アニメな日々、漫画な月日

アニメ、漫画の感想・考察

「けいおん!」実写化の噂から思う実写反対の理由

この記事は

「けいおん!」実写は見たくない!
そんな自分勝手な想いだけで書いた記事です。

実写化に関して言いたい事をつらつらと

「けいおん!」実写化の噂が出ています。
とはいえ、噂程度ならば随分前から出て来ていたのでしょうけれど、より現実味を帯びてきたのはやはり映画の成功があるからだと感じます。
最新の興行収入では15.9億円を記録し、「お金になるから」と誰もが思えるコンテンツだと証左された事が大きいのではないかなって。
(興収は公式発表ではありませんので、実際は1,2千万単位で前後する可能性あり)

ここ数年「けいおん!」に限らず、漫画・アニメの実写化が増えています。
ただどれもファンに歓迎されていないんですよね。
ごくごく最近では「ジョジョの奇妙な冒険」の”主演キャストの報道”(ネタ元がソースを記していない為、真偽不明)がネット上を中心に話題になっていると聞きます。

結果を見ても視聴率にしろ興行収入にしろ、「成功」と呼べるほどの成果を上げた作品はあまり思いつきません。
「花より男子」や「のだめカンタービレ」等少女漫画原作作品は比較的ヒットしている傾向が見られるものの、少年漫画になると皆無と言っていいかもしれない。
僕自身面白かったと言えるのは「金田一少年の事件簿」くらいです。これも初代の堂本剛氏版限定ですが。
世間的には「GTO」等もヒットしたと言えると思いますが、ここ数年ではやはり何も思い出せません。

では、何故面白いと思えないのか。実写化を受け付けないのか。
僕なりの理由をつらつらと綴らせて頂きます。

見え見え過ぎる露骨な商魂

やはり大きいのはこれですね。特に最近の作品に言える事なのですが…。
こんなこと書くと鼻で笑われそうですが、原作への愛とかリスペクトとか、そういう気持ちが全く見えないからなんですよね。
他分野で一定以上の成功を納めたコンテンツは相応の固定客を持っていて、制作側としてはそれだけで魅力となるのでしょう。
平たく言うと「金のなる木」なんですよね。ゼロから始めるオリジナル作品に比べ、失敗した時のリスクが少ない。
だから安易に飛びつくのでしょうけれども、これは大きな間違いだと僕は思っています。

「お金になるから」「スポンサーが付きやすいから」
そんな商売根性丸出しの企画を見せつけられても、手放しで喜べる筈が無い。
勿論、どんな作品であれ、利益を生むことを目的にされているのは理解しています。
商売なのですから当たり前です。ですが、そればかりが露骨に目につくようだと話は別です。
最近の実写化作品はそういったものばかりなんですよ。

キャスト先行・原作無視
話題作りしか考えていないような作品ばかりで、だから見たいとも思わないですし、見ても面白いと感じない。

なんか勘違いしちゃっているのが形ばかりに力を入れている作品。
漫画・アニメのキャラというのは、特徴づけるためにリアルでは考えられない様な奇抜な髪型やファッションをしています。
シルエットだけでキャラが判別出来るようにしている…とは「銀魂」で言ってました(笑)

この奇抜な部分だけを”再現”している(しようとしている)作品は先ず間違いなく駄作です。
駄作というのは言い過ぎですね。僕はそれだけで見る気を失います。
特に形だけ真似して、それだけで原作を尊重しているとでも言いたげな作品は絶対に見ません。
その原作を好きならば尚更です。

「お金になるから」と言った理由で企画された作品では無くて「原作が面白いから」という理由で企画された作品を見たいのですよね。
同じ実写化するならば。
最近オリジナル作品が作れない・作りづらいと言われているようですが、そんな制作側の事情は我々消費者には関係ありません。
特に漫画・アニメファンにとっては、迷惑ですらあります。
いい加減実写化乱発の風潮にも終わって欲しいなと切に願います。

もしホントに「けいおん!」が実写化したら

正直大反対ですよね。本当にw
ちょっとググったらAKBとかSKEとか出て来る。
僕はAKBとか本当に何も知らないのですが、それでもこれだけで「金の為」って臭いしかしないのが嫌すぎです。
彼女らが世間的に人気在るという事ぐらいは知ってますから。
自分の好きな作品が、アイドルの人気拡充のための道具に使われるのは考えたくも無い事です。

まぁ、内容を見た限り釣りっぽかったので、今の噂がそのまま実現するかどうかは実に怪しいですが、何にしろ実写化はして欲しくないです。
と、私怨っぽいことをグダグダ書いても仕方ないので、もっと違う「反対の理由」も書いて見ましょう。

「けいおん!」のコンテンツは完結した!

映画を以て「けいおん!」は綺麗に完結したものと思っています。
素晴らしく綺麗な終わりだと感じたからです。

映画見た方は分かると思いますが、これ以上の話は続けようが無いと感じたと思われます。
少なくとも高校でのお話はこれで最後だと。
あとはやるにしても蛇足にしか過ぎないんじゃないかな。

前述のように成績的にも歴史的な数字を記録しましたし、色々な意味で有終の美を飾る作品なのですよ。
「けいおん!」シリーズにとって今回の映画はそういう位置にあると思っています。

だからこそ、これを踏み荒らすような真似はして欲しくないというのが僕なりの「反対の理由」ですね。
アニメと実写は畑違いでありますが、同じタイトルを冠する以上実現すればどうしても無視できなくなります。
一つのコンテンツとしてみれば、アニメも実写も同じようにメディアミックス展開として扱われる。
となると、成否に寄らず、どうしても”蛇足”だと感じることでしょう。
実写化がダメというより、映像作品自体不要だと思うのです。

そんな訳で、実写化はして欲しくありません。

でも3期は見たいという願望

矛盾してる?いえ、してませんw
僕は原作をコミックスは買っていますが、雑誌では追っていません。
なので、大学編の詳細を知らないのですが、一つだけ言えることがあるのです。
それは、これまでの「けいおん!」とは大きく違うという事です。
別作品と言っても過言では無いかもしれない。それ程の変化があると思っています。


高校までの「けいおん!」は、軽音楽部という本当に小さなコミュニティ内で完結している作品でした。
メンバー5人を中心に、そこにさわちゃんや和、憂・純などがたまに顔を出す程度。
アニメではクラスメイトを子細に設定して、教室のシーンなどで描いていましたが、それでも中軸に入ってくる事は決してありませんでした。
本当に小さな小さな枠の中での出来事を描いていた。

大学編になると、まず唯達の「キャンパスライフ」と梓の「部活ライフ」の二手に分かれます。
(これは知ってるw)
もうこれだけで世界観がググッと広がってしまいました。
更に大学は高校に比べて生徒数が断然増えますので、唯達しかいないサークルという設定に無理が生じます。
その為、同じサークル仲間が増えます。

もう高校編までのようにHTTだけのほんわかライフという描写が不可能になったと思うのです。
原作読めてないので、これは間違った想像かもしれませんが。

だから3期になると、全く別の雰囲気に変わって、新たに”新しい作品”が始まるという印象をより強く感じられると思うのです。

先程「少なくとも高校でのお話はこれで最後」とも書きました。
なので、大学でのお話は蛇足になりませんw
それに、僕にとって3期は全然別の作品になるとも思っています。
だからこそ、大学編を描いた3期ならば見たいのです!


え?実写がその大学編ならば蛇足にならないって?
はは。
実写自体見たくないんですよ(オイ