アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

ソーシャルゲームの強みを考えると「ポケモン」の凄さが良く分かる

この記事は

ファミコン30周年という事で、家庭用ゲームに関する記事です。
任天堂には頑張って欲しいです。

はじめに

最近「NINTENDO3DS」を購入しました。
3Dは苦手だし(映画も基本は2Dしか見ないです)、不要だと思っていて、故に全く触手が動かなかった本機なのですが、購入したのは「逆転裁判5」が発売されたからです。
「1」からプレイしている大好きなシリーズの最新作。
そういえば「DS」を購入した切欠も同シリーズの「4」でした。

そんな訳で、「5」も今日(25日)届いて、いざプレイ!!と思ったら、そうか。
そういえば最近はACアダプタが別売りでしたね。
スマホも近年は別売りにしてますし、最早定番の流れでしょうか。
恐らく「DSi」と共用出来ることを考慮し、客に「無駄な出費」を掛けさせない為なのでしょうけれど、「DS」しか持ってない僕には逆効果でしたwww

そんな感じで、偶然仕事も休みだった為、朝からずっとプレイしようと思っていた僕の目論みは脆くも崩れ去った訳です。
仕方なくACアダプタを買いに出かけ、気づいたら午後も8時。
とっぷりと陽は沈み、とほほと思いつつも、「逆転裁判5」をプレイ開始!!!!!

のっけから初のアニメーションですよ!!(「特別法廷」以外のゲーム上では初)
我らがナルホド君が帰ってきましたという実感が・喜びがふつふつと湧いてくる。

「4」の主人公・オドロキ君がちょっと逞しくなって、けれど痛々しい姿で登場したり、新キャラのココネがドジっ子ぷりをアピールしたり。
ナルホド君の作品の根幹に関わるような意味深な決意と共に幕を開けました。
もうね、ドキドキもんです。

結局まだまだ明かされていない謎が多いですからね。
マヨイはどうしたのか。
マヨイは何処で何をしているのか。

マヨイは無事なのか。

マヨイはマヨイは。


第1話。
毎度お馴染みの肩慣らし編という事で、恒例の倒叙形式。
真犯人が分かった状態で、後はどう犯人を追いつめるのかだけに集中して楽しめるようになっています。
勿論プレイヤーに操作環境や進行方法を覚えて貰うようにチュートリアルが混ぜられているのもお馴染み。
難易度も手頃に設定されていて、特に悩むことなく進められました。

途中途中で挿入されるアニメーション演出は、これはこれで良いものですね!!
きちっとアニメにまで3D表現が入っているのは、芸が細かいです。

アニメのお陰でよりストーリーにのめり込んでプレイできました。
そうして事件は解決。
オドロキ君がトンデモ発言をするシーンで、またまたアニメが入って…。
ココネのシリアスな台詞と共に、すーっと画面が暗転していく…。
暗転して…暗転?
暗転したまま、動かなくなる3DSさん。

さっきまで点灯していたランプも全て消滅。
充電しながらだったアダプタの方も、何故かランプが消えてる。
それからあーでもないこーでもないと色々するも、全く充電できず。

セーブして無かったのにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。
くやしいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。

余りにも悔しいので、ゲームの記事を。

ソーシャルゲームの強み

先日、「ファミリーコンピューター」(ファミコン)が生誕30周年を迎えたという記事が報じられました。
しかし、その記事の中身は、30周年を祝うというよりも、苦境に立たされている現在を客観的に論じられた物でした。

任天堂が2年連続で大幅赤字となり、これまでは新作ゲームの話題などで持ち切りだった株主総会がリストラの話題で紛糾したとかなんとか。
異例の事だったらしく、任天堂社内に波紋が広がっている…という感じの内容。

そんな任天堂を苦しめている筆頭として挙げられたのが、ケータイ・スマホ等で遊べるソーシャルゲーム。
「パズドラ」で一躍名を広めた「ガンホー」を例に取り、今の任天堂を含む家庭用ゲーム機の現状が説明されていました。

