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「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」 第1話:感想 ただのプロローグだけれど、作品テーマが提示された珠玉の回

この記事は

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」第1話の感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

待ってましたの2期。

という事で、このブログではアニメの感想は基本的に書かない予定でしたけれど、この作品(と若しかしたら「超電磁砲S」)だけは、毎回感想を…書けるかな?
出来るだけ書かいてみます。

んで、超待望の第1話。
感想です。

感想

一応原作を読んでいる僕。
ですが、アニメから入った「にわかちゃん」な上に、鳥頭が進行し記憶力が70代レベルな為、あんまり覚えていないという残念仕様。
な訳で、基本原作未読というポジションで書いていきます。

で、1話は、基本的にオリジナルだったと思います。
1期と2期の橋渡し的なエピソードで、ちゃんとした物語は次回からという感じでしょうか。
メインキャラを一通り登場させたりと、この辺は手堅い印象です。

そんな訳でシリーズを見ていく中では、ボーっと見ていても問題の無かったと思われる1話。
でも、きちんと重要な点を含んでくるところは、気が抜けませんね。

冒頭の夢オチ。
これは1期1話と対比させるシーンでしたけれど、この夢の中の京介の台詞で重要な部分が。
まあ、何かは書きませんけれど。
ただ、物語の根幹に関わってくる程の大事な台詞を仕込んでくるあたり、ホント油断できないです。
(ちょっと言い過ぎかもですが、まあ、大事な布石ではあると思うのです)

上の重要な台詞に関してはネタバレが過ぎるので書けませんが、「元通り」については書いても…良いかなと思ったので書きます。

でも、一応ネタバレ気味になると思うので、本当の原作未読者はこの先進まんで下さい。

元通りの関係について

兄弟の親父・高坂大介。
強面のこのツンデレ親父が発した「ちゃんと元の通りにな」。
京介がこの言葉で思い悩んでいましたけれど。
これこそ、この作品そのものなんですよね。
拗れた関係を元通りにまで戻して、で、再出発するという。

で、「元通りの関係」というのが、どの時点を指しているのか描かれるのかがこの2期であり、冒頭の京介の台詞がヒントになる…。
冷戦時なのか、留学前なのか、もっともっと前なのか?

過去に戻りつつ、新しい未来に進もうとする若者たちの物語なのです(違
冗談はさておき、この2期で描いていく予定のテーマのさわりがしっかりと描かれていたと思いますね。
キャラ紹介をしつつ、1期最終話の補完もし、更には2期の・作品の方向性をもキッチリと仕込んできた。
本当に油断ならない1話だったと思います。

おわりに

約2年振りですかね。
発表からも1年。
ようやく始まった第2期。

2クールという噂もありましたが、そうはならず全16話で原作ラストまでが描かれるというこの「完結編」。
精一杯楽しんでいきたいですね。

そうそう。
早見沙織さんの澄んだ声で「ぶっ飛ばしますよ」とかいう台詞を聞くと

ぞくぞくしますよね。

次回早速あやせの毒舌が聞けそうで期待w