読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

かめはめ波がブウ戦まで使い続けられた謎に対する自論 「DRAGON BALL」考察

この記事は

「DRAGON BALL」の考察記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

かめはめ波が最後まで使われたのは何故なんだろう

「DRAGON BALL」大好き!!という事で、またしてもこの漫画を題材に取り上げてみます。
今作を読んでいて長年不思議に思っていた事があります。

通常バトル漫画というのは、次から次へと襲い来る敵が強くなるので、初期の技が段々通用しなくなっていきます。
敵に効かない以上新しい技が開発され、古い技は徐々に使われなくなっていくんです。
「DRAGON BALL」もこの流れは汲んでいて、例えば界王拳はナッパ戦で初めて使用されますが、フリーザとの戦いを最後に使われなくなりました。
フリーザにも通じていなかった上に、上位互換とも呼べる超サイヤ人になれるようになったからですね。

ですが、かめはめ波はずっと使われています。
セルを倒した決め技にもなりましたし、ブウにも使用している。
亀仙人がフライパン山を吹っ飛ばしてから最後の最後まで使われている技なんです。
何故なのかなって。
他の気功波・光線系の技との違いってあるんだろうか?と。
見た目的には、これらの技って皆似通ってますからね。

かめはめ波が最後まで使われた最大の理由は、恐らく「作品の代表的な技だから」でしょう。
それ以外の理由って無かったんではないかな。
なので完全に妄想といいますか。
僕個人の考えで、どれも似ているように思える気功波系の技を分類してみます。

一体何が違うのか。
違いはある筈という観点で、技ごとに見てみました。
尚、「DRAGON BALL 大全集」第7巻を参考にしております。

基本

基本的な事から。
これは全ての気功波に通じるものと考えますので、ここから触れていきます。

技の根源は、全ての人間が体内に持つ気を放出する事です。
これは作中でも語られてる事ですし、間違いは無い!!はずです。
間違いないです。
ビーデルの舞空術特訓の際に悟飯が言ってますしね。
そうそう。
ここでの描写って気功波を理解する為に何気に超絶重要ではないかと思うんです。

天下一武道会に出る事にした悟飯は悟天と組み手をします。
そこで悟天が超サイヤ人になれるのに、舞空術を使えない事を知り「順序がでたらめだな」と呆れます。
ここでいう、順序とは具体的に何のことなのか。

話の流れから
気のコントロールを習得⇒コントロールが出来た証明として舞空術を使えるようになる⇒気功波を会得⇒超サイヤ人に変身!!
という順序が想像できます。
まあ、超サイヤ人にはサイヤ人しかなれないですけれど、この順序が重要だと考えます。

1つずつ見ていきます。
気のコントロール。
基礎中の基礎ですね。
これが出来ないとお話になりません。

次に舞空術ですが、気を体中に張り巡らせて空中に浮き、飛行を可能とする鶴仙流の技です。
飛行速度は気の量や熟練度により変わってきます。
心臓病を発症した悟空には体への負担が高かったり、ビーデルが悟飯たちのスピードについていけなかったりという場面で見て取れます。
他の宇宙人達も同様の原理で飛行しているらしく、空を飛ぶ事は気のコントルールという点では基本的な技でもあるんですよね。
気のコントロールが出来たかどうかは、舞空術を使えるかどうかで計る事も出来るかと。

ここまでを自分のモノとして、初めて気功波の段階に行くのでしょうね。
全身に巡らせた気を、今度は掌など1点に集中させて放つ。
普段見えなくて形の無いものを、形にするのですから大変だろうなと。
そして、相当な量が必要なのだろうなと想像に難くありません。

気は誰にでもあるものなので、これを完全に使い切ると死んでしまう事も忘れてはならない点。
気を探知できない=死を疑うのもここから来てる事。

これを基本にして次行きます。

通常放出系気功波

先程、気功波を放つには一定以上の気の量も必要だったのではないかと書きました。
これはビーデルや原作初期を見ていて、行き当たった見解です。

ビーデルは悟飯から舞空術を学ぶ事で、気のコントロールを習得しました。
舞空術を習得した時点で、ビーデルも気功波を撃てるようになっている筈です。
最低限の条件はクリアした訳ですから。
ですが、彼女が作中で気功波を撃ったことはありませんでした。
使っていないだけで、使えるのかもしれない。
でも使ってないので、使えなかったのではと推測。
何故使えなかったのかといえば、気の量が気功波を撃てるまでには至っていなかったからではないかと結論付けました。

また、少年時代の悟空達も同じですね。
この頃の悟空達も、悟飯の言う「順序がでたらめだな〜」に当たるのかもしれません。
子供の頃の悟空達もかめはめ波という気功波を使い、しかし、舞空術は使えませんでしたからね。
気を掌に集めるというコントロールは出来ても、全身に張り巡らせるという発想には至らなかったのかもしれない。
もしくはそこまでのコントロールは出来なかった。
天津飯たちに出会うまで舞空術の存在を知らなかったのですから、無理も無い事です。

