アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

回顧2012(1)漫画編 2012年連載漫画トップ10

この記事は

2012年回顧記事です。
第1弾は漫画。

はじめに

今回から3回に渡って2012年回顧記事を書いていきます。
漫画⇒映画⇒TVアニメの順です。

という事で初回は漫画に関して。
僕が購入している3つの雑誌の話題を中心にしていきます。

月マガが熱かった

個人的には今年最も輝いていたのが「月刊少年マガジン」の若き連載作品達。
その中でも2012年に始まった作品が熱かった。

といいつつ、いきなり少し時期が外れる作品から紹介w
「ボールルームへようこそ」。
2011年12月号(11年11月発売)から連載中ですが、ブレイクしたのは今年でしょうという事で特別に書かせて頂きます。

何て言っても彼の有名な「このマンガがすごい!2013」の第9位にランクインした作品。
人気も出てきているのでしょう。

社交ダンスを題材とした漫画で、簡単に言えば「社交ダンス版・はじめの一歩」。
キャラの配置や初期のストーリー運びが、まんま「一歩」のように思えた作品で。
非常に王道かつ熱い物語が展開されている訳ですよ。

ダンス初心者の主人公がライバルに追いつこうと、必死に努力して周囲をあっと驚かすまでに成長する。
サクセスストーリーとしても本格社交ダンス漫画としても楽しめるオススメの漫画です。

で、それはさておきまして、この漫画。
どこまでも漫画らしい漫画だと思っています。
このような漫画はアニメには出来ないなと思っています。あ、良い意味で。

漫画とアニメの一番の違いというと、絵が動くかどうかですよね。
静画と動画。
これが最大の違いな訳で。

アニメというモノは、だから、「動く事」を常に意識して作られる訳です。
この点が、この作品にはそぐわないと思っている点でして。

この漫画、見せ場は何と言ってもダンス中のキャラクターの表情。
社交ダンス自体表情の豊かさが採点の対象となる様でして、本当に重要な要素であって。
だからこそ、ダンサーは皆顔が良く見えるよう、前髪を上げるようです。
男性ならワックス・ジェルなどで整えた後にスプレーで固めて、崩れない様にしたり。
女性ならアップにして、邪魔にならないように結わったり。

閑話休題。
ちょっと逸れました。
うん。この漫画は一コマ一コマ、社交ダンスを踊っているキャラクターの表情を楽しむのも、一興かと思いますよ。
アニメだとじっくり楽しめない点ですので。
静画である漫画ならではの楽しみ方が出来る作品であると思ってます。


次は「てんまんアラカルト」。
2012年2月号から連載中の本作は料理漫画。

正直、料理の絵自体はなんか毎回似たような感じで、お世辞にも美味しそうには見えない点が、料理漫画としては致命的な気もしますが…。
まあ、キャラクターが本当に美味しそうに食しているので、良いかなとw

それは兎も角。
中々に先が見えなくて面白い。
大会に出るという訳でも無く、料理バトルをする訳でも無く。
この先どうなるのか全く分からない楽しさというか。

最新話で主人公とライバルの少年達が手を組んで、自分達の店を開くという宣言をして、なんか増々先が楽しみになってきたというか。
「ボールルーム」のように滾るような熱さは無いんだけれど、じわじわと来る面白さを持っている作品かなと。


個人的には「黒猫DANCE」とかも好きだったのですが、残念ながらこちらは打ち切られてしまいました。
とはいえ、今年の月マガは本当に熱かった。

上記2作に加え、僕の聖典の1つでもある「新仮面ライダーSPIRITS」や「四月は君の嘘」、「ましろのおと」、「C.M.B.」等々。
好きな作品が多く、そのどれもが盛り上がっていて。

2013年1月号から始まったハロルド作石先生の「RIN」も期待できそうで。
引き続き来年以降も楽しませてくれそうで、楽しみで仕方無いです。

2012年「週刊少年ジャンプ」回顧

今年もビックタイトルが完結したジャンプ。
「NARUTO」、「BLEACH」等も佳境に入り、少しずつではありますが、世代交代が漸く始まりつつあるのかなと感じています。

