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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「ギルティクラウン」 第16話 僕のシュウへの嫌悪感はスタッフの手の内なのではという見解

この記事は

「ギルティクラウン」に関する感想と考察記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

重い。ただただ重い。

正直前回のハレちゃんの死以降、ただ只管に重い。
今回ラストでは、亞里沙まで退場しちゃったのかな。
wikipediaでは「いのりの中にいた真名に殺害される」って書かれてたけれど、まだ確定ではない筈。
見ていない次回予告の中で明言されているのかもですが、web予告は基本見ていませんので僕には分かりませんが。

と、まぁ、メイン級のキャラ…しかも女の子キャラが続々と退場して、
更には
ヴォイドの破壊=持ち主のAP進行による死
等というトンデモナイ設定まで明かされて、もはや見る影もない程暗い作風となっています。

そんな中、光とならなければならない筈の主人公のシュウが率先してダークヒーロー道を進んでいます。
このままこのアニメは、バッドエンドで終わるのか?
ちょっと考えを纏めてみました。

見ていて嫌悪感すら抱くシュウ

あまり書きたくない事なのですが…。
やはり最近のシュウは見ていてもヒドイ有様です。

ヴォイドランク制を採用し、自らは非道の王を演じている彼は、しかし、ブレにブレています。
ハレの犠牲を無駄にしない為に、これ以上犠牲者を増やしたくないという気持ちから「非道の王」を演じているものの、演じきれていないんですよね。

どこか甘さというか、彼の優しさが隠しきれていない。

八尋がこの演技に加担して(いるのかは定かでは無いですが、シュウの考えを察して加担しているものとして)それで初めてギリギリのところで成り立っているのが現状だと見ています。
そもそも制度自体八尋ら他人の考えたことをただ試行しているだけなので、シュウの強い意志が見えないのです。

本気で「一人でも多くの人間を助けるために、ランク制を行っている」のであれば、
例えば颯太を見捨てるような判断を下した際に文句を言っていた生徒達をアルゴのように最低限拘束すれば良かった。
恐怖統治を徹底させる事で、無理矢理に素人を結束させ「一つの目的を遂行させる集団」に持って行くようにすべきだと思うのですよね。
それをしないで反乱因子を放置している時点で、シュウの王国は崩壊の未来しか見えないのです。

どうも中途半端で、だから「犠牲者を増やしたくない」という本音もぼやけて見えてしまっている。

そもそもこれまでも何度も”それまでのシュウ”を吹っ切って「ヒーロー」として覚醒する機会があったにも関わらず殆ど前進が見られない所に、
僕のフラストレーションが溜まって、そういう風に見てしまっているだけなのかもしれません。
この事は否定しきれません。

てなわけで、やや強く否定的な目線でシュウを見てしまっている僕はちょっと異常だとしても、それでも「シュウを悪く見せる事」は、作劇上”わざとやっている”と見做して良いのではと考えています。

シュウに嫌悪感を抱かせる事は計算通りなのではという考え

これは結構マジでそうだと思い込んでいたりします。
今後の展開上、この事は非常に重要な意味を持っているとも考えています。

こう考えている最大の理由は、メガネとロンゲのムカツク男子コンビがシュウの側近という立場で描かれている事です。
え?名前ですか?申し訳ないのですが、録画していないので調べられないのです。
wikipediaにも載っていないので、これでご容赦くださいませ。
見ている方には、これだけでも通じてくれていると信じていますw

閑話休題。
えとですね。
このコンビ。あからさまな嫌な奴として描かれていました。
普通ならば一度主人公側にあしらわれて、フェードアウトしていくような典型的な小物の悪党です。
ですが、このコンビは退場せずに未だに出続けている。
しかも主人公の側近という”大出世”を遂げている訳ですよ。

このコンビが改心などして「分かりやすいヒロイズムを掲げるキャラ」になっていれば、こういう事も有り得るかもですが、中身は変わってませんよね。
逆に分不相応な力を得て増長しているようにすら見えました。

つまり、誰が見ても分かる”悪役”を”味方につけている”時点で、”シュウを悪役と見て欲しい”という意図が見れると思っているのです。
そうすると、この後の展開も予測がつきます。
あくまでこの考えが正しいという前提ではありますが、この先シュウは本当の意味で「王」として覚醒するのでしょう。
自分の考えを正しく遂行する王として。
ハレが真に望んだ「やさしい王様」となるのでしょう。

シュウを”悪役”に落とした理由はこれしか思い浮かびません。
その切欠が涯の”復活”なんじゃないかな。
復活と言っても生き返った訳では無いでしょうから、生前の涯とは”別人”の筈。
ですが、彼がシュウを戴冠させる事になるのではと思っております。


最終的に物語がどう落ち着くのかは見当もつきません。
シュウやいのりが死んでしまうかもしれない。
これ以上メインキャラが死なないで終わるかもしれないし、まさかの全員復活エンドとかあるかもしれない。
ハッピーエンドなのかバッドエンドになるのかも分かりません。
が、この辛く重くるしい展開の後には必ず光溢れる展開が待っていると信じております。