置しちゃうんです。

先に書いた義務感では無いですが、「HDDの容量を増やす為」というのと同じで、期限があると頑張るけれど、無いと頑張らない。
やたら容量のデカイHDDレコーダーを持っている方は分かるんじゃないかな。
どれだけ録画しても、まだまだ容量に余裕があるから、まだ見なくても大丈夫だという感覚。
(そういう場合結局見ないで消去しちゃう事が多いので、僕は容量のデカイHDDレコーダーは要らないのですが)

放置して、1カ月、2ヶ月経つと、DMM側から「そろそろ返してくれませんか」的なメールが来たりします。
それでようやく見始める・(CDを)聞き始めるのですけれど…。

でもこの間延滞料金は無いんだから、問題無し?
いやいや、料金は発生してます。
月額料金はサービスの使用有無に関わらず、毎月発生するので当然ですよね。

具体例と言いますか、体験談を。
DMMには3つのパックと4つの月額プランが用意されています。
一度にレンタルできる枚数が2枚であるシングルパック。
一度にレンタルできる枚数が4枚であるダブルパック。
一度にレンタルできる枚数が6枚であるトリプルパック。

月に「選んだパック×2」枚まで借りられるベーシック4。
月に「選んだパック×4」まで借りられるベーシック8。
月に「選んだパック×6」まで借りられるベーシック12。
無制限の借り放題(但し、厳しい条件付きなので、オススメできません)。
基本的に1度に決まった枚数のレンタルが行われ、それを返却する事で、新たに同数を借りられるというシステムです。

僕は当初シングルプランのベーシック8に入ってました。
一度に2枚レンタル出来て、月に8枚まで借りられる月額プランです。
つまり月8枚まで借りないと、損をするという事。

どうすれば良いか。
とある1週間をモデルにしてシミュレーション。

6月1日。DMMから商品発送の案内が来ます。
6月2日。商品到着。早速視聴します。
6月6日。見終わったので商品をDMMに返却。
6月7日。DMMから商品返却の案内が届く。(DMMに到着したのが昼までなら、当日発送)

これで1週間です。
このサイクルを4週繰り返す事で、初めて「月8枚レンタル」が達成されます。
つまり、1回のレンタルにつき実質5日間のうちに返却をしないと、元を取れないという計算です。
一部離島など遠方に住まわれている方になると、更に厳しくなります。
DMMから自宅まで掛かる配送日数が増すので、その分視聴出来る時間が減ってしまいますから。

これがやってみると結構厳しい。
1週間なんて簡単に過ぎていきますからね。
ちょっと予定外の事が起きると、簡単にレンタル日数が1週間を越えます。

ただ、DMMには「安心自動くりこしサービス」というものがあります。
月にレンタル出来る上限をクリア出来なくても、レンタル出来なかった枚数を翌月に繰り越せますというサービス。
シングルプランのベーシック8ならば、5月に4枚しかレンタルしなかったら、翌6月は12枚まで借りられるというもの。

なんて痒いところに手の行き届いた利用者に尽くしたサービスなんだ!!!
5年前の今よりも阿呆だった頃の僕は思ったものです。
ホント何も分かってなかった。

月8枚も借りられないのに、それ以上なんて無理に決まってるという事をw
というか、月12枚以上のレンタルって日数的にも不可能or難しいんですよね。
だからか、最大繰り越し可能枚数が設定されていて、それ以上の繰り越しは出来ないようになってます。

ハッキリ言えば僕には無駄金を払っているだけのプランだった為、現在はシングルプランのベーシック4に変えています。
それでもまだまだギリギリなんですけれどね。
今回僕はこれを止めて、その分の費用を他に回せないかなと考えています。


もう1つ。動画配信サービスの方は「dアニメストア」。
元々ドコモのモバイル端末専用のサービスでしたが、このほど全キャリアに解放。
更にパソコンでの視聴も可能になったサービス。
調べてみるとパソコンでは一部作品が視聴出来ないようですけれど、徐々に視聴可能作品数も増し、視聴可能デバイス・キャリアによる格差も無くなるんじゃないかな。
月400円という圧倒的なまでの安さは魅力ですね。
別途dstickを購入すればテレビでの視聴も可能になります。

最後にアクトビラ。
テレビで愉しみたいという方向けかな。
対応機器(デジタルテレビやHDDレコーダーなど)にLANを接続するだけで視聴出来ます。
アニメの月額パックが少なく、配信されている作品の殆どをカバー出来ていないのが残念なのですが。
バンダイチャンネルなど多くの配信サービスが協力しているだけに、作品数は非常に多いです。
昔のアニメも、最新のアニメも、劇場アニメからOVAまで。
幅広く楽しめるかと。
各作品1話無料というのも嬉しい。
費用がネックに成り得るので、それと回線速度の問題がクリア出来れば、考慮しても良いかもしれません。

配信形態「プログラム」

有料BSやCS放送局のサービス加入が手早いのかな。
個人的には「スカパー!」が気になってます。

ただ、基本パックは高すぎでした。
月3600円ちょいというのは払えない。
お値段相応の時間、視聴出来ないので。

だけど、セレクト5というのがあるんですね。
月1980円。
基本パックに比べれば、かなりの割高なんですけれど、5チャンネルもあれば十分なのでこれは良いですね。
AT-Xのみ選択出来ないのは残念ですけれど、アニメライフの充実として僕にはピッタリ。


その他、ケーブルテレビ局の加入や同じ「スカパー!」でもプレミアムサービス加入など色々と選択肢はあります。
しかしどれもチューナー代など、別途費用が発生しますので、アニメライフに費やせる時間が少ないとコスパ的には損になるのかな。

「バンダイチャンネル」最強?

アクトビラの公式サイトでは紹介されてなかったのですが、「バンダイチャンネル」で直接会員登録すれば、TVで定額1080円で見放題になるんですね。

TVで視聴できるし、勿論パソコンやスマホも使える。
低価格だし、好きな作品をいつでもどこでも見れる。
使える時間が多くても少なくても、どんなユーザーの要望も満たしている。

最高じゃないですか。
DMMと100円くらいしか変わらないので、早々にこっちに切り替えようかな…。

終わりに

な、なんだこの在り来たりなオチは…。(゜o゜)
書き始める前の想定では、もう少し自分の役に立つような忘備録として機能する記事になると思ったのですが…。
DMMの部分だけやたら長くて、他が予想以上に短いという実にアンバランスな事に。

調べながら書き進めていましたので、途中までは「スカパー!」良いよねという方向性で纏めようと目論んでいたのですけれど、このような形になりました。
うん。
「バンダイチャンネル」良いな〜。

他のユーザーの反応を見たかったり、「参加しながら視聴したい」という人は「ニコ動」に課金すれば良いのでしょうし、そういうのは良いやとなれば「バンダイチャンネル」。
TVでの視聴を想定してなかったら、「dアニメストア」も捨てがたい。
CDレンタルもしたいなというならば、「DMM.com」等のネットレンタル。

視聴スタイルや予算、使える時間等から総合的に考えてみると、きっと自分にピッタリのサービスに出会える。
そんな幸せな時代になってるのかもですね。