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「週刊少年ジャンプ」 2012年40号 感想

この記事は

「週刊少年ジャンプ」2012年40号感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「ONE PIECE」 第679話 "心意気G-5"

まさかG5の連中にこんな見せ場が用意されていたとは…。
まさにサブタイ通りの回。

さて。少し考えてみました。
ヴェルゴの能力に関して。

スモーカーの実力を知っても尚、たしぎが心配するほどの強さを持つヴェルゴ。
まあどう考えても悪魔の実の能力者であることは間違いなく。
では、その能力は何なのか?

全然ヒントらしき描写が無いのですが、1点「不審」な点はあります。
彼のほっぺたですね…。
ハンバーグだったり、スプーンだったり。
何故か、決まって左頬にだけ何かをくっ付けている。

ただの変人なのか?それとも能力に関係しているのか…。
後者として捉えて妄想すると‥。

単純に思いつくのが磁石です。
とはいえ、磁石でハンバーグがくっつくわけがないので、却下。
…したいのですが、僕は磁石人間であって欲しいと思ってます。
ハンバーグの件は、目を瞑って。

磁石には、金属は当然ですが、酸素を引き付ける力まであるようです。
また、水に反発するというのは小学校の理科で習った…気もします。

スモーカーの「煙」の構成要素は不明ですが、酸素や水素も含まれているんじゃないかなと。
つまりは自由自在にスモーカーの煙を「遠隔操作」出来そうなんですよね、磁石ならば。
そんな相性の悪そうな相手に苦戦しつつも、海軍の正義を守るために戦い、勝利するスモーカー。
それを見てみたいというアホみたいな願望w

海軍に泥を塗った「上官」に、狼煙を上げたスモーカー。
彼の能力に翻弄されつつも、更に上を行って煙に巻き…そして勝つ。
全く上手い事言えてない事は横に置いといて、そんな展開希望。

「トリコ」 グルメ201 人間界大混乱!!

実は「たけし」の頃から絵が苦手で、今作も殆ど読んでいないのですけれども…。
そんな僕ですら、前回と今回は思わず読んでしまう程の展開。
パラパラっとページを捲っているだけで、思わず読みたくなってしまう絵というか。
バトル漫画の王道でいて、しかも大迫力で画面いっぱいに描かれるスペクタクルさには、惹かれるものがありますね。
少年漫画のバトル漫画には、こういう奇を衒わない展開が実に心地いい。

「SKET DANCE」 第247話 スイッチ・オン⑦

ボッスンとスイッチが決闘するという展開では無く、復讐ですか…。
これはドンドンと重苦しい展開になっていきますが。
復讐される事で、贖罪になるのならば良いとは思いつつも…。
そうったらなったですっきりとはしないかな〜。

スイッチがそれを望んでいたとしても、読んでいて気分の良いものでは無いですし。

今更ですが、そもそもが重すぎというか…。
少年漫画のコメディ(←ここ重要です)で、人殺しまで描いちゃってますからね。
そんな「罪」を背負わせてしまって、どうそれを昇華するのか注目していたのですが、「少年誌の枠」の中で収まるのかどうか。

かなり難しい事をしているだけに、成功すれば絶賛されそうです。
が、失敗したら…。
本当にドンドン重くなっていってますけれど、綺麗な着地を見せて欲しいですね。

「ニセコイ」 第40話 タイフウ

鶫をメインとしつつ、4人ものヒロイン全員に一定の見せ場があった面白い回でした。
で、今回分かったのは、楽も随分と千棘に惹かれてしまっているという事ですね。
彼に対する2つの質問。
1つは、「千棘を愛しているか」で、これに発見器はノーリアクション。
2つ目は、「この中で一番かわいいと思う女の子は千棘」というものに、微妙に反応。

これらから推測できることは「千棘を好きではあるが、千棘だけを一番カワイイとは思っていない」という事かな。
やはり小咲が好きである気持ちも本当であって、どちらも好きになっているという事が分かった回と言えそうですね。

「暗殺教室」 第9話 大人の時間

これ、殺せんせーが暗殺に気付いていたとしても、ビッチ先生がオッサン部隊でなく生徒を使っていたら展開は変わっていたのかもですね。
きちんと鉛の銃弾ではなく、特性弾を使って…。

で、まだまだ「大人の暗殺」は続くようですが、結末としてはそこに向かっているのかなと…。
この本物の人殺しお姉さんが、「本物の先生」になって生徒達と手を結ぶ時が来るのかもな〜と思いました。

「INPWEAR CODE」(読切)

2012年金未来杯最後の作品。

設定的には、やはり「ONE PIECE」等に近いものがあり、流石にこの手の漫画増えすぎではと今更ながらの感想をもってしまうのですが…。
なんとなく絵に惹かれて読んでしまいました。

という訳で、お話は普通。
絵は、連載して洗練されていくと、僕好みの絵になりそうな気がしましたw

もう少し設定にオリジナリティを入れた「連載作」を読んでみたいですね。
今年の金未来杯では、一番連載として読みたいと思えた作品。

「NARUTO-ナルト-」 No.599 うちはオビト

ナルトがこの位置に来るのって、結構珍しいかも。
トビの正体はオビトでしたか…。

それにしても非常に贅沢な使い方をした1話でしたね…。
人気作にしか出来ない余裕を感じましたw

「銀魂」 第四百十三訓 ジーザス

長編にならないで良かったw
山崎は何の為に殺されたんだかwww

まとめ

次号から2本新連載。
ラブコメが無いので(「クロス・マネジ」は持って行き様によってはラブコメに成りえますが)、ジャンプのラブコメ攻勢は一先ず終わりという事ですかね。
3本も連載させて蠱毒みたいな方策を取ってましたが、「ニセコイ」の1人勝ちなのかな。
「ニセコイ」好きな僕としては、これはこれで良い結果なのですが、「ラブコメ好き」としては「恋染」には頑張って欲しいかな。

新連載陣では「クロス・マネジ」に期待。
読切が面白かったので、連載でどうなっていくのか。注目したい作品ですね。