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「暗殺教室」の殺せんせーの秘密を考察!!「週刊少年ジャンプ」 2012年50号 感想

この記事は

「週刊少年ジャンプ」2012年50号感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

はじめに

成田空港凄い!!ネットでの噂通り本当に「WJ」早売りしてた!!
つい買ってしまいました。
てな訳で、旅行に来てまでブログ更新(アホ過ぎる)

「HUNGRY JOKER」 case.1 発見の果実

少年漫画の主人公は、少年に受ける性格をしてるかどうかで結構左右される気がします。
単純で分かりやすく、まっすぐなキャラだと作品そのものもヒットする。
もしくは、憧れの存在になれば、やはりヒットする。

この漫画はどうなるんでしょう。
今のところ、どっちにもなれない感じ。

ちょっととっつきにくい性格だし、憧れを抱くような感じでもない。
でも、絵が・画面が王道の少年漫画をしている。

表紙から受ける感じと漫画本編の感じが全く違って見えて。
本編の絵は凄く良かったです。

個人的には「最初から超人」という訳ではなく、その過程を描いてくれたのも良かったですね。
前回の感想で「初期の「サイレン」とか「エニグマ」枠?」とか書きましたけれど、良い意味で裏切られたかな。
中盤以降のバトル路線に移った「サイレン」と「エニグマ」の訳のわからない不気味さのミックス。
それを王道少年漫画の絵で仕上げた感じ。

とはいえ、打ち切り臭も強かったので、どうなるのか…。
個人的には続いてほしい作品です。

「暗殺教室」 第19話 好奇心の時間

殺せんせーの体がどうなっているのかなんて考えた事も無かったw
普通に胴体があるものと思っていたのですが、中身がどうなっているのかはシークレットなんですね。
しかも彼の生態や過去にも深く関わっている事なのかな?

少し考察。
殺せんせーの目的は、「教育」と「暗殺される事」なんではないかなと思ってます。
生徒達を立派に育て上げたのちに、彼らの手で暗殺される事を望んでいる。
こう仮定すると、一番危惧すべき事は、生徒の暗殺意欲を殺ぐ事です。

生徒が殺る気を無くしたら、目標の達成が出来なくなるから。

これまでを見てると、うまい具合に「教育」と「暗殺意欲の継続」をしている気がします。

で、今回の「体を見せられない件」。

烏丸の言葉から察するに「せんせーが元人間だった」というのは、恐らく間違いのない事だと思う。
何らかの外部的影響で、今のような姿に変異してしまったのでしょうね。
きっと戦争とか実験とか。そういう大きな「人間の犯した過ち」のせいで、変わってしまった。
少年漫画的には、十分あり得る背景だと思う。

とすると、せんせーの体は、未だ「人間だった頃の体」なんじゃないでしょうかね。
少なくとも見ただけで、せんせーが元々人間だったと分かる程度には普通の体をしているのではないか。

となれば、当然、それを生徒には見せられない。
だって「暗殺意欲が無くなる」可能性が高いから。

生徒達が暗殺に精を出せているのは、せんせーが揺るぎない化物だからです。
しかも、地球を壊そうと目論んでいる。
こういった「大義名分」があって初めて、彼らは"良心"の赴くまま暗殺を試みている。

だけれど、せんせーが化物ではなく歴とした人間で、かつ、"被害者"だと分かったら。
支えだった「大義名分」は崩れ去り、"良心"から手を引く事が予想できる。
というか、今でも「先生」としてのせんせーの魅力に惹かれている生徒達ならば、暗殺できるわけがない。

せんせーもだから、自身の体の事を秘密にしていると予想しましたが…。
どうなんでしょうね。

「ONE PIECE」 第688話 "モチャ"

自己犠牲の精神は、日本人の感覚からすると美徳になるんでしょうけれど、これはダメでしょうね。
キツイ言い方すれば、自己満足で終わってしまう事も多いから。
誰も救われないんですよね。

でも、全て救ってしまえるのがチョッパーなのだと思う。
モチャの気持ちを尊重して、彼女を救い出し、彼女が守ろうとした子供達も救って見せる。
これはチョッパーにしか出来ない事ですしね。

ただ今回、チョッパーが変に引きずらなれば良いな〜と。
チョッパー自身が救われることになるかどうか。それが気になりますね。

そこは、もうルフィが救うのかな。
そうなると良いな。

「ニセコイ」 第50話 シュヤク

小咲のようなキャラって、何が不幸かって「他人の幸せを喜んじゃうところ」なんですよね。
それが例え恋のライバルであっても、きっと喜んでしまう。
そういうところも含めて良いんですけれどね。ただ、どうしてもこの手の物語では報われない遠因として機能しちゃう。

う〜〜ん。
ルリちゃんもそこが分かるから、もどかしくて、ついつい楽に当たっちゃうんだろうな〜。

ただ、今回幸せそうだったので、まあ良かったです。

「銀魂」 第四百二十二訓 ハゲたお父さんと白髪のお父さんとお父さんのメガネ

メガネが本体だと認める新八君…。
それでいいのか、新八君。

「LEVEL E」等で散見されるような展開でしたが、「銀魂」らしい決着の着け方でした。
オチが酷かったけれどw

「クロス・マネジ」 第9話 だから一緒に

悪い奴のいない、こういう青春劇も良いじゃない。
諦めない先輩の姿が湿っぽくならず、明るさを運んできていて、こういう結末も良いですし。

いや、でもほんと。
どうしたら人気出てくれるのか…。
「SQ.」に移ってほしい。
どっちかというと、そっち向けの漫画でしょうよ〜。