アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「とある科学の超電磁砲S」 18話:布束と美琴に友情が芽生える事を期待したい新章の幕開け

この記事は

「とある科学の超電磁砲S」18話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

今回からオリジナルシリーズが本格的に幕を開けた感じですね。
まだまだ初回なので、全体像が判明していませんけれど、予想も交えて感想を書いてみます。

原作の補間

アニメ「超電磁砲」シリーズの上手い所は、原作コミックの補間にあると思っています。
1期のオリジナルシリーズでは、木山が救おうとした子供達に焦点を当て、彼らが救われるまでを描いていました。
原作の「幻想御手編」と「妹達編」の間の補間として機能していました。
2期でも、なんか同じっぽいですね。
「妹達編」と「大覇星祭編」の間にあった物語として、またしても原作では放置されていた件に言及してくれそうです。

「原作で放置された点」というのは、布束砥信の行方です。
絹旗に捕縛された後、一切彼女は出てきていません。
台詞ですらどうなったのかが語られていないんです。
美琴と目的を共有し、互いに言葉を交わし合ったのに、何のフォローも無かった。
本筋を語る上では些細な点であることは確かでしょうし、だからフォローが無くても然程問題では無いけれども、やっぱり気にはなります。

そんな布束らしき人物がCパートで出てきてました。
顔を映さなかったのは、僕等が知っている人物だからでしょうね。
彼女が捕縛後、どうなったのかが今シリーズでは描かれそうです。

今回の敵

「禁書目録」の方では、魔術師という強敵を用意できます。
けれど、「超電磁砲」では、それが基本的には出来ません。
美琴達と同じ能力者か、能力を持たない無能力者かになります。
で、能力者の敵というのもまた作りづらいのかもしれませんね。

理由としては「美琴が強すぎる」から。
学園都市に7人しかいないレベル5の第3位である美琴。
彼女以上の能力者といえば、2人しか居ない事になっています。
勿論レベルが低くとも能力の相性によっては、美琴を苦戦させる相手を作り出せそうなので、絶対に無理という訳では無いのでしょう。
ただ、美琴の周りには黒子ら高レベルの能力者が揃っていて、彼女達をも相手取る必要性を考えると、なかなかに難しそうです。
余談になりますが、原作の「大覇星祭編」では、この辺「美琴を1人ぼっちにする事」で、素敵に解決しているんじゃないかなと思ってます。
(実際には、1人ぼっちでは無く、湾内・泡浮コンビが助けに入ってましたけれども。)

何はともあれ、残る選択肢の「無能力者」が敵として設定され、今回はその中でも「勉強が出来る天才達」が相手っぽいですね。
1期では同じ無能力者でも大人が相手でしたが、今回は同年代の少年・少女達。

同年代ならではの「腕力」では無い「説得」で決着が着くんじゃないかなとか思ってます。

動機と結末の予想

今回の敵っぽい人たちの会話を聞いた限りでは、学園都市内に蔓延する差別が事件を引き起こした動機っぽいですよね。
学園都市内では高能力者が優遇され、無能力者は徹底的に冷遇される。
頭が良くても、能力のない彼らは、そんな都市の風潮に反旗を翻しているのかなと。
今回の婚后に対する説教は、ちょっとしたイチャモンでしたしね。
能力者に対しても敵意があるのでしょう。

そんな彼らを説得するような展開になるんではないかなと思う。
この1話はそれを示唆する為にあったんじゃないかなと。

春上の引っ越しというのは、今このタイミングで描く必要性を感じなかったんです。
初春と春上が同室のままだと、原作(「禁書目録」)との間に大きな矛盾が生じそうなので、何れは描くべき必須イベントではあるのでしょうけれど、今でなくても良かったと思うんです。
なので、無理矢理意味を見出そうとすると、「能力者と無能力者の友情」を改めて描く為だったのかなと。

レベル5の美琴を筆頭に、レベル4の黒子。
レベル2の春上。
レベル1の初春。
レベル0の佐天。
絆理は、いくつだか分からないですけれど、兎も角この6人の間の友情が描かれていました。
能力者だろうと無能力者だろうと友情を温められるという事。
当たり前にも思える事ですが、これまでずっと描かれてきた事を改めて提示する。
こうして、このシリーズの解決策を示唆していたのかなとか。
同年代だからこそ、友達になりましょうと言う結末に持っていくんじゃないかなとかいう妄想。

その切欠が布束になるんじゃないかな。
布束と美琴の間に、しっかりとした友情の絆が生まれるんじゃないかなと期待したいところです。

終わりに

ただ、幼女がどう関わってくるんだかさっぱり分からないというw
彼女は一体何なのでしょうね。
予想すら出来ないんですがw

幼女の存在が、物語の先読みを出来なくしている様で、だからこそすんごい楽しみではあります。