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「とある科学の超電磁砲S」 2話:行動と台詞の違いから読み解く「2人の美琴」の2つの世界

この記事は

「とある科学の超電磁砲S」2話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

「とある科学の超電磁砲S」第2話。
早くも原作エピソードに突入したのですが…。
かなり疑問点が残りました。
ので、その点を中心に書いていきます。

感想

先ず感想。
基本的には、原作コミック準拠でした。
やたら可愛くなってる布束砥信(「ぬのたば しのぶ」。読めないw)の心理戦は、アニメで迫力が増していたかな?
光と音が加わると、こういう地味目な描写も「見所」に変わりますね。
原作も、しっかりとスキルアウトの恐怖心が伝わってくる描かれ方でしたけれど、よりその点が強調されていた…気がします。

そうそう。
原作通りならば、今回で佐天さんの出番の半分を消化しました(滝汗
まあ、その点黒子も初春も殆ど変らないのですが。

あとは、まあ、美琴がより女性っぽく描かれていたという事ですね。
黒子の案内で狭い路地裏を歩いているシーンです。

2人の美琴

台湾に「模乳巷(ばにゅうこう)」という狭い道があるそうです。
すれ違いざまに胸が当たるほど狭いところから、この名が付いたそうです。
この道の事は、さっき知りました(笑

ということで、狭い道で女性が道を譲る際は、胸を隠すよう背中を相手に向けて歩く事が多いんじゃないでしょうか。
実際は知りませんが、「名探偵コナン 水平線上の陰謀」でも描かれていた事です。

さて今回。
黒子達は複数の男性とすれ違いました。
この時、美琴も黒子も壁側を向き、男性達をやり過ごしていました。

原作ではどうだったかといえば、黒子のみ同様の格好で通過し、美琴はというとお構いなしに体の正面を男性側に向けて通過しています。

この辺の所作は、お嬢様学校に通っている者には当然の事…なのかもしれません。
女性の嗜み…っていうと大袈裟なのか、勘違いなのか。
この辺、黒子は徹底していますよね。
普段の言動は変態ですけれど、どこに出しても恥ずかしくない立ち居振る舞いがしっかりと身に付いているという印象です。

美琴は…どうでしょう。
単純に見れば、より女性らしい振る舞いをしていると見えるかもしれません。
美琴も立派な"お嬢様"であるので、その面が強調されているとも取れそうです。

けれど、美琴って

竹を割ったようなサッパリとした勝気で活発な性格。

な上

普段は上品とは言い難い振る舞いが多い

ので、原作コミックの描写も"間違い"とは言いづらいんですよね。
原作では、活発な面が強く出ているとも解釈出来るので。

原作コミックとアニメ。
どっちの美琴も正しいのかもしれません。
些細な事ではありますが、ちょっとした仕草の違いによって、こういう見方も出来るのかな〜と。
どっちがタイプなのかは、人によって好みが分かれるところでしょうね。

美琴の台詞から考えられる事

☆注意というかなんというか…。
此処以下は、超恥ずかしい間違いを犯している可能性があります。
というか、その可能性が圧倒的に高そうです。

僕自身何度か聞いたうえで書いていますが、コメントで
「聞き間違いでは?」
と多数の方から指摘が入っております故。

まあ、記事タイトルにも絡めてしまった手前、「無かったこと」に出来ないので、修正せずそのままにします。
恥ずかしいけど、自業自得ですねw

さて本論というか。
冒頭美琴の台詞が原作とは変えられていました。

「5月の頭に広域社会見学ってのがあるじゃない」

ここ。
原作では以下のようになってました。

「9月の頭に広域社会見学ってのがあるじゃない」

原作では、今回のお話は8月10日の出来事であると明示されております。
なので、9月頭というのは当然の事なんですが…。
う〜〜みゅ。
これはどういう事ですかね。

素直に考えれば、アニメ版に於ける季節は「春」。
4月なのでしょうか。
まさか、8月に9カ月も先の予定について話す訳無いでしょうし。

1期のオリジナルエピソード「乱雑開放(ポルターガイスト)編」は8月初旬という設定で、2期はこの延長線上の物語なのは間違いありません。
1期から8カ月も経ったという設定なのかな?
(仮に8か月経過していても、美琴達の年齢はそのまんまだと思います。)

もしそうだとするならば、もう完全に原作とは別物。
パラレルワールドとして捉えた方が良いのかもしれませんね。
1期の時から時系列の矛盾やら「日程の過密さ」が指摘されていましたけれど、ここにきて「完全なパラレル」と公式が判断を下した証左になるのかもしれません。

こう考えると、上の美琴の行動の違いも、ワザとなのかなと。
ちょっと上品な面が強く出るアニメ版美琴と少しだけ勝気な面が出ている原作版美琴。
2人の美琴が、2つの似たようで別々の世界を描いているという事を表しているのかな〜とかw
流石にこの辺は考えすぎというか、穿ちすぎですね。

なんにせよですよ。
原作を考えずに、物語を構築できるという事です。
という事は、この後のオリジナルエピソード。
やりたい放題が出来るという事でもありますよね。

2期の締め方を考える

そもそも原作から日程が割とガッチガチなので、オリジナルエピソードを挟める余地って、どうなんでしょう。
少ない様に思えます。
パラレルと割り切って製作して下さった方が、自由度が広がって見てる方としても色々と楽しめそうなんですよね。

そこで全開の話の続きという訳では無いですが、食蜂さんですね。
彼女を自由に使えるという事でもありますよね。

例えば、2期のラスボスに据えることも出来る訳です。

この2期のメインディッシュと目されている「レディオノイズ編」。
原作小説「禁書目録」の上条さんサイドをご存知の方にとっては「常識」になりますが、バトルに於ける美琴の活躍は、正直有りません。
というか、上条さんが出て来ると、誰の視点になろうと過程も結果も同じなので、美琴が主役になれないんですよね。
そこで原作コミックでは、美琴のバトルでの活躍が新たに加えられて、肉付けされたのだと解釈しているのですが、2クールの締めにも「美琴のバトル」が無いと締まらないと思うのです。

原作での美琴のバトルは、アニメだとどうやら1クール目で消化しちゃいそうなので。

そこで、食蜂さんの出番なのかなと。
彼女はレベル5の第5位。
3位の美琴よりかは「格下」ですけれど、能力次第でこの辺はどうにでも出来そうですし。

美琴VS食蜂が、「超電磁砲S」のクライマックスとして用意されている可能性も出てきたような気がします。

おわりに

美琴の行動と台詞。
些細な事からではありますが、色々と考えてみました。

本筋を楽しみながらも、必ずあるであろうオリジナル部分に妄想しつつ、視聴するのも本当に楽しいものです。