そんな新世代の筆頭となりそうなのが「暗殺教室」でしょうか。
正直、最初はどういう方向性の漫画なのか捉えられなくて、やや戸惑いつつ読んでいたのですが、漸く本質というか方向性が見えて、凄く楽しくなってきました。

ダークな路線を軸に、ほんのり道徳的なエッセンスを混ぜ込んだ作品なのかと思っていたのですが、全然違う様で。
初回と今では殺せんせーへの印象が良い意味でガラッと変わりましたもの。

長期間続けられそうな感じがしないのも好印象かな。
ダラダラと長すぎる現在の漫画界に於いては、貴重な存在となりそうです。

さて。
個人的に「暗殺教室」以上に好きなのが2本。
1本は「ニセコイ」ですね。

もうね、本当にベタベタなんですよ。物語は。
どこかで見たことのある既視感バリバリの展開なのですが、そこが逆に新鮮で。
変に穿ってないから、素直に楽しめる。

ラブコメで大事な「可愛い女の子」という要素もきっちりと満たしていますし、もう最高だったりします。

2本目は「ハイキュー!!」ですね。
これぞ2012年を代表するジャンプ漫画と言ってもいいかもしれない。
いや。僕的にはこれです。
世間的には「黒子のバスケ」なのかもですが、僕的に「ジャンプのスポーツ漫画」と云えば、もう今はこの作品一択。

基本的にリアル路線を歩みつつ、しかし、地味にならない絵作りが先ず凄いの一言。
気合入ったカッチョイイ絵が随所で決まっていて、毎回うおぉぉぉぉと叫びたくなるほどの快感を得られます。
「WJ」では「SLAM DUNK」以来ですね。
ここまで面白いと感じたスポーツ漫画は。
本気でお勧めしたい作品です。

あとは、まあ、「ONE PIECE」が相も変わらず絶好調という感じでしょうか。
12月に公開された映画最新作「FILM Z」が10日間で30億円を突破したようですしね。
漫画も映画も勢いを維持しているなという感じですかね。

そうそう。上でちらっと触れましたが、TVアニメ化の恩恵を久々に受けまくったのが「黒バス」。
アニメ化前は打ち切りになりそうとか思っていたのに、いっきにブレイクしましたね。
実績面では今年一番の成長株な気がします。

「るろ剣」と「あの花」!!

「月刊ジャンプSQ」。
最大のビックニュースは伝説の人斬り復活でしょう!!!

「WJ」で看板を背負っていた「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」が、実写映画化を記念してリメイク。
短期集中ではありますが、復活を遂げました。

いやはや面白いの一言。
毎回のページ数がやや少なく、そこだけが残念と云えば残念ではありますが、再構成された「新たな物語」には毎月楽しませて頂いております。

そして、「あの花」のコミカライズ。
もうね、コミカライズなのに絵が上手い。
それでもって、お話が滅茶苦茶丁寧。
原作となっているアニメ版を踏襲しつつ、新たな解釈(小説版からの流用なのかも。)を混ぜつつ非常に丁寧に描かれていて、そこがファンとしてはとっても嬉しい要素で。

来夏公開の映画に向けて、いよいよクライマックスへと突入しそうではありますが、最後まで期待を裏切らずに突き進んでくれる作品だと思っております。


その他で言うと、「とらダク」がアニメになりましたね。
規制が多くなりそうで、TVアニメ化には反対だったのですけれど、そこはスタッフの皆さんがとんでもない頑張りを見せて下さいまして。
これ以上無いという程忠実に再現されたアニメ版は、文句のつけようがない出来となっていました。
ホント、僕が間違ってました。
「とらダク」スタッフは、凄すぎです。