かめはめ波を使えていたので、気のコントロールは出来ていた。
では、何故かめはめ波以外の気功波を撃ってなかったのか?
撃ってなかったのではなく、撃てなかったんのではないか…。
少なくとも天津飯たちと出会った第22回天下一武道会時では使えてる程の気は持っていた筈です。
クリリンと良い試合した餃子がどどん波を使っていましたから。
しかしこれ以前は微妙。使えなかったのではないでしょうか。
この辺の考察に関しては後ほどに回して、取り敢えず結論を。

気功波は一定以上の気が無いと使えない。

一般的にエネルギー波等の類はここに分類されると考えます。
先程出したどとん波等がそうですね。
使用者の気が大きければ大きい程、威力も比例します。
どどん波やフリーザの光線技のような収束レーザー型やエネルギー弾のようなビーム型。
気円斬のような斬撃に特化したものや、操気弾や元気玉のような球状のもの等々。
バリエーションも多いですが、全てここに含まれるかと。

これらの技の最上級が気功砲とかベジータの自爆技ですね。
体内の気を大量に消費してしまうので(ギリギリまで消費しないと使えないのでしょうね)、破壊力が凄まじいものの、生命活動を不可能な域にまで気を消費してしまうので命を縮めてしまう。

但し、かめはめ波に代表される一部の技はココに含まれない。

増幅放出系気功波

先程の話に戻ります。
少年悟空達がかめはめ波以外の気功波を使わなかった理由を「使えるほどの気を持っていなかったから」としました。
そう結論付けたのは、かめはめ波という技そのものに「とある特徴」があるのではないかと考えたからです。
で、この特徴こそがかめはめ波が最後まで使われる由縁にもなるのかなと。

どのような特徴かというと、気の増幅です。
原作には記述は見当たりませんが、wikipedia等一部では

全身の気を両掌に増凝縮し、一気に放出する

と書かれてます。
wikipediaに書かれているという事は、同じように考えている人がいるってことですよね。

掌等に全身の気を集め増幅・凝縮させて、いっきに放つ。
他の気功波と異なるのは、この増幅するという作業の有無ではないかと考えました。

このように定義してみると、少年悟空達がかめはめ波以外の気功波を撃ってなかったのも納得出来るんですよね。
当時は通常の気功波を撃てる程の気は無かった。
けれど、増幅する事で放てていた。
個人的にはスッキリする解釈なんですw

また、気功砲との違いも明確になる。
どれだけ特大のかめはめ波を放っても、命の危険性には言及されないじゃないですか。
セルを吹っ飛ばすほどの気です。
いくら天津飯より強い(気が多い)悟空とはいえ、疲労を通り越して「使いすぎると死ぬぞ」と言われててもおかしくなかった。
でも、そんな台詞は一切無い。
これも増幅してるからで片付く問題ではないでしょうかね。
気功砲のようにギリギリまで気を消耗する訳では無く、気を増幅しているから「命が危険になるほど気を消耗しない」で済む。
(体力は確実に減るので、当然使い続ければ死ぬ危険性は高まる筈ですが)

気功波は、気が大きくなれば威力も比例します。
かめはめ波の増幅系は、体内の気を増幅してるんですから通常の気功波よりも威力が数倍に跳ね上がる事となります。
セルやブウなどの強敵にも通用しそうです。
最後まで使われる理由としても機能すると思うのですが、如何でしょうか。

尚、同様の技にはベジータのギャリック砲等が当て嵌まりそうです。
こちらは分かりやすく「ベジータ版かめはめ波」とも公式で書かれるくらいですからね。
きっと同じ原理なのかと。

余談ですが、この後にベジータが使うビッグバンアタックはベジータの増幅放出系最強技と定義してます。
大全集曰く

超サイヤ人ベジータ版のギャリック砲

とされてますから。
ファイナルフラッシュに関しては、

エネルギー消費率が高く、超サイヤ人の限界を超えた状態でしか放つことが出来ない

となっているので、ベジータの条件制限下での通常放出系最強技と見做せそうかな。


技ではありませんが、フリーザ一味が使用していたビーム銃も同じ原理です。
大全集には

主に気のパワーの低い下級戦士が使用する装備。
気を増幅して発射する。飛行にも利用可。

と書かれてます。
スカウターと連動して、相手の気に応じた気功波を撃てるらしいです。
便利過ぎるw

まとめ

1の気を1のまま放出するのが気功波。
1の気を2とか3と数倍に増幅してから放出するのがかめはめ波。

同じように見える気功波でも、通常放出系と増幅放出系の2種類に分類できるのではないか。
このように考え、故に増幅放出系であるかめはめ波は、最後まで使われていたと纏めてみました。
うん。とっても今更かつ分かりきったような事を長々と書いてしまいました。