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めだかの思惑を考察。「週刊少年ジャンプ」 2012年35号 感想

この記事は

「週刊少年ジャンプ」2012年35号感想記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

「ONE PIECE」 第675話 "その名も「シノクニ」"

連載再開。
やはりローは、文字通り心臓を握られていたのですね。
シーザーとの間で契約を交わしていた事は予想外でありましたが。
さて、スマイリーがH2S…硫化水素であることが判明しましたね。

硫化水素と言えば、温泉などで御存知の「腐卵臭」。
くっさくて、僕はこの臭いが苦手です。少しでも嗅いでいると吐き気を催します。
この臭いの元となっているガスですが、高い毒性でも知られていますよね。
吸い過ぎると、コロッと死んでしまう程強烈な毒性を持っている。

で、これは知らなかったのですが、この臭気。
人の嗅覚を麻痺させる作用もあって、高濃度になると臭いを感じないようです。
作中、誰も臭いについては言及していなかったと記憶してますが、それほど濃度が高いという事なのかもしれませんね。
(実際滅茶苦茶な濃度なのでしょうけれどw)

僕は化学を殆ど勉強せず、物理一辺倒で学生時代を過ごしたため詳しくないのですけれども、この硫化水素の分解には水に溶かすくらいしか無いのでしょうか?
ググってもピンと来なかったので…。

当初は、燃やして簡単に倒すのかとも思ったのですけれど、実在のガスを出してきた事で、「倒し方」も予想し易くなりましたが、これ正確な知識が無いと無理ですねw
うん。僕には無理みたいです。

「ハイキュー!!」 第23話 同じ1点

熱い!!!!!
最高だ。

ここまで他者に依存している主人公というのも珍しいのかもしれません。
これがバトル漫画だとやや情けなくも映るのですけれど、チームプレーを旨とした集団スポーツでは必ずしもそうはならない。
確かにまだまだ日向は、頼りない部類の主人公かもしれません。
んでも、パートナーを信頼し、真っ直ぐに揺るぐことなくコートを翔る姿は凛々しいなんてもんじゃない。
頼りなさはあるけれども、きちんと少年漫画の格好良い主人公をしている。

それを再認識…いやもう何度目だろう。
何度目かの認識をした素晴らしい回でした。
支離滅裂っぽい感想になってるかもですが、なんかもうただただ凄い。

「銀魂」 第四百九訓 ビームサーベ流の教え

切ないけれども、切ないけれども。
これ以上無い程最高の結末。

武士としての分かりやすい"生き方"を最期に示して、消え行くというのは良いですね。
前回までは尾美一の"内面の武士としての戦い"は描かれていたけれども、それは我々からは直接"見えなかった戦い"。
これだけだと若干消化不良というか…"武士"尾美一の勇姿としては物足りなさが残る。
でも、今回のように分かりやすい戦いを入れて、これでもかと見せ場を作られると、満足するしかありませんね。

あと1,2回やってこのシリーズは締めでしょうか。
非常に好きな長編になりそうです。

「SKET DANCE」 第243話 スイッチ・オン③

本当にゲスイですね…。
ネットでの中傷や晒し行為は、現実での苛め以上に卑怯かつ相手を傷つける行為だと、ユーザーはいい加減知るべきなんだと思うけれども、それは本作とは何の関係も無い事で…。
話の落としどころ…決着の行く末とでもいうのかな。
そういうのは見えてきましたね。

犯人なりの歪んだ正義感故の行為なのか。
はたまた復讐(「苛められた経験から、苛めをする人間全てを憎んでいる」とか)から始まった行為なのか。
どっちかは分かりませんが、どちらかが動機であり、そこを突いて反省を促して解決…となるのかなと。

この事件の顛末とスイッチの救出をどう絡めるのか。
残る焦点はそこだけかなと思っています。
そこが一番重要で、個人的に最も気になる点なのは言うまでもありませんw

「パジャマな彼女。」 vol.22 星座ダイアリー

おや。掲載順が少し上がりましたね。
ちょいと意外。
人気が上がってきたのか、はたまた他がこの作品以上に落として相対的に上昇したのかは分かりませんが…。

さて、ここ数週の展開ですが…。
個人的には面白いとまではまだまだ言えないのですけれども…。
でも、頑張っては欲しいとも思っていて。

どうやら初期の構想から路線変更をした事は最早疑う余地は無さそうです。
普通に考えれば、これは「駄目パターン」なのですけれども、結果的に大成すれば問題無いのです。

「DRAGON BALL」だってそうですよね。
DB探しの冒険活劇では人気をイマイチ取る事が出来ず、バトル方面にシフトして人気が出た。
ピラフに捕えられた際にブルマが初めて「願いを叶えたDBは1年間ただの石になる」設定を語った時に、それを聞いたウーロンが「この漫画のタイトルどうするんだろう…」なんて言ってましたが…。
この台詞があった回には、既に方向性を変えることは決まっていたのでしょうね。