そんな訳で、普段殆どゲームをしない僕から見た、ソーシャルゲームの良い所を挙げてみます。
先ずは何と言っても無料という点が大きい。
基本的に、無料でダウンロード出来て、遊べるというのが大きな魅力。

当然企業としては、本当に無料だったら商売として成立しないので、どこかで料金が発生する仕組みが取られている。
代表例は課金制で、「お金を使わないと手に入らないアイテム等」をエサにしてユーザーにお金を使わせるようになっています。
とはいえ、ただ単にプレイする分には不要な事も多く、無料のままプレイし続ける事も十分に可能。
これが最大の魅力でしょうね。

2つ目は、ゲーム性に特化しているという点。
媒体がスマホやタブレットなので、処理能力を必要とするような、例えば精緻なCGだったり、長いムービーだったリと「ゲームをする上で贅肉となる部分が削ぎ落とされている」事でしょうか。
純粋にプレイを楽しむというゲームが多い印象です。

3つ目としては、2つ目と大きく関係している事ですが、サクサクッと手軽に出来る物からRPG等時間を掛けて取り組めるものまで幅広く扱っている点。
媒体が媒体だけに、色々な場面でのプレイが想定されます。
移動中の電車内などでは、サクッとプレイが終われるようなものが好まれるでしょうし、暇つぶしがしたいなら、じっくりと腰を据えてゲームが望まれる。
スマホ等の「移動機」を主な媒体としているから、様々なユーザーの要望に沿えるようになっているのかなと。

4つ目。
これは一部のゲームに関してのみですが、コレクター心をくすぐる点でしょうか。
コンプ欲とでも云うのかな。
カードでもモンスターでも、全種類コンプしたいという欲求を駆り立てている点。
これが、ユーザーの輪を広げる事に一役買っているのかなと。

友達と集まって、知らない人達と町中で。
通信を使ってデータを交換する事で、欲しかったカードを収集していく。
課金システムを利用して、コンプリートを目指す。

上手に人の欲を刺激出来ているのかなと思うんです。

こんなところでしょうか。
これを踏まえて、では家庭用ゲームはどうか比較して考えてみます。

家庭用ゲームとの比較

ソーシャルゲームの強みと思える点を4つ挙げてみました。
それぞれと比較してみます。

無料という点。
これは、まあ、無茶な事です。
ソフトからして有料です。
ゲームを遊ぶためには、ゲーム機本体、ゲームソフト。
場合によってはメモリーカードなどの記憶媒体やアダプタなどの周辺機器も必要となります。
とってもお金が掛かります。

ファミコンが流行したのは、それでも長期的に考えれば安かったからなのかもですね。
発売の切欠が「ゲームセンターでやったゲームを家庭でも」という発想だったらしいので、ゲーセンでお金を注ぎ込み続ける事を考えたら、初期投資だけでいつまでも遊べるファミコンは魅力的だったのでしょう。

だけれど、今は時代が変わってしまい…。
真に無料なソーシャルゲームには、敵わなくなってきた。

2つ目、ゲーム性。
イメージとしては古いですが、僕はこれはSCEIに原因がある気がするんです。
「プレステ」後期あたりから本格的には「プレステ2」が出てきた位でしょうか。
いつしかゲームの面白さそのものよりも、グラフィックの美麗さとかCGの精緻さとかがウリとして前面に出て来ていた時がありました。

技術が飛躍的に進歩して、いつしかそういう部分でしかハードの高性能をアピールする手段がなくなってしまったのでしょうかね。
それでも任天堂はしっかりと「ゲーム」というものを見据えていたと思うんですけれどね。
一時はSCIEに水を開けられたものの、しっかりと再逆転出来たのも「ゲームを作り続けてきた」事が大きかったんではないかな。

