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アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「偽物語」 第5話 月と吸血鬼の関係から想像する火憐編の結末

この記事は

「偽物語」に関する感想と考察記事です。
ネタバレありますのでご注意下さいませ。

核心に迫ってきた「かれんビー」編

全7話と言われているエピソードも今回で5話目。という事で、いよいよもって核心に迫ってきた感じですね。
僕は原作未読なので、毎回本当に楽しんでおります。
原作ファンでも楽しまれている方は沢山いらっしゃるでしょうが、でも結末を予想するという楽しみ方は、未読者の特権ですよね。
その分色々と変な妄想を膨らませてドツボに嵌っちゃったりもしますが、それも含めて楽しんでおります。

という事で、今回もまたまた妄想してみましょう。
このエピソードの結末…とはいえ細部まで想像するのは僕には不可能なので、あくまで「こうなるんじゃないかな」レベルの軽い感じで。
ではでは、いきましょう!
(本稿はアニメ「偽物語」第5話の内容について書いています。未視聴の方はご注意下さいませ)

普通に感想から

相も変わらずの会話劇。
面白かったのは、火憐と貝木の会話(対決)シーン。
映像からして禍々しかったですね。黒と白のストライプだけの部屋での会話。
見ているだけで気がおかしくなりそうな風景で、気のおかしい貝木が不気味に映えていました。

映像も面白かったのですが、この2人の自己紹介部分が個人的には最も惹かれた部分ですね。
自分の名前の漢字を子細に説明する2人。
そこに共通する漢字である「木」の説明の仕方に2人の特徴が端的に表れていたなって思ったのです。

火憐は「若木」を用いて、貝木は「枯木」を用いていました。
2人の対決はこのイメージ通りだったなぁって。
火憐はまっすぐに正しい事を突き付けるけれど、貝木の老練でいて悪辣な言葉に圧されていって…。
西尾氏的に言葉遊びで捉えるならば、
「若木」⇒「わかぎ」⇒「若気(「わかぎ」とも読む)」
と転じて「若気の至り」なんて言葉も連想出来る展開。

会話の中身的には面白くない悪の自己主張シーンでしたけれど、それでもこんな事を思えるような遊び心に溢れた台詞が
作品全体を一層楽しませてくれる、ある意味この作品らしい象徴的なシーンだと感じましたね。

てな訳で普通?の感想はここまで。
このアニメ、面白いのですが中々に感想を書くのが困難なのですw
以下は妄想劇場です。

月が象徴的に描かれていると感じる

前回の冒頭シーンに遡ります。
大きな月が出て来て、阿良々木家の上空に覆いかぶさるように描かれていました。

全景が描かれていませんでしたので、あくまで想像でしかないのですが、満月のように見えます。

次に暦の部屋の描写に転じてみます。
今回のシリーズで、この部屋って重要な舞台の一つだと思っています。
4話に於ける翼との会話や5話の火憐とのやりとり等、話が大きく進展する場所として使われているからですね。
特に後者に於いては重要かなと思っています。

この5話。とても良い所で終わりました。
火憐の一言から怪異をうつすという解決案を思いついた暦は、忍からその方法を聞き出して、実の妹にキスすると宣言。
兄妹なのですからキス位普通な行為ですけれど、それは一定の年齢までの話ですよね。
彼らのような思春期真っ盛りにもなれば、普通はしない行為。
それをさらっと宣言しちゃう暦は、それ程マジなのだと伝わってくるのですが、それが火憐にはどう映るのか。
非常に気になる部分で引きとなっちゃいました。

閑話休題。
さてさて、兎も角重要な場所だと思っている暦の部屋。
ここにも月が印象的に描かれています。
先ずは照明から。

はい。どう見ても月ですね。中央の照明は太陽を表しているのでしょうか。
その周りに点在する球形の影を見ると、見事に朔望を表現しています。

続いて前回から登場のちょっと変わった形のソファーのようなもの。

黄色で塗られていて、まるで三日月のように見えます。
というか、そうとしか見えませんw
後ろにある謎の串団子状のオブジェ(クッション?)も月見団子を模しているのだと思うのです。
他にも黄色のタペストリーのようなものがあったり、兎も角月を象徴するようなものばかり見られるのですよね。

忍との仲直り。

原作読んでいない、「傷物語」を知らない僕からすると、この唐突な仲直りは驚きでしかありませんでした。
「化物語」では終ぞ一言もセリフが無かった忍が、突然現れたかと思ったら、今までが嘘のように喋りまくったのですから。
驚くなという方が無理です。
何故このタイミングなのか?

別に今で無くても良かったのではないかと思ったのですが、きっと意味があるのでしょうね。
考えられるうちで、最も有り得そうなのが、彼女の戦闘力を活かして事件を解決させる為。
つまり、貝木と戦ってもらうために、忍を「使える」状態にしたかったからではないかというものです。

凄く有り得そうですけれど、でも、これは無いかなと思ってしまいました。
貝木が弱そうだからw
多分…というか間違いなく暦一人で対処できるレベルの強さしかないんじゃないかなw
だからこの説は却下。

となると、あと思いつくのは”未だに暦が吸血鬼の能力を有している可能性を提示する事”だったのかなって。
前回のお風呂シーンの終盤で、まさしくそんな会話がありました。
暦の回復力に関する部分ですね。
「少なくとも治癒スキルはそこそこ残っておる様じゃしな」
この部分。これが言いたいがための仲直りだったのではと邪推した訳です。

月と吸血鬼

という訳で、2つのキーワードからググってみました。
するとこんなのが。

銀の銃弾で吸血鬼を倒した場合、その残骸を月の光の下にさらしてはならない。特に満月の光は吸血鬼や人狼を活性化させるとされている。
http://www.vampire.gs/g.html

吸血鬼の退治法に関するページですが、その中の一節が非常に興味深かったです。
僕はあまり精通していなかったので知らなかったのですが、これはもしかして”常識”レベルなのでしょうか。

ここからこのエピソードの顛末を妄想。
今回の気になるヒキ。
キスはするのかしないのか。
僕は「する」と思っています。
その結果暦に”病気”がうつり、彼はもがき苦しむことになる。
常人ならばそのままポックリといっちゃうかもですが、暦は吸血鬼の力を僅かながら有しているのですよね。
しかもお誂え向きに、この日は満月と来ている。
その月光によって治癒能力が活性化して、彼は病気を克服しちゃう。

その後は暦がなんとか貝木を見つけて、煮るなり焼くなりしてくれるんじゃないかなw


というような事を考えていますが、果たしてどうなるやらw
冒頭にも書きましたが、別にこれが的外れでも良いのです。こうやって想像するのが楽しいのですから。
想像して楽しめるほど楽しいアニメなんですよね。

残り2回。早いものですね。楽しく視聴して行こうと思っています。