「DB」ですら連載当時は紆余曲折があって。それでも最後までDBを物語に絡める事をしつつ、10年以上の連載を続けられた。
この漫画がそこまで連載出来ることはジャンル的にも無いでしょうし、ましてや「DB」に比肩するほど売れる事もまず無い。
「DB」を例えで持ち出すべきでも無いのかもですけれど、路線変更しても売れた漫画はあるし、ヒットさえしちぇば良い訳で。
初期の設定なんて、人気が軌道に乗ってから付け加えても良い訳ですしねw

かなり難しいでしょうけれども、頑張って欲しいかな…。
折角これまでちらちらと計佑に好意を寄せている描写のあった硝子に焦点を当てて来たのですから。

「めだかボックス」 第156箱 「私は黒神めだかだ」

とんでもない妄想を思いつきました…。
「制限時間1時間」というルールに関して…です。

今回、めだかは自分が解答を行う瞬間以外は席を外していることが描写されていて。
これ読んで真っ先に思った疑問が「どうして、めだかはしりとりを続けられているのだろう?」という事。
通常のしりとりでしたら、そうそうおかしい事では無いです。
同じワードは禁止というルールがあって、それを犯してしまう事はあるかもしれませんが。
それについても、序盤であれば幾らでも回避が出来るというモノです。
誰も答えない様な言葉を言っていけば、被る確率はグッと低くなるでしょうから。

それ以外の点についてもやはり無理が無く、続けることは誰にでも出来るでしょう。
あくまでも「通常のしりとり」ならば。

でも、今回行われているのは「一度使った音が使えなくなる」変則的なしりとりです。
誰がどの音を使ったのか、記憶し続けないと簡単に負けてしまうゲームなのですよね。
だから、席を外すなんて言語道断。
他人が発した言葉を聞き逃した時点で負ける確率がグッと高まるのだから。


という訳で最初の疑問。
何故めだかはしりとりを続けられているのでしょう?

仮説。
将棋や囲碁等。熟練者であればあるほど、相手の手の先の先までを見据えて打ちます。
これって極端な見方をすると「対戦相手を自らのコントロール下に置いた者が勝つゲーム」とも言えると思うのです。
あくまでも「極論」ですよ。実際はそんな訳ではないでしょう。

今回めだかはこれをやっているのでは???
自分が発した単語を他の3人が、どう繋げていくのか。
これまで見聞きした敵3人の言動から、「発するであろう単語」を予測して、相手が発するであろう単語を"先読み"している。
このような無限にも思える"先読み"をして、他の3人を知らないうちにコントロールしている…とか。

だから、対戦者3人の言葉を聞いていないのに、しりとりが成り立っている。
制限時間の1時間…自分が次に答えるまでの間隔としては4時間という時間は、これを考える為に必要な時間なのではないかと…。

でも、これってわざわざ席を立つ理由にはなってません。
ので、そこはもう適当に「考えに没頭するために必要だった」とか理由付けをすれば良いわけで…。

とんでもない妄想です。
現実的ではありません。
でも、この漫画ならこれくらいやりそうです。

「BLEACH」 502. 散桜

白哉、死す。

この先生き返るのかもですし、実は生きてましたパターンかもですが…。
バトル漫画でキャラを殺す事に異議がある訳では無いですが(出来れば殺して欲しくないとは思ってますけれど)、この展開で殺しちゃダメでしょうに…。

まとめ

「パジャマ」の所にも書きましたが、掲載順がここ数週と変わりました。
「バルジ」と「恋染」が急降下。特に「バルジ」はドベに。
これは結構ヤバいのかもしれませんね。
ま〜、「バルジ」は仕方ない面もあると僕自身も思っているのですが…。
もう少し頑張って欲しいなぁ。