「金田一」20周年と「けいおん!」完全完結

その他で言うと、「金田一少年の事件簿」20周年がドデカイニュースでしたね。
通年連載、4度目のドラマ、ODAと。
多くのメディアミックスを巻き込んで、1年間盛り立てて下さっていて。
一人の金田一ファンとしては、幸福な1年を送らせて頂きました。

逆に悲しかったのは「けいおん!」の終了ですね。
これは映画の為の一時的な復活だったのでしょうから、仕様がない事ではあったのですけれどね。
その辺分かってはいても、悲しい事は悲しかったです。

2012年連載開始作品僕的ランキングTOP10

てなわけで、締めの企画としてこんなのを。
基本的には今年連載開始作品だけにしたかったのですが…それだと少ないので…。
「ニセコイ」、「ボールルーム」を含めてのランキングを(笑

番外。
11位 「クロス・マネジ」(「週刊少年ジャンプ」)
ラブコメ+ラクロス。
多分、来年早々に死んでしまいます。悲しい事に。
でも、結構好きなんですよね。


ここから上位10傑の発表です。

10位 「あだしもの」(「月刊ジャンプSQ」)
ドンドン失速している感が否めないので、この順位です。
でも、「SQ」内でもトップクラスに好きな漫画なんですよね。
この作品も来年早々に打ち切られそうなのが心配ではあります。

9位 「るろうに剣心-シネマ版-」(「月刊ジャンプSQ」)
割と低い順位なのは、基本となる粗筋を既に知っているからだったりします。
それでも、先が気になってしまうのは、やはり僕はこの漫画が大好きなのでしょうw

8位 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(「月刊ジャンプSQ」)
順位が低い理由は「るろ剣」と同じ。
「るろ剣」より一つ上なのは、新人とは思えない作画担当の泉先生に敬意を表して。
原作のイメージを壊さないレベルの絵は、とってもナイスです!!

7位 「この音とまれ!」(「月刊ジャンプSQ」)
筝曲部を舞台とした漫画で、箏の事は全然分からないんですけれど、部活漫画としては面白いんですよね。
男女混合の部活漫画って中々ないですし、そういう点も新鮮に感じているのかもしれません。
(男女混合の部活漫画というと「ちはやふる」くらいかな。パッと思いつくのは)

6位 「ざしきのののの」(「コミックダンガン」)
WEB連載ですので、興味がありましたら読んでくださいませ。
近年稀に見る程、ド直球なギャグ漫画。奇を衒ってなければ、斜にも構えていない。
気持ちいい程爽快なオチが必ず各話に待っている本格的なギャグ漫画で、毎回笑っております。

5位 「暗殺教室」(「週刊少年ジャンプ」)
暗殺を目的としながらも、何故か優しさに溢れた作風が心地いい。
ギャグもツボに入ってますし、キャラも活き活きしている。
来年は、看板勢に割って入っているかもですよね。

4位 「てんまんアラカルト」(「月刊少年マガジン」)
まだまだ未知数。でも、期待を込めての4位。
物語的には、このままの勢いを維持してもらいつつ、もう少し料理の絵が上手くなってくれれば…。

3位 「ニセコイ」(「週刊少年ジャンプ」)
長期連載モードへ移行し、あとは2年くらいで綺麗に纏めて欲しいな〜とか。
千棘も良いけれど、もっともっと小咲さんに出番をw

2位 「ボールルームへようこそ」(「月刊少年マガジン」)
1年間激アツの物語を提供してくれた作品。
物語の素晴らしさはもとより、漫画らしく絵を楽しむ漫画。

1位 「ハイキュー!!」(「週刊少年ジャンプ」)
僅差でこちらが1位です。
物語・絵・キャラクター、僅かに僅かに「ボールルーム」を上回っていた。
文句なく2012年のNo.1です。

まとめ

なんつーか、相変わらずざっくりとした感想を書くのが本当に下手糞すぎて嫌になります。
全然良さとかが伝わらない文章だったと思いますが、まあ、気になった作品がもしもありましたら手に取って見てください。

今年も多くの漫画に出会いました。
来年もまた今年以上に多くの出会いがあると良いな。