アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

大人が小児向けアニメを楽しめる理由を考察!!

この記事は

大人が小児向けアニメを何故楽しめるのかを僕なりに考えた記事です。
荒唐無稽ですが、ご了承下さい。

「熱血最強ゴウザウラー」を知ってますか?

相も変わらずアクトビラでアニメを視聴してばかりいる日々を送っております。
最近の深夜アニメでは「とらドラ!」、「乃木坂春香の秘密」(1,2期)、「おねがいツインズ」あたりを視聴。
どれも本放送時には見ていなかった作品。
いや〜、どれも面白いですね。
取り敢えず「とらドラ!」と「おねツイ」に関してはDMMレンタルのウィッシュリストに追加しておきました。

こうして最近の目ぼしい深夜アニメを一通り見てしまうと、次に昔の作品を見たくなる。
という事で、子供の頃に見たであろう作品も視聴しました。
「ビックリマン」、「鎧伝サムライトルーパー」、「魔神英雄伝ワタル」等々。
超懐かしかったですね。

で、どれも普通に楽しい。
中でも最高だったのが「熱血最強ゴウザウラー」。
見ていたという記憶が無いんですが、放送年からして見ていた筈。
テレ朝の土曜ロボットアニメ(勇者シリーズ)は見ていたので…と思っていたら、テレ東の水曜に放送していたみたい(汗
いや。当時のテレ東6時代のアニメは殆ど見ていたので、これも見ていた…と思う…。
まぁ、それは良いとして…。

簡単に解説しますと、エルドランシリーズと呼ばれたサンライズオリジナルロボットアニメ三部作(狭義)の最終作です。

このアニメ、ロボに搭乗するパイロットの設定が実にユニークなんです。
搭乗するのは、小学6年生の子供達。
勇者シリーズもこのエルドランシリーズも、古くは搭乗している訳では無いけれど「鉄人28号」もそう。
小学生(未成年)がパイロットというのは、王道と呼べるほど多くの作品で取り入れている設定で、ここは別に新しさは無い。

新しいのは、ロボット一機にパイロットが一人という概念を持ち合わせていない事。
勿論メインパイロットは、一機に一人。
ですが、各ロボットには複数の子供たちが乗り込む。

彼らは皆クラスメイトで、ようするに主人公たちの通う小学校のクラスメイト全員がパイロットいう設定。
総勢18名もの子供たちがロボットに乗って悪と戦うという設定が非常に燃える。
こんな設定故キャラが多過ぎて、主演を張っている高乃麗さんらも何役も兼役をしているのがまた笑えるw
というか、声優さんの凄さを楽しめる作品でもあります。

子供がワクワク出来る要素がぎっしり詰まっているんですよ。
誰もが憧れるヒーローになりたいという夢もあるし、学校の友達とワイワイガヤガヤ楽しみつつ、一つの物事をなそうとする集団生活の醍醐味も詰まっている。

今見てもワクワク出来る程夢が詰まったアニメらしいアニメ。
非常に楽しかった〜!

…でもですね。冷静に考えるとこれって実に不思議なんですよね。
なんていうのかな。
中学生・高校生頃の僕が、このアニメを見て、果たして今と同じほど楽しめるのかどうか…。
多分楽しめなかった。
だって、「熱血最強ゴウザウラー」のメインターゲット層は、小学生以下の小児だったであろうから。

漫画雑誌を卒業する理由。

ちょっと漫画の話になります。
漫画雑誌を定期的に購入していて、「購読からの卒業」の切欠って多くの人はなんなんでしょうか。
「好きな作品の連載が終わった時」というのが多い…のでしょうか。
僕自身小1くらいからかな。中学2年の終わりまで「月刊コミックボンボン」を買っていました。
また、小3程度から2〜3年程「月刊コロコロコミック」を購入していて、それぞれどうして「買うのを辞めたのか」思い返してみますと…。
うん、僕自身「好きな作品が終わったから」辞めましたね。
もっというと「読みたいと思う漫画が無くなったから」です。

好きな作品が一つ終わっても、他に好きな作品が一つ以上あれば買い続けていたかな。
「WJ」を未だに買い続けている理由がこれですね。

で。
「読みたいと思う漫画が無くなる」原因って色々あると思うのですが、一つに「雑誌のメインターゲット層から外れたから」というのもあると思うのです。
ボンボンもコロコロも小学生を意識した雑誌ですから、僕が小学校を卒業する年齢に雑誌を離れるのも自然な成り行きだったかと思います。

