アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

スタッフクレジットのベストな表記について考える

この記事は

スタッフクレジットに着目した記事です。
「まなびストレート」を称賛したいだけの記事(笑

はじめに

アニメは沢山の人達によって作られています。
当然ですけれどw
んで、彼らの名前と役職がOPやEND時に表示されます。

大切な部分であり、OP、ENDはこの為に存在していると言っても過言では無いのではないでしょうか。
だから、目立つように、分かりやすく表示される。
その分クレジットを煩わしく思ってしまう事もありますよね。
クレジット無しの映像を見たいのに、邪魔されちゃってるから。

邪魔に思える事もあるけれど、かといって、無くなるとダメ。
どうすれば邪魔に思わないのか。

そんなクレジットの表記について〜。
ベストな表記法ってどんなだろうという素朴な疑問について考えました。

クレジットの表示方法別に3種類にタイプ分けする

さてさて、OPやEND映像ってどのような工程で作られているのでしょう。
先ず使用曲が決まって、その曲に合わせてコンテを描き、映像にしていくのか。
映像制作を先行して、後に使用曲を決めているのか。
前者の方が多そうなイメージですし、というか、後者はあるんだろうか???
分からないです。

まぁ何にせよスタッフクレジットがどのように挿入されるのかは、映像制作途中で決められると思われます。
そこで、スタッフクレジットの表示方法別に映像を3タイプに分けてみます。

ちょっと話を変えまして。
BDとかDVDの定番の特典映像として、ノンクレジット映像ってあるじゃないですか。
スタッフ・キャストクレジットが載ってない状態のOPやEND映像を「特典」としているもの。
あれを見ていて、違和感を覚える事もあれば、スッキリして見やすいなと感じる事もあります。
この「感じ方の違い」も表示方法に関わってくるのかなと考えていますので、これについても言及します。

タイプA

1つ目〜。
スタッフクレジットをどう表示するのか考えずに映像が作られたのではないかなと思われるもの。
単純に映像を作って、それから「あまりキャラに被らないようにクレジットを打っていく」タイプの映像です。
最も多いパターンがこれではないでしょうか。
殆どのOP、ENDがこうなってますので。

映像よりもクレジットの方が重要なんだよというのが最もよく伝わってくるパターンでもあるのかなと。
絵の上に堂々とクレジットを被せて来るんですからね。
絵よりもクレジットを見て下さいと言わんばかりです。

この手の映像の場合、ノンクレジット映像の威力が最も発揮されます。
絵の上に文字(スタッフクレジット)が被さって表示される事が殆どの為、クレジットが無くなるとより映像を楽しめるんですよね。
スッキリして見やすいなと感じやすい。

タイプB

2つ目は、ENDに多い印象があります。
今期で言えば「となりの関くん」END映像とか。

わざとクレジットを表示するための余白を作っているタイプ。
「関くん」では、横井さんと関くんの間に黒い余白部分を作って、そこにのみクレジットが掛かる様にされています。
「サザエさん」のENDもこのタイプ…だったような…。

コンテの段階?
作画の段階?
編集かしら?
どの段階からかは分かりませんし、様々なのでしょうけれど、映像制作の早い段階からクレジットをどう表示するかを考えて作られていると推測できます。

これらの場合は、ノンクレジット映像を見て違和感を覚える事があります。
本来あるべき場所(空白部分)にあるべきもの(クレジット)が無いからですね。
スッキリし過ぎているように見えちゃう事が多いかな。

タイプC

タイプBの発展系がこの3つ目にあたります。
僕が記憶している所では、「エア・ギア」OP映像と今期では「弱虫ペダル」2代目OP映像。
ここ数年の間に何かのアニメでやっていたような気もするのですが、思い出せないので割愛。

タイプBは、映像の部分と余白の部分はスッパリと分けられています。
この3つ目は、映像とクレジット用の余白を分けずに「映像の中にクレジット表示用の余白を作っている」んですよね。
偶然にも上記2作のOP映像は、町中を疾駆する登場人物達という「ストーリー」があり、キャラが走っている町の至る所にスタッフクレジットが書かれているというもの。
本来映像というのは、キャラクターに焦点が当たり、キャラクターの動きを中心にしているのですが、これらはクレジットが書かれている物体が中心になっている。
キャラよりもスタッフクレジットを見せようという意志が伝わってきます。

んで、個人的にこの3つ目の更なる究極形が「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」のOP。

この映像は今見ても凄い。
まなび達がスプレーで学校に落書きをするというオープニング映像。(紹介してる動画はいちゃもんがつく前の初期のもの)
で、この落書きがスタッフクレジットになっているという凝った見せ方をしてました。
通常のOPとは異なり、スタッフクレジットよりもキャラクターに焦点が当たっている珍しいタイプになるんじゃないでしょうか。
ちなみにこのOP、何故まなび達がスプレーで学校に落書きをしているのかは、最終回を見れば分かる仕掛けに。
映像にも意味があって、スタッフクレジットの見せ方も凝っている。

普段邪魔に感じる事もあるクレジットが「映像に溶け込んでいて、寧ろあって欲しい」と思える位には素敵な映像です。
なので、ノンクレジット映像になると途端に違和感を覚えるんですよね。
スプレーを吹きかけてるのに、何も書かれて無い壁が延々とドアップで映し出されるというシュールな映像に変わってましたw
ノンクレジットよりクレジットありの方が良い特殊な事例。

まとめ

こうして3つにパターン分けして、ノンクレジット映像との比較から考えてみると、タイプBかタイプCが良いのかな〜と。
ただ、タイプBは大人しい映像になりがちなんですよね。
映像の一部分をクレジット用の余白に空けないといけないので、ダイナミックな動きとかつけにくい。
ENDに多い(多いというのはあくまで僕の主観であり、実際に計測した訳ではありません)のも、さもありなん。

とすると、OPはタイプC。ENDをタイプB。
というのがベスト?

繰り返すようですが、スタッフクレジットって大事です。
なので本来「クレジットのせいで映像が見辛くなる〜」と文句をつけるべきでは無いんですよね。
無いのですが…。
敢えてそこに着目してOPやENDを見てみると、色々な工夫が隠されているような気がしてなりません。

アニメを作って下さっている方々からしても「単純にクレジットを表示する」のではなく、遊びを入れたいのかもですね。
映像に混ぜ込んで、クレジット自体を映像の一部にしてしまう。
こういうのは見ていても楽しいですし、目で追ってしまうんですよね。
何て書いてあるんだろう。どこに書かれてるんだろう。
普通にクレジットされるよりもクレジット自体に集中しちゃう。

僕が知らないだけで他にも特殊な手法を取り組んでいる作品もある筈です。
そういうのを探しつつアニメを見てみるのも、なんだか楽しい気が致します。

追記です。
コメントを頂いて、調べ直しましたら面白い動画を発見しましたので張ります。

数年ぶりに見た「R.O.D.-THE TV-」のオープニングが相変わらず格好良すぎる。

余談ですが堀口悠紀子さんが白身魚名義で「まなび」に応援イラストを寄稿されていたのを初めて知りました…。
このイラストは結構貴重なんでは。