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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「ダークホースアニメ」は心地良い刺激物

この記事は

ダークホースと呼ばれる作品に関する記事です。
「オカ学」の美風は深夜アニメ1エロいキャラだと思うんだ。

ダークホース

期首になるとネット上で良く見かける単語「ダークホース」。
期待値が低かった作品や知名度が低い作品、前評判が芳しくなかった作品など。
大きな注目をされていなかった作品が、放送後多くの人に喝采を以て受け入れられると、よくこの単語を目にします。

今年で僕がこの単語を目にしたのは「琴浦さん」。
第1話のアバンのどんよりとした鬱さ加減をぶっ飛ばす変態的な真鍋君のエロ妄想と破滅的なまでに明るいOPとのギャップが多くの人の心を捉えたようです。
初見はニコ動だったのですが、やはり動画中にも「ダークホース」のコメントが踊っておりました。

原作が「マンガごっちゃ」という商業WEBコミックサイトという、どちらかといえばマイナーな部類に属するところで連載されていて、放送前に大きな注目を集められなかったのが起因かと思われます。

さてさて、この単語。
今回も見受けられました。
「恋愛ラボ」。
いや〜、1話は本当に面白かったです。
僕自身然程注目も期待もしておらず、「絵が可愛らしいな」程度の認識で視聴したのですが、これが嵌りました。
「ダークホース」という、1話に向けての評価にうんうんと同意をしてしまいました。

で、思った訳です。
僕が目にする「ダークホース」と評される作品って、その多くが太田雅彦さんが監督を手掛けているな〜と。

太田監督

調べてみると、監督としてデビューしたのが「夜明け前より瑠璃色な 〜Crescent Love〜」だったんですね。
これに関しては、第3話しか見てないので割愛します。

監督の事を本格的に知ったのは、「みなみけ」(第1期)でした。
これまで4期作られている「みなみけ」ですが、個人的にはこの1期がNo.1。
ただこの頃は僕自身ネットをやっていなかった為、世間でどのような事を言われていたのかは知りません。
「ダークホース」と呼ばれていたのでしょうか?

この次は「みつどもえ」シリーズ。
「週刊少年チャンピオン」で(当時)連載されており、知名度も人気も既にあった作品です。
どうなんでしょ。世間的にこれもどう呼ばれていたのか、記憶に無く。
ただ、個人的には「ダークホース」作品。
上の「みなみけ」も「みつどもえ」も、当時は原作を知りもしなかったですので。
「これは凄く面白い作品に出会えたな〜」とワクワクして視聴しておりました。

僕の中では、2作連続で太田監督が「ダークホース作品を生んでくれた方」として認識されたのです。
この想いをより強めてくれたのが「ゆるゆり」シリーズでした。

放送前は、申し訳ないんですが、全く以て琴線に触れませんでした。
あの頃は特に熱心に放送前に放送予定の全作品をチェックして、見る作品を決めていたのですけれど、版権イラストを見ても、公式サイトを見に行っても、触手が動かなかったのです。
ただ「日常ギャグアニメ」だからという軽いノリで視聴したのですけれど…。
これが大嵌り。
回を重ねる毎に世界観に嵌り、キャラを好きになり、作品に愛着を持っていき…。
2011年夏の事を思い返す時に、必ず思い出せるような作品となりました。

自分の事はさておき、この「ゆるゆり」は、確かネット上でも「ダークホース」と叫ばれていた気がします。
ここからたて続けに「琴浦さん」、「恋愛ラボ」と「ダークホース作品」を世に輩出してるんですよね。

全てコメディやギャグという「笑い」をジャンルとした作品なので、余程そっちの方での演出手腕が優れている(万人受けしやすい)のでしょうか。
少なくとも僕にとっては、そういう監督さんですね。

まあ、こういう認識が出来てしまった以上、作品そのものの前評判や知名度に関わらず「太田監督」というだけで視聴を決めれば、視聴後に「ダークホース」とは思えなくなるんでしょうね。
「恋愛ラボ」に関しては、スタッフまで確認していなかったので、見事に「ダークホースやわ〜」と思わされましたけれどもw

刺激を求めて

何を持って「ダークホース」と思うかは、人それぞれ。
太田監督の例はあくまでも僕個人の印象に過ぎません。

ただ、この単語を考えてみると、やはり「第一印象」や「周りの評判」で視聴有無を決めつけてしまうのは、あまり宜しくないなという事ですね。
第一印象に気を取られ、もし「ゆるゆり」を視聴していなかったらと考えると…。

勝手にツイッターでのツイートを引用させて頂きます。

こばいも @ko_baimo

全くのノーマークだったタイトルがいきなりツボを直撃する快感があるからアニメ視聴はやめられん。今期だと『恋愛ラボ』。原作未読(未プレイ)派の利点だと思ってる。

至言だと思うんです。

自分で事前に期待して視聴する作品。
これが見たい!!と思って視聴する作品。

そういう作品は、僕もいっぱいあるし、その中でも傑作と呼びたい作品と多く出会ってきました。
ただ、驚きという意味ではあまり感じられない。
「事前に期待している」作品だから、そういう作品を面白いと感じるのは、ある程度は当たり前ですよね。
「面白くて驚いた」という経験は存外少ないです。

それとは別に、自分の価値観を否定してくれる作品との出会いは、大きな衝撃と驚きを与えてくれます。
「ダークホース」と評する作品は、僕にとってはそういう作品達。
期待せずに視聴した過去の自分をぶちのめしてくれる作品との出会いは、とっても刺激的で良いものなのです。
(ドMに非ず)

今期で言えば「恋愛ラボ」。最後まで目一杯楽しみたいところです。




そういえば、今日時間があったので積んでいたBDを観ました。
「世紀末オカルト学院」。
一体何年積んでんねんという話ですけれど、全巻視聴。
面白かった〜。
そういえば、これも当時僕にとっては「ダークホース作品」だったな〜と、この記事書いていてしみじみと思い出したり。