実際購読していた終盤のボンボンは、好きな作品(「OH!MYコンブ」と「ウルトラマン超闘士激伝」)以外は殆ど"読めなく"なっていました。
どうも幼稚に思えて、全く面白味を感じなかったんです。
作品が悪いのではなく、やはり購読ターゲット層でなくなっていたからだと思うのですね。

漫画にしても、年齢と共に自然に"読めなくなる"(楽しめなくなる)事ってあると思います。

思春期にアニメ・漫画から離れる心的な理由(大袈裟)

さて。再びアニメの話に戻ります。
「熱血最強ゴウザウラー」等の小児向けアニメを、中学生・高校生の思春期に入ると楽しめなくなる。
これは自然な事であると思うのです。

でも、そうであるならば、いいオッサンになった今何故楽しめているのか?
年齢を理由に一度楽しめなくなった作品を再び楽しめるようになる理由って何なのか?

またしても話を逸らします。
「プリキュアシリーズ」。今でも見ている諸兄はおられるでしょうか?
自分は見てませんが、ツイッターのTL見たりしていると結構視聴している人は多いのですよね。

で、シリーズの一つである「スマイルプリキュア」の時の有名な画像に、メインターゲット層が出ている訳で。

これによると19歳から30歳の男性視聴者をコアターゲットとしている。
当然メインは小児です。幼稚園から小学校低学年(4から9歳)くらいの女児らしいです。

それなのに、大人の男性もメインにされている。
年代から見て、コアターゲットの女児の父親の事を示しているのかもしれない。
実際それもあると思うのです。
が、それだけでは無さそう。

制作側が大人をもターゲットにしているから、大人である僕と同世代の方達も楽しめているのか?
先程の漫画雑誌の論拠で行くならば、その通りだと思うのですが、それだけではないんじゃないかなと。
キャラ萌え、声優萌えというのもあるでしょうけれど、それ以外の理由もありそうだなと。
シリーズを視聴していない僕が、内容の観点からこの理由に迫る事は出来ません。
なので、作品とは別の観点から探っていきたいと思います。
そこで再び「実年齢と作品のメインターゲット層の関係」に関して考えてみます。

前述した「年齢と共に自然に"読めなくなる"(楽しめなくなる)事」。
これが最も起きる年齢が小学生から中学生の間くらいだと思うのです。
では、何故このような現象が起こるのか?

思春期とか反抗期とか。そういう多感な時期に入ると、途端にそれまでの価値観が一変するというか。
漫画・アニメから離れる割合も、この時期が最も多いのではないかと思う。
(今の子はもっと小さな時期になるのかもですが)
根拠が自分自身の半生しかないので非常に弱いのですが、僕は中学生時代に一度漫画等から気持ちが遠ざかりました。

興味関心が薄れるから、余計に作品を面白く感じれなくなる。
これが理由の一端かな。

また、作品を視聴するのを阻害する余計な感情も芽生える。
これは僕の場合、小学校中学年頃から既にあったのですが…少女漫画やそれを原作としたアニメなんかに対する感情。
「女の見るアニメなんか見れるかよ」という、変なプライド。
僕はこれを理由として当時「セーラームーン」を見ようとしませんでした。

とはいえ、根っこの部分では見たいという気持ちが強くあったので、何かとツマラナイ・幼い理由を作っては、ちょくちょく見てはいましたがw
こういう感情も、中学生くらいをピークにして根強く残っているような。
勿論個人差はあるとして。
同様にして、作品(雑誌)のターゲット層を意識しすぎる部分ってあるんじゃないかと推測します。
「子供の見る(読む)作品なんて見れるかよ」という感じに。
「年齢と共に自然に"読めなくなる"(楽しめなくなる)」最大の理由は、ここにあるのかなと。

まとめ

本題に戻ります。
「小児向け作品を大人が楽しめる理由」。

先程まで展開させていた暴論が正しいと仮定するならば、思春期特有の感情が無いから…なのかなと。
「興味関心が薄れるから、余計に作品を面白く感じれなくなる。」というのも、どこかの時点で「こちら側の世界」に戻って来ている以上、関心はバリバリある訳ですし。

自分の部屋があって、自分のテレビを持てて、人の目を気にする必要もなく、また、気にする理由すら無い。
世間の目を気にする事はあっても、TOPさえ弁えれば済む話ですしね。

小児向け作品もそうで無い作品も、描かれている内容自体には大差がない。(過度なスプラッタ表現や性的なものを除けば)
ただ、表現が幼かったり(子供向けだったり)、荒唐無稽な要素が強かったりするくらいですかね。
本質部分は一緒だし、変な阻害要因も無いので、素直に視聴出来ている。

だから、大人でも小児向けアニメに嵌るのは不思議でも何でも無い事なのかもしれませんね。