でも、個人的には「3DS」は頂けなかった。
任天堂らしからぬハードだった。
映画やテレビなど、3D技術に注目が集まったからなのかな。
ゲームには不要と思える技術を取り入れてしまった気がします。
「WiiU」で原典に立ち返ったような気もしますけれど、「3DS」は…ね…。

3つ目の短時間で出来るお手軽物から本格的な物まで取りそろえている点。
まあ、これは考えることそのものが失礼ですね。
パーティゲームや定番ゲームは当然ラインナップしてますし、腰を据えて取り組むゲームは真骨頂。
この点はソーシャルゲームに負けている訳ありませんね。

4つ目、コレクター心をくすぐれるか。
これはゲームの魅力として考えるのは違う気もしますが…。
なんていうか、この事を考えるとどうしても「ポケットモンスター」が頭を過ります。

「ポケモン」は凄い

「ポケモン」って凄いゲームだったんだなと思うんですよ。
コレクター心を揺さぶりまくるゲームでした。

兎に角、ポケモンの種類が豊富。
初代の総数は150種類。

その見た目も実に幅広い。
格好良い系、可愛い系、キワカワ系…。
男の子は当然の事ですが、女の子にまで受け入れられる要素がポケモンの見た目にも備わっていて。
集めたいと思わせるには十分すぎる素養が詰まっていました。

だけれど、簡単にコンプできない点が凄い。
同時発売された「赤」と「緑」、両方で通信機能を使って交換したり、イベントで手に入れたり。
単純に1人でプレイするだけではコンプできない「ゲーム性」は、爆発的に売れる理由の一端を担っていた気がするんです。

携帯ゲーム機のメリットを活かしまくってたというのも、そう。
据え置き機だったら、ここまでのヒットにはなってなかったでしょうね。
友達同士でワイワイと集まって、通信ケーブルを使って対戦をしたり、交換をしたり。
皆で遊べて、収集も出来る。

まさに、ソーシャルゲームが受けている(と思う)理由の殆どが詰まっています。
ゲーム性の高さ。
RPGとして1人で遊べるし、友達と対戦も出来る。
育成としても楽しめる。
ポケモンをコンプするには、1人では難しい等々。
ゲームを楽しむ為だけのソフトと言えます。

短時間で終われる対人対戦形式から腰を据えて取り組めるRPGまで。
ちょっと強引ですが、1本で短時間でも長時間でも楽しめるようになっている。

コレクター性に関しては、上に書いたまんま。
ここの魅力の高さが「ポケモン」の神髄かもですしね。

値段こそ無料という訳にはいきませんけれど、売れる要素を殆ど満たしているし、ならば、今も昔もゲームに求められている事って大して変わってないという事なのかもですね。

終わりに

結局のところ「お金を払ってでもやりたい」と思えるかどうかに尽きそうなんですよね。
ソーシャルゲームが無料で居る限り、家庭用ゲーム機は歯が立ちそうになさそう。
でも、負けないで欲しいとファミコンで育った僕は思います。

とはいえ、ホント、無料には勝てない。
無料のソフトには勝てないならば、ソフト以上にハードに力を入れれば…とか思ってしまいますw

「WiiU」とか本当に面白いハードだと思うんです。
そのハード独自の遊び方を提唱出来るというのは、ソーシャルゲームには真似出来ない事。
3Dとかビジュアル面ではなくて、ゲーム性を追求したハードが出てくれば‥。
その上で、開発コストがかからずに、開発しやすい・汎用性が高いシステムであれば…。
尚且つ低価格路線ならば…って、要求多過ぎですけれど、でもこれだけすればソーシャルゲームにも対抗できる…かな〜という素人考えw

据え置き機と携帯機を一緒くたにして「家庭用ゲーム機」という大きな括りで考えるものでは無いかもですけれど、そんな事を思いつつ、今日は泣きながら寝ます。

嗚呼。「逆転裁判5」ガッツリとやりたかった。
マヨイがどうなったのか分かりそうな期待があっただけに、暫くお預けで悲しい。