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「To LOVEる‐とらぶる‐ ダークネス」 第43話:感想

この記事は

「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」第43話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」第43話「Whose thing is a fiance?〜ララVSヤミ〜」 感想

今回は全編に亘ってタイトル通りララとヤミの闘いでした。
ヤミがえっちくなった為、シリアスにならずに上手い具合に処理されてますね。
今作にシリアスバトルは取り入れて欲しくない僕としては、こういうバトルなら歓迎です。
ただ、感想は書き辛いんです(汗
僕個人の感想の書き方的に、バトル描写だけになると苦しくなります。
この辺本当に未熟なんですけれど、まあ、仕方なし。
感想を書く才能(?)が無いので。

で、ちょっと強引ですがダークネスがララに対して優勢になれたワケを考察。

「ハレンチだから」の意図

「今の私は前とは一味違いますよ」
ダークネスは、以前互角に渡り合ったララに対して言います。
「ハレンチだから」…と。
なら唯が最強なんじゃなかろうかとか考えてちゃダメですねw
今回はこの台詞の意味するところを考えてみようかなと。

ヤミとダークネスの違いっていうと、えっちいかどうか…ですけれど、これってつまりは「欲を表面に出してるかどうか」の違いなだけなんじゃないかなと考えます。
ヤミも心の底では、えっちい行為を好んでいた…というと語弊があるかもですが、「嫌い」では無かったのではないかな。
そういう行為を受ければ頭には来るし、えっちい行為をされたい訳でも無い。
けれど嫌いな訳では無くて。
言葉にするとややこしいというか、僕の語彙力が貧困過ぎて文章にし難いんですが、まあ、一般的な女性の感覚とでもいうのかな。
性欲が無い訳では無いという事であって。

思い返してみると、ヤミが欲を全面に出した事って殆ど思い出せないんですよね。
真っ先に浮かんだのが、たい焼きを欲する時に見せる食欲位。
三大欲求である睡眠欲も当然性欲も、彼女が欲している場面が脳裏に浮かんできません。
僕が忘れているだけで、探せば過去にあったかもしれませんけれど、記憶に残らない位の描写量である事は確かな気がします。
元々感情表現も乏しいキャラなので、欲も曝け出すタイプでは無い。

ところが、ダークネスになると内部で蓄積していた欲をこれでもかと曝け出せるようになるのでしょうね〜。
溢れだす性欲とリトを自分だけのモノにしたいという独占欲。
ヤミが本来抱えていた欲望。
困った事にこれにプラスして破壊衝動まで引き出されちゃうようなので、これさえ引込められれば…。

と言う事で…。
ハレンチだから強くなったと言いたい訳では勿論無いはずですw
欲を出すという事は、それだけ真剣に・本気になっているとも取れる。
普段抑え込んでいたリミットを外して欲望のままに動いているから、今のダークネスはララを凌駕するほど強くなれているのかなと。
そんな誰もが当たり前のように考えるであろう事だけを書いてお茶を濁してみるテスト…。

終わりに

嘘か真か、本当の所は誰にも分からないんですけれど、夢には「今抱えている欲」が映し出されると聞いた事があります。
だからメアの「ヤミお姉ちゃんはちょっとおかしな夢を見てるだけ」という表現がしっくりきました。
ヤミの現状の表現としてまさしく正鵠を射ているかのように感じたんです。

ともかくとして、次回で今度こそ決着という感じでしょうか。
異変に気づいたっぽい美柑が登場して、丸く収めてくれる展開を夢見てひと月待ちたいです。

余談ですが前回「クライマックスではないか」的な事を書いたんですが、間違ってましたね。
感想書いた翌日かな。
コミックス10巻を買って読んだのですが、思いっきり「まだまだ続きます」的な事が書かれていて吹いたw
この騒動はまだまだ半ばだったんですね。

ヤミが本来の自分のしたい事(欲)を曝け出して、ちょっとだけ素直になる展開ですネ。
周囲に想いを知られるも、赤ら顔で必死に否定しようとするヤミに